連邦政府は製造業部門活性化で設備投資向け優遇税制検討(2023年7月24日付けヴァロール紙)

ブラジル国内の製造業部門活性化のために、設備の近代化や最新鋭装置や機械の導入活性化に向けた政策の導入を検討しているとフェルナンド・ハダジ財務相は発表している。

製造業部門の設備の近代化や最新鋭装置や機械の導入活性化に向けた政策導入の予算として30億レアル~150億レアルが見込まれているが、政策導入は2024年からが予定されている。

連邦政府では、ブラジル国内の製造業部門の機械・装置の使用年数が減価償却期間を大幅に上回っており、早急な機械・装置の入れ替えや最新鋭機械・装置の導入を行う必要があるとジェラウド・アウキミン副大統領は指摘している。

新たな工業政策プログラムは「新産業化」計画を補完するもので、生産性を向上させ、より多くの経済成長、より多くの雇用と国民の収入を生み出すための措置を講じて、地元産業を国際舞台で再位置づけすることも目的とアウキミン副大統領は指摘している。

ハダジ財務相は、この工業政策導入に伴う税制恩典は、財政に影響を及ぼすものではないと説明、ブラジルの製造業部門の活性化には不可欠な工業政策になると説明している。

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