ブラジル地理統計院(IBGE)の継続的全国家庭サンプル調査(Pnad Continua)の調査結果を発表によると、2023年11月~2024年1月の四半期の月間平均失業率は7.6%を記録して、2023年8月~10月の前四半期の月間平均失業率7.6%と同率で推移している。
2023年10月~12月の四半期の月間平均失業率は、発表当時の7.6%から7.4%に下方修正されたが、失業率7.6%は2015年1月締めの四半期の月間平均失業率6.9%以降では最低の失業率となっていた。
Valor社が25社のコンサルタント及び金融機関対象の2024年1月締めの四半期の14歳以上の労働人口の月間平均失業調査では、最低予想は7.4%、最高予想は8.1%、平均予想の7.8%を0.2%下回った。
2024年1月締めの四半期の14歳以上の労働人口の月間平均失業者数は829万2,000人と線四半期比0.4%に相当する3万2,000人増加している。また前年同期比ではマイナス7.8%に相当する70万3,000人減少している。
2024年1月締めの四半期の労働人口は前四半期比0.4%に相当する38万7,000人増加の1億59万3,000人、前年同期比では2.0%に相当する195万7,000人増加を記録している。
2022年2月~4月の四半期以降の各四半期の平均失業率の推移