10月の鉱工業部門の企業経営者景況感指数(ICI)は、前月比1.4ポイント減少の50,5ポイント(2023年10月16日付けヴァロール紙)

鉱工業部門の企業経営者対象の全国工業連盟(CNI)調査によると、2023年10月の企業経営者の景況感指数(Icei) は、前月の51,9ポイントから50,5ポイントと1,4ポイントと大幅に悪化しているが、辛うじて分岐点の50ポイントを上回っている。

今年9月の企業経営者の景況感指数(Icei)の前月比割れに続いて2カ月連続で減少しており、今後の景況感指数(Icei)の50ポイント割れが憂慮されている。

この企業経営者の景況感指数(Icei) 調査は、10月2日から6日にかけて1,323人の加盟企業経営者対象に実施。小規模企業は547社、中規模企業は483社、大規模企業は292社であった。

10月の企業経営者の現状の景況感指数は、1.7ポイント減少の45.6ポイントを50ポイントを割っている。ビジネスマンが過去6カ月間に比べて現在の業況が悪化していると見ていることを示唆している。

今後6か月間の企業経営者の景況感見通し指数(IE) は、1,2ポイント減少の53,0ポイントと分岐点の50ポイントを上回っており、先行き楽観的な見方が出てきている。

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