21日のブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートによると、2023年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の4.84%から4.90%に上方修正している。
2024年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回同様3.86%に据置、また2025年の広範囲消費者物価指数(IPCA)も前回同様3.50%に据置いている。
今年末の政策誘導金利Selicは前回同様11.75%に据置、2024年末のSelic金利は9% 、2025年末のSelic金利は8,50%とそれぞれ前回同様に据置いている。ブラジル中銀の今年のIPCA指数の中央目標値を3.25%、2024年及び2025年の中央目標値を3.00%、許容範囲は±1.50%を設定している。
今年のGDP伸び率は2,29%に据置、2024年のGDP伸び率は前回予想の1.30%から1.33%に上方修正した一方で、2025年のGDP伸び率は前回同様1.90%に据置いている。
今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$ 4.93からR$ 4,95に微調整、2024末の為替は前回同様R$ 5,00 に据置、2025年末の為替は前回同様にR$ 5,09に据置いている。