今年11月のブラジルの粗鋼生産は前年同月比3.8%増加の270万トン(2023年12月15日付けヴァロール紙)

ブラジル鉄鋼院(IABr)の発表によると、2023年11月のブラジルの粗鋼生産は、前年同月比3.8%増加の270万トンを記録、また圧延鋼生産は5.7%減少の180万トン、販売用半製品の生産は32.1%増加の79万9,000トンを記録している。

今年11月のブラジル国内の鉄鋼製品販売は、前年同月比2.1%減少の160万トン、鉄鋼製品の見かけ消費量は、2.5%増加の200万トンを記録している。

今年11月のブラジルの鉄鋼製品輸出は19.9%増加97万1,000トン、輸出金額は5,7%増加の7億2,300万ドルを記録している。

一方今年11月のブラジルの鉄鋼製品輸入は9.2%増加の35万6,000トン、輸入金額は7.0%減少の4億200万ドルに留まっている。今年初め11か月間の粗鋼の累積生産は、前年同期比7.1%減少の2,930万トンに留まっている。

また今年初め11か月間の圧延鋼の累積生産は、前年同期比8.5%減少の2,010万トン、今年初め11か月間の半製品の累積生産は、20.4%増加の880万トンを記録している。

今年初め11か月間のブラジルの鉄鋼製品販売は5.0%減少の1,800万トン、見かけ上の消費は、0.5%増加の2,200万トンを記録している。

今年初め11か月間のブラジルの鉄鋼製品輸入は49.9%増加の450万トン、輸入金額は20.7%増加の54億ドルを記録している。

今年初め11か月間のブラジルの鉄鋼製品輸出は0.9%減少の1,090万トン、輸出金額は8.6%減少の92億ドルであった。

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