Arezzo社とSoma社が合併(2024年2月5日付けヴァロール紙)

今月5日にArezzo社とSoma社が合併、Arezzo社&カンパニーによるSomaグループの法人化を通じて実行される。 Arezzo&Co 社は株式の 54%、Somaグループは 46%の株式 を保有することが決まっているが、新しい社名はまだ決まっていない。

Arezzo&Co社 の CEO である Alexandre Birman 氏は、Grupo Soma との合併によって生まれた会社は、新しいビジネスモデルを持つ新しい会社になると強調している。

両社の経営陣は今週月曜日にサンパウロ市で合併プレゼンテーションを開催し、今後の経営方針など詳細を明らかにする予定で、両社に業務運営について助言したXP社のギレルメ・ベンチモル取締役会会長も参加する。

新会社のアドバイザーとなるベンチモル氏は、今回の合併は過去12年間で最大の小売業の合併と説明、グルポ・ソーマのロベルト・ジャタヒ最高経営責任者(CEO)もこの合併劇を擁護している。 

両社の経営陣はまた、2024年は小売業界にとって再編の年になると説明。 2025 年までに、トップラインとトップラインのレバレッジが増大するとAlexandre Birman 氏は説明。合併には生産構造とチャネル管理の活用が含まれると付け加えている

両社の合併で34のブランド、2,056店舗、税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したもので、総資本に対してどの程度のキャッシュフローを産みだしたかを簡易的に示す(Ebitda) は15億レアル、フランチャイズ数は1,520、マルチブランド数は2万2,000となる。

営業経費と収益から大きな相乗効果が期待でき、新会社のグローバル戦略展開に舵を切ることができるとジャタヒ氏は説明している。

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