ルーラ政権支持率が60%に上昇(2023年8月16日付けヴァロール紙)

Genial銀行の委託を受けたクエスト社の調査では、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領の業績に対する支持率が上昇傾向にあることを示唆。 今年4月以降、労働者党PTの業績を肯定的に評価する人の割合は51%から60%に上昇し、最高レベルの支持率を獲得している。

一方で、ルーラ政権に対する非支持率は4月の42%から35%と大幅に減少している。また調査対象の5.0%は無回答となっている。

8月10日~14日にかけて実施された調査では、ルーラ政権にとって新たな1ページとなる結果で、調査分析したすべてのセグメントにおいて初めて、支持率が不支持率を数値的に上回る高結果となっている.

2022年の大統領選挙でルーラ氏の得票数が当時のジャイール・ボルソナロ大統領(PL)よりも少なかった南東部地域の支持率が55%、南部地域の支持率が59%にそれぞれ上昇している。

ルーラ大統領が最も人気のある地元の支持基盤である北東部地域の支持率は、 72% の高支持率を維持している。

また、最低賃金の5倍以上の収入を持つ有権者の支持率は49%に対して不支持率は48%、福音派の支持率は50%に対して、不支持率は46%とたとえ僅差であっても支持が不支持を上回った。

常にルーラ候補の女性の支持率が男性に支持率を上回っていたが、最後の調査では女性の支持率は60%に対して男性の支持率は59%に達し、技術的には互角の支持率を獲得している。

ルーラ大統領の政権運営調査では、肯定的に評価しているとの回答は前回調査の37%から42%に上昇。経験運営を否定的に評価している人は24% 。さらに政権運営が普通と回答したのは 29% であった。

ルーラ政権の政治的取り組みでで、最も優れた成果を上げたのは、農業向けクレジット提供のサフラプランで79%、と債務再交渉プログラムのo Desenrolaで70%に支持を得ている。税制改革に対する評価を主張する人は37%だった。

調査対象の回答で最も懸念事項として、犯罪と暴力という項目が「重大な問題」のランキングでトップの96%、次いで高金利が87%、人種問題80%、フェイクニュース及び失業がそれぞれ79%であった。Quaest社のルーラ政権支持率調査は2,029人に対面でインタビューを実施、回答誤差は∓2.2%が見込まれている。

 

今年上半期のブラジルの観光業界売上は14,9%増加の1124億レアル(2023年8月16日付けヴァロール紙)

サンパウロ州商業・サービス・観光連盟(Fecomercio SP)の発表によると、2023年上半期のブラジルの観光業界の売上は、前年同期比14,9%増加の1124レアルを記録して2015年以降では最高の売上を記録している。

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間サービス生産量調査(PMS)の発表によると、2023年6月のサービス部門提供量(生産性指標)は、前月比0.2%増加と5月の1.4%増加から大幅に減少したにも拘らず、Covid-19 パンデミック開始時の220年2月の水準を12.1%上回っているが、依然として過去最高水準であった2022年12月の水準を1.5%下回っている。

しかし今年上半期のブラジルの観光業界での売上では航空機輸送部門が牽引、上半期の航空会社の売上は前年同期比22,9%と大幅増加を記録している。

航空機による旅客数がCovid-19 パンデミック以前よりもすでに増加していることを示唆しており、これは昨年と比較して航空旅行の平均航空券が減少していることによって説明される。ちなみに、この現実は、今後数カ月間の同部門の収益の継続的な増加を鈍化させる傾向があるとFecomercioSPでは説明している。

今年上半期のレンタカー会社の売上は前年同期比22.4% 増加している。さらに、すべてのホテル チェーンを含む宿泊部門の収益も23.8% と大幅増加を記録している。

一方で、今年上半期の輸送部門でマイナスを記録したのは道路による陸上輸送部門でマイナス4,9%を記録している。FecomercioSP によると、今後の見通しとしては、ブラジルの主要都市でのレジャー旅行と企業イベントの再開の両方が活発化して、下半期も業績が堅調に推移する傾向が見込まれている。

下半期の業績が堅調な見通しは、ここ数カ月で雇用率の上昇とインフレの低下を記録したブラジル経済の改善と一致しており、一般消費者が観光関連商品に多くの消費が見込まれているとFecomercio-SPは指摘する。

 

運輸サービス部会開催

運輸サービス部会(大胡俊武部会長)は、20238月15日午前10時から11時30分まで12人が参加してオンライン形式で懇談会開催、 830日に自動車部会共催の第2フォーラム発表資料作成で意見交換を行った。

部会長フォーラムでの発表資料作成では、ドラフト資料を基に参加者がテーマ:2023年度上期の振り返り並びに今後の展望 副題:ブラジル・中南米における今後の事業展開~ルーラ新政権の経済政策・外交政策を踏まえて~に対して、海運、航空貨物、その他の物流及び旅行 ホテル 航空旅客、レンタカー部門では、コンテナの輸出入数量、自動車専用船船舶の状況、ドライバルク貨物、ウクライナ危機による供給問題、DU-IMP導入問題、インフレ及び金利の影響、自動車需要及び完成車輸送需要状況、海運業界の脱炭素化への取組、中近東経由直行便、短期ビザ免除、日本のインバウンドサービス対応などが挙げられた。

第2四半期のブラジル国内の27州対象の月間平均失業率は8%、僅か8州で前四半期比減少(2023年8月15日付けヴァロール紙及びIGBEサイトより抜粋)

ブラジル地理統計院(IBGE)の継続的全国家庭サンプル調査(Pnad Continua)の調査結果を発表によると、2023年第2四半期の27州対象の前四半期比の月間平均失業率は8%、僅か8州の失業率が前四半期比で減少を記録している。

今年第2四半期のブラジルの平均失業率は8%と第1四半期の平均失業率8,8%から0.8%の減少を記録している。今年第2四半期の失業率が最も高かったのはペルナンブーコ州の14,2%に対して、失業率が最も低かったのはローライマ州の2,4%であった。

今年第2四半期のブラジル国内の製造業部門を牽引するサンパウロ州の失業率は、7,8%と第1四半期の平均失業率8,5%から0.7%減少を記録している。

農畜産業が牽引する中西部地域の今年第2四半期の平均失業率は、第1四半期の平均失業率7%から5,7%と大幅に減少している。

今年第2四半期の男性の平均失業率は6,9%に対して、女性の平均失業率は9,6%と大幅な誤差が依然として生じている。また白人の平均失業率は6,3%と平均失業率を大幅に下回っている一方で、黒人の平均失業率は10%、褐色は9,3%とそれぞれ平均を大幅に上回っている。

2023年第1四半期及び第2四半期の各州の平均失業率の推移

 

2023年第1四半期及び第2四半期の各州の

2023年第2四半期の各州の自営業者の比率

2023年第2四半期の各州の正規雇用労働者の比率

ペトロブラスはガソリンを16,3%、ディーゼルを25,8%それぞれ値上げ(2023年8月15日付けヴァロール紙)

ペトロブラス石油公社は、今月16日から傘下の石油製油所のガソリンAのリットルあたりに卸売価格を16,3%に相当する0,41レアル値上げで2,93レアルになると発表している。

また同時にディーゼル燃料のリットル当たりの卸売価格も25,82%に相当する0,78レアルの値上げで3,80レアルが見込まれており、インフレ再燃の可能性が否定できなくなっている。

ガソリンポストで販売されるガソリンの組成として、A ガソリン 73% と無水エタノール 27% の混合が義務付けられており、最終消費者価格におけるペトロブラスのシェアは、ポンプで販売される 1 リットルあたり平均 2.14 レアルとなる。

ペトロブラスによる今年初め8か月間のガソリンAのリットル当たりの卸売価格は、0,15レアル値下げされている。

ガソリンポストで販売されるディーゼルの組成として、88% のディーゼル A と 12% のバイオディーゼルの混合が義務付けられていることを考慮すると、消費者価格におけるペトロブラスのシェアは平均して 3 レアルになります。ポンプで販売される 1 リットルあたり3,34レアルとなっている。

ペトロブラス社の以前の価格政策に代わる商業戦略の実施には、ペトロブラスの最良の精製および物流条件を価格設定に反映するパラメーターが組み込まれていることを明確にすることが重要で、これにより同社はガソリンとディーゼルの価格を引き下げることができ、ここ数週間でボラティリティと外部価格の急激な上昇の影響を緩和し、顧客に価格安定期間を提供したと説明している。

ペトロブラスはブラジル国内において自社製品の重要性を認識しており、同社は価格形成において国際市場や為替の連動変動の転嫁を回避しようとしていると強調している。

 

今年の中央政府の財政プライマリー収支は前回予想のGDP比79%から79,15%に相当する1,046億200万レアルの赤字(2023年8月14日付けヴァロール紙)

財務省のプリズム財政レポート(Prisma Fiscal )を基にした財務省エコノミストの2023年度の中央政府の財政プライマリー収支は、前回予想のGDP比79%から79,15%に相当する1,046億200万レアルの赤字が見込まれている。

また2024年の中央政府の財政プライマリー収支は、前回予想の819億3,000万レアルから848億2,500万レアルの赤字拡大が予想されている。

金融市場は今年末のブラジルの公的債務残高をGDP比0.1%ポイント引き上げた。また来年末ブラジルの公的債務残高をGDP比についても予想をGDP比0.15%ポイント引き上げた。

今年末時点のGDPに対する連邦政府公的債務残高の予測は常に中央値であり、7月時点のGDP比76.09%から8月時点のGDP比76.19%までの範囲となっている。 2024 年の場合、同じ期間内で推定値は GDP比79% から GDP比79.15% まで変化している。

2023年の中央政府の財政プライマリー収支赤字の見通しは、992億6,200万レアルから1,046億200万レアルに増加。 2024 年の場合、赤字予測は 819 億 3,000 万レアルから 848 億 2,500 万レアルに増加している。

2023年の連邦政府の歳入は前回予想の2兆3530億レアルから2兆3,510億レアルに増加。純歳入の場合、 1 兆 9,260 億レアルから 1 兆 9,210 億レアル に微減。同様に、総経費は 2 兆 200 億レアルから 2 兆 220 億レアルに増加している。

 

6月の経済活動指数(IBC-Br)は、前月比0,63%増加(2023年8月14日付けヴァロール紙)

14日ブラジル中銀発表の2023年6月のGDP伸び率の先行指標となる経済活動指数(IBC-Br)は、前月比0,63%増加して、5月の経済活動指数(IBC-Br)のマイナス2,00%から移転して増加に転じている。

Valor Data社によるコンサルタント会社及び金融機関対象の6月の経済活動指数(IBC-Br)調査では、最低予想はマイナス0.9%、最高予想は1.1%増加、平均予想は0.65%増加であった。

6月の過去12カ月間の累積経済活動指数(IBC-Br)は3,35%増加、6月の累積経済活動指数(IBC-Br)は前年同月比2,10%増加している。今年第2四半期の月間平均経済活動指数(IBC-Br)はマイナス0,21%を記録している。

IBC-Br の計算方法は、ブラジル地理統計院(IBGE) が計算する国内総生産の計算方法とは異なり、毎月の頻度の BC 指標は、経済活動の進化をより頻繁にモニタリングすることを可能にし、四半期ごとの頻度の国内総生産 (GDP) は、より包括的な状況を説明している。

2022年6月~2023年6月までの月間経済活動指数(IBC-Br)の推移

 

2022年6月~2023年6月までの過去12カ月間の累計経済活動指数(IBC-Br)の推移

 

2022年6月~2023年6月までの各四半期の月間平均経済活動指数(IBC-Br)の推移

エンブラエル社の第2四半期の純損失は9,620万レアル (2023年8月14日付けヴァロール紙)

商業航空機とエグゼクティブジェット機の販売量が力強く回復した中で、エンブラエル社の2023年第2四半期の純損失は、前年同期比87%減少に相当する9,620万レアルを記録している。

エンブラエル社の第2四半期の純売上は、商用ジェット機の売上が56,5% 、エグゼクティブジェット機の売上が39,1% とそれぞれ大幅増加したために26%増加の63億6,000万レアルを記録している。

エンブラエル社の第2四半期の税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したもので、総資本に対してどの程度のキャッシュフローを産みだしたかを簡易的に示す(Ebitda) は、第 1 四半期の13倍以上に相当する 7億2,410万レアルを記録している。

6月末のエンブラエルの純負債は70億レアルと、3月末の72億3,000万レアルから若干減少、同社は第2四半期に47機のジェット機を納入し、そのうち17機が商用機、30機がエグゼクティブ機(小型機19機、中型機11機)で、2022年の同時期と比べて47%増加している。

エンブラエル社の第2四半期の民間航空機部門売上は前年同期比56%増加の23億2,000万レアルに達し、しかし、粗利益率は一時的な影響で13.2%から12.9%に低下した。

エグゼクティブ・アビエーション部門の純収益は39% 増加の 18 億 5,000 万レアル。しかし、粗利益率も 22.2% から 19.7% に低下している。

防衛部門の収益は 4 億 1,070 万レアルで、上半期の収益認識の遅れにより 1 年間で 28% 減少。粗利益率は昨年第2四半期の28.2%増加から一転してマイナス1%を記録している。

サービスとサポート部門では、エンブラエルの売上高は7%増加の16億8,000万レアルで7%の成長、粗利益率はマイナス31.8%に相当する24.3%に留まった。

新経済成長加速プログラム(PAC-3)の投資総額は1兆7,000億レアル (2023年8月11日付けヴァロール紙)

ルーラ大統領は投資総額が1兆7,000億レアルに達する新経済成長加速プログラム(PAC-3)を発表、2026年までの投資は投資総額1兆7,000億レアルの大半を占める1兆4,000億レアルが見込まれており、投資金の大半は民間部門からの投資が見込まれている。

2007年に左派政権の労働者党のルーラ大統領は、国内経済を牽引するために経済成長加速プログラム(PAC-1)発表、ジウマ・ロウセフ政権では引き継ぐために経済成長加速プログラム(PAC-2)発表していた。

新経済成長加速プログラム(PAC-3)の課題はプロジェクト工事の完工率を引き上げることであり、2007 年から 2010 年のPAC-1では 10% 未満、2010 年以降)のPAC-2 では僅かに 25% を上回る完工率に過ぎなかった。

投資総額1.7兆レアルが9つの産業分野に投資され、そのうち1.4兆レアルは2026年までとなる。新しいPAC-3の投資金は連邦政府の一般予算から3,710億レアルが見込まれており、国有企業から3,430億レアル。3,620億レアルはファイナンス。そして民間部門からは6,120億レアルの資金調達が見込まれている。

PAC-3の投資先及び投資金額分配金

持続可能でレジリエントな都市部門、6,100億レアル。

エネルギー移行と安全保障部門、5,400億レアル。

効率的で持続可能な輸送部門、3,490億レアル。

防衛部門は530億レアル。

教育部門、450億レアル。

健康・保健部門、310億レアル。

すべての人に水をプロジェクト部門、300億レアル。

デジタル インクルージョンとコネクティビティ部門、280 億レアル。

社会的かつ包括的なインフラストラクチャー部門、20億レアル。

社会経済開発銀行(BNDES)のアロイジオ・メルカダンテ総裁は、同銀行がPAC-3プロジェクトを支援するために4,400億レアルに達する資金を用意していると説明している。

7月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、6月の0.08%のデフレから反転して0.12%のインフレ(2023年8月11日付けIBGEサイトより抜粋)

2023年7月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、6月の0.08%のデフレから反転して0.12%のインフレを記録、今年初め7か月間の累積IPCA指数は2.99%、7月の過去12カ月間の累積IPCA指数は3.99%と6月の3.16%よりも大幅に上昇している。

今年7月の広範囲消費者物価指数(IPCA)のグループ別で最もインパクトを与えたのは、輸送部門で値上がり幅は1.50%、インパクト指数は0.31ポイント、一方最も値下げが大きかったのは、住居部門で値下がり幅はマイナス1.01%、インパクト指数はマイナス0.16%、食品・飲料部門はマイナス0.46%、0.10ポイントであった。

Grupo Variação (%) Impacto (p.p.)
Junho Julho Junho Julho
Índice Geral -0,08 0,12 -0,08 0,12
Alimentação e bebidas -0,66 -0,46 -0,14 -0,10
Habitação 0,69 -1,01 0,10 -0,16
Artigos de residência -0,42 0,04 -0,02 0,00
Vestuário 0,35 -0,24 0,02 -0,01
Transportes -0,41 1,50 -0,08 0,31
Saúde e cuidados pessoais 0,11 0,26 0,01 0,03
Despesas pessoais 0,36 0,38 0,04 0,04
Educação 0,06 0,13 0,00 0,01
Comunicação -0,14 0,00 -0,01 0,00

2023年6月及び7月の部門別のIPCA指数の変動率及びインパクトポイント

輸送部門で値上がり幅1.50%の中で最も値上がりしたのはガソリンで4.75%、自動車向けガス3.84%、エタノール1.57%とそれぞれ値上りした一方で、ディーゼル燃料は1.37%値下がりしている。またエアーチケットは4.97%、新車価格は1.65%それぞれ大幅な値上がりを記録している。

また輸送部門では高速道路料金は2.44%値上り、サンパウロ州内の高速道路料金は7月1日から3.24%値上り、フォルタレーザ市のタクシー料金、ベロ・オリゾンテ市の都市バス、レシーフェ市の都市間バスなどは7月から料金改正が行われていた。

また食品・飲料部門のマイナス0.46%の内訳は、内食部門はマイナス0.72%と6月のマイナス1.07%に続いて2カ月連続でマイナスを記録、またフェジョン・カリオカ豆はマイナス9.24%、大豆油マイナス4.77%、バラ鶏肉マイナス2.64%、牛肉マイナス2.14%、長期保存用ミルクはマイナス1.86%を記録している。

一方フルーツは1.91%値上りしたが、特にバナナは4.44%、パパイヤは3.25%それぞれ大幅に値上がりしている。7月の外食は6月の0.46%値上りから0.21%と半分以下の値上がりに留まり、前記同様に軽食は0.68%増加から0.49%増加、レストランの食事は0.35%増加から0.15%増加と値上がり幅が縮小している。

7月の住居関連部門のマイナス1.01%の内訳は電力エネルギー料金はイタイプー水力発電所の料金引き下げが牽引して3.89%値下がり、特に電力エネルギーを供給しているポルト・アレグレ市、サンパウロ市、クリチーバ市で7月から電力料金の改正が行われている。

Região Peso Regional (%) Variação (%) Variação
Acumulada (%)
Junho Julho Ano 12 meses
Porto Alegre 8,61 -0,02 0,53 3,36 3,73
Recife 3,92 0,28 0,40 2,93 3,31
Brasília 4,06 -0,40 0,34 2,64 4,62
Rio Branco 0,51 -0,50 0,31 2,42 3,90
Curitiba 8,09 0,03 0,28 3,24 3,82
Aracaju 1,03 0,26 0,26 3,52 4,29
Belém 3,94 -0,09 0,26 2,87 4,76
Salvador 5,99 -0,23 0,25 3,26 4,05
Fortaleza 3,23 -0,40 0,17 2,86 2,97
Goiânia 4,17 -0,97 0,16 2,22 3,65
São Luís 1,62 -0,62 0,05 0,96 1,80
Vitória 1,86 0,06 0,04 3,14 5,19
Rio de Janeiro 9,43 -0,20 0,03 2,51 3,52
São Paulo 32,28 -0,01 -0,02 3,10 4,49
Campo Grande 1,57 -0,14 -0,12 2,79 3,29
Belo Horizonte 9,69 0,31 -0,16 3,30 3,49
Brasil 100,00 -0,08 0,12 2,99 3,99

2023年6月及び7月の都市別のIPCA指数の変動率及びインパクトポイント