昨年12月の月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は0,56% 、昨年は4,62% と目標上限値を下回った(2024年1月11日付けヴァロール紙及びIBGEサイトより抜粋)

ブラジルの正式なインフレ指数である昨年12月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は0,56% 、昨年は4,62% と目標上限値を下回った。

連邦政府の2023年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)の中央目標値は3,25%、許容範囲は±1.5%であり、目標下限値は1.75%,目標上限値4.75%を辛うじて下回った。

昨年12月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)の0,56%は2018年に記録した0,15%以降では最低のインフレ指数を記録、また通年では2019年に記録した4,31%以降では最低のインフレ指数を記録している。

Valor Data社が42社の金融機関及びコンサルタント会社対象の昨年12月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)調査によると、最低予想は0,36%、最高予想は0,67%、平均予想は0,49%であった。

昨年のIPCA指数4,62%は、Valor Data社の調査による最低予想4,41%、最高予想4,80%、平均予想4,55%を若干上回っている。

昨年のIPCA指数の部門別では食品・飲料部門のIPCA指数は1.03%増加したにも拘らず、2020年の11.64%を大幅に下回り、また2017年に記録した1.87%以降では最低の増加率に留まっている。

昨年6月~9月迄の4か月間の食品・飲料部門の累積IPCA指数はマイナス2.65%のデフレを記録していたが、10月~12月までの3か月間の累積IPC指数は2.06%増加を記録していた。

ブラジルの正式なインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)の予想として先行して発表、1最低サラリーから40最低サラリーの所得層を対象に調査、ブラジリア連邦直轄地とゴイアニア市の地方自治体に加えて、9大都市圏を対象に調査されている。

2022年11月~2023年12月までのIPCA指数の月間推移

2022年及び2023年のIPCA指数の部門別増減

2022年及び2023年のIPCA指数の地域別増減

 

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