7日発表のブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートによると、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回同様4,84%に据置いた。
2024年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は3, 89%から3,88%に下方修正した一方で2025年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回同様3,50%.に据置いている。
今年末の政策誘導金利Selicは12%から11,75%に下方修正、2024年末のSelic金利は9,25%から9% 、2025年末のSelic金利は8,75%から8,50%に下方修正している。
ブラジル中銀の今年のIPCA指数の中央目標値を3.25%、2024年及び2025年の中央目標値を3.00%、許容範囲は±1.50%を設定している。
2023年のGDP伸び率は前回予想の2,24%から2,26%、2024年は1,30%、2025年のGDP伸び率は前回予想の1,30%.にそれぞれ据え置かれている。
今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$ 4,91からR$ 4,90、2024末の為替は前回同様R$ 5,00 に据置かれたが、2025年末の為替は前回同様にR$ 5,08に据置いている。