6 月の国庫庁の歳入総額は1,804億7,500万レアル (2023年7月25日付けヴァロール紙)

2023年6 月のブラジル国庫庁のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は、前年同月比マイナス 3,37%に相当する1,804億7,500万レアルに留まっている。

6 月のブラジル国庫庁の実質歳入総額1,804億7,500万レアルは、前年同月比マイナス 3,37%を記録したにも拘らず、統計を取り始めた1995年以降では昨年上半期に次ぐ歳入総額を記録している。今年上半期の累積歳入総額は、前年同期比 0,31%微増の 1兆1,430億レアルを記録している。

6 月のブラジル国庫庁の一般歳入総額は、マイナス2,70%の1749億5,600万レアル、今年上半期の累計一般歳入総額は1,58%増加の1兆890億レアルに留まっている。

6 月のブラジル国庫庁の石油などのロイヤリティ収入などの臨時歳入総額はマイナス 20,60%の55億1,900万レアルに留まっている。また今年上半期の累計臨時歳入総額は、マイナス19,87%の541億2,000万レアルと大幅に減少している。

6月のブラジル国庫庁の一般歳入総額がマイナス2,70%の1749億5,600万レアルに留まった要因として、燃料部門向け税率引き下げによる30億レアルの歳入減少及び工業製品税IPIの税率引き下げによる19憶レアルの歳入減少が挙げられる一方で、燃料を含む輸入税の引き上げによる14億レアルの増収が記録されている。

6月のブラジル国庫庁の一般歳入のうち法人所得税(IRPJ)と純利益に対する社会分担金(CSLL)による歳入はマイナス30,60%の 245億3,500万レアル、燃料に対する特定財源負担金(CIDE)はマイナス98,63%の30億レアルに留まっている。

6月のブラジル国庫庁の一般歳入のうち個人所得税(IRPF)はマイナス3,77%.の62億8,800万レアル、源泉所得税 (IRRF)は10,79%増加の173億8,000万レアル、社会統合基金/公務員財形計画(PIS/PASEP)及び社会保障賦課金(Cofins)は0,62%増加の355億4,300万レアルを記録している。

 

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