今年上半期の外国人投資によるサンパウロ証券取引所の証券投資総額は170億レアル(2023年7月4日付けヴァロール紙)

6月30日の海外投資家はサンパウロ証券取引所B3で4億1,940万レアルの株式買い越し残を記録、6月の海外投資家の株式投資残高は、101億3,000万レアルと1月に記録した125億5,000万レアルの株式投資残高に次ぐ記録となっている。

また今年上半期のサンパウロ証券取引所の外国人投資家による累計株式投資残高は、170億1,000万レアルを記録している。

しかし6月30日だけの金融機関投資家は、B3の株式の売却総額は11億1,000万レアル、6月の金融機関投資家の累計売り越し総額は96億2,000万レアルに達し、5月までの過去12カ月間の累計購入総額黒字から赤字に転落している。

今年上半期の売り越し残高はマイナス262 億 1,000 万レアルを記録、これは株式業界資金の低迷が続いていることと一致している。 しかし大半の金融アナリストらは、今年下半期にSelic金利が低下するにつれてサンパウロ証券取引所の状況が逆転し始めると予想している。

6月30日だけの個人投資家の売り越し残高は5億2,730万レアル、6月の累計では10億9,000万レアルの赤字を計上したが、今年上半期の累計では19億7,000万レアルの黒字を計上している。

 

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