8月のクレジット残高は前月比1,1% 増加の5兆5,230億レアル (2023年9月27日付けヴァロール紙)

ブラジル中央銀行の発表によると、2023年8月のブラジル国内の銀行システムのクレジット残高は、前月比増加の5兆5,230億レアルを記録している。

また今年8月の過去12カ月間の累計クレジット残高は8,9%増加、8月のクレジット先が自由に選択できる自由クレジット残高は0,7%増加の3兆2,570億レアル、クレジット先が限定される限定クレジットは1,7%増加の2兆2,260億レアルを記録している。

今年8月の個人向けクレジット残高は1,3%増加の3兆3,600憶レアル、法人向けクレジット残高は0,9%増加の2兆1,630億レアルを記録している。

ブラジル中央銀行では今年のクレジット部門伸び率を前年比7,7%増加を予想、そのうち自由クレジット部門伸び率は6,3%増加、限定クレジット部門伸び率は9,6%増加を見込んでいる。

営業日数の増減など特定期間の特殊性を除いた季節調整済みの8月の新規クレジット部門は前月比0.4%増加している。

8月の 法人顧客向けの新規クレジットは前月比11.2%増加の2,314億レアルを記録。金融システムは個人向け新規クレジットは前月比8%増加の3,119億レアルを記録している。

8月の金融システムが課すクレジットの平均年間金利は、前月比0.4ポイント低下の30.7%となった。 過去12カ月間では 1.7 パーセントポイント増加している。

法人向けクレジット金利はマイナス0,3%の19,3%、個人向けクレジット金利は前月の37,1%から36,5%に低下している。また自由クレジット金利は前月の43,8%から43,5%に微減している。

8月の個人向け住宅購入クレジット残高は前月比0,5%増加の9,775憶レアル、過去12カ月間では10,1%増加している。前記同様に自動車購買向け個人クレジットは1,4%増加の2,747億レアルに達している。

 

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