2023年12月の一般小売販売は前月比マイナス1,3%、2023年は前年比1,7%増加(2024年2月7日付けヴァロール紙及びIBGEサイトより抜粋)

7日発表のブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、2023年12月の自動車や建材部門を除くインフレ指数を差引いた実質一般小売販売量は前月比マイナス1,3%、2023年は前年比1,7%増加を記録している。2022年は前年比1,0%増加を記録していた。

2023年第1四半期の一般小売販売量は前四半期比1,8%増加、第2四半期は0,1%増加、第3四半期は0.7%増加、 第4四半期はマイナス0.4%を記録していた。

また2023年第1四半期の広範囲小売販売量は前四半期比2.9%増加、第2四半期はマイナス0,8%、第3四半期は0.4%増加、 第4四半期は0.4%増加を記録していた。

昨年12月の自動車及び建材を含む広範囲小売販売は前月比マイナス1,1%、2023年の広範囲小売販売は前年比2.4%増加を記録している。

昨年12月の前月比の一般小売販売量のセクター別比較では調査対象の8セクターのうち6セクターでマイナスを記録、事務用品・情報通信機器セクターは-13,1%、家具・家電セクターは-7,0%、日用品・個人消費セクターは-3,8、繊維・衣類・履物セクターは-3,5%、書籍・雑誌・印刷物・製本セクターは-2,3%、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクターは-0,5%とそれぞれマイナスを記録している。

昨年12月の前月比の一般小売販売量のセクター別比較でプラスを記録したセクターは燃料・潤滑油セクターで1,5%増加、ハイパー・スーパーマーケット・食品・飲料・嗜好品セクターは0,8%増加を記録している。

昨年12月の前月比の自動車及び建材を含む広範囲小売販売のセクター別比較では、四輪・二輪・パーツセクターはマイナス4,5%、建材セクターもマイナス0,4%を記録している。

2023年1月~12月の月間小売販売量の推移

2014年12月以降の同月の一般小売販売の増減推移

2023年10月~12月の前月比、前年同月比、昨年の累計、過去12月間の累計一般小売販売・広範囲販売の増減推移

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