2023年の段ボール箱出荷高は前年比1%増加の405万3,000トン予想(2024年2月6日付けヴァロール紙)

昨年12 月の非公開データと 2023 年の累計結果を考慮すると、2024年の経済動向のバロメーターの段ボール箱、シート並びに板紙付属品を含む段ボール箱派生品出荷量は、前年比 1% 増加に相当する405 万 3, 000トンとブラジル包装紙協会(Empapel)では予想している。

ヴァロールデータ社の昨年11月の調査によると、2024年の段ボール箱出荷高予測は、前年比1.6%増加と盤ボール業界の暫定予測をわずかに下回る。それでも、今後は成長が見込まれており、新型コロナウイルス感染症以前の販売量との差はさらに拡大するとみられている。 2023 年の段ボール箱派生品出荷は、パンデミック前の前年である 2019 年に比べて 8.4% 増加している。

2023年の段ボール箱出荷は安定的に推移したが、今年は堅調に推移するとブラジル包装紙協会(EmpapelのJosé Carlos da Fonseca Junior会長は示唆している。

昨年12月のブラジル段ボール指数(IBPO)は、前年同月比4.11%上昇し140.5ポイントとなり、出荷量は31万5,495トンを記録している。

昨年第 4 四半期の盤ボール箱出荷は前年同期比 3.9%増加、 昨年下半期の段ボール箱出荷は前年同期比 0.8% 増加している。

ブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートでは、一般家庭の消費増加の影響を受けて、ブラジルの今年のGDP伸び率はが1.5%増加すると予測している。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=57526