PWCのカロリーナ・サカマが小辞典制作で表敬訪問

プライスウオータ−ハウスクーパーズ社総務コーデネーターのカロリーナ・サカマ女史は1月29日に、同社マーケティング部のエドワルド・ルッケ氏、クラウジオ・ヴィエイラ部長と共に商工会議所を表敬訪問、対応した平田事務局長に日本移民100周年を記念して、同社ではポルトガル語-英語-日本語の技術用語小辞典の制作を検討しており、編集パートナーについて相談、平田事務局長は共同編集の検討を伝えた。

左からプライスウオーターハウスクパーズ社のルッケ部長/サカマコーデネーター/ヴィエイラ部長/平田事務局長

小原彰元陸軍少将が大竹富江モニュメントプロジェクト紹介で表敬訪問

小原彰元陸軍少将は1月29日に、100周年記念祭典実行委員会の松尾治委員長、グアルーリョス文化体育連合のフェルナンド・ムクノ会長、ヒロタカ・ナカマツ財務担当と一緒に商工会議所を訪れ、田中信会頭、山田唯資監事会議長、日系社会委員会の窪田敏朗委員長、平田藤義事務局長に、グアルーリョス国際空港に建設予定の有名な彫刻家の大竹富江氏が制作した日本移民100周年記念モニュメントプロジェクトをパワーポイントを使って説明、ご支援いただいた支援者や企業名を後生まで残るようにプレートに記載、日系コミュニティや会議所会員企業の協力を要請した。

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左から窪田日系社会委員長/グアルーリョス文化体育連合のフェルナンド・ムクノ会長/山田監事会議長/小原彰元陸軍少将/田中会頭/ヒロタカ・ナカマツ財務担当/松尾治100周年実行委員長/平田事務局長

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パワーポイントで記念モニュメントの説明をする小原元少将

サンタ・クルス病院関係者一行が表敬訪問

サンタ・クルス病院の横田パウロ理事長一行は1月29日に商工会議所を表敬訪問、田中信会頭、山田唯資監事会議長、窪田敏朗日系社会委員長、平田藤義事務局長が応対、サンタ・クルス病院プロジェクトの紹介を2月15日の懇親昼食会の3分間スピーチで発表することを決めた。

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左から平田事務局長/山田監事会議長/窪田日系社会委員長/田中会頭/サンタ・クルズ病院の横田パウロ理事長/尾崎ミルトン院長/荒木文雄技師

1月の海外からの直接投資は40億ドルに達している

1月の海外からの直接投資はすでに40億ドルに達しており、前年同月の24億ドルをすでに突破したが、海外投資家はサンパウロ証券取引所や確定金利ファンドから18億ドルの資金を引上げている。

この海外からの直接投資金は、エイケ・バチスタ氏がMMX社の所有株をアングロ・アメリカ社に55億ドルに売却した資金の一部も含まれており、今年は昨年並みの346億ドルの流入が予想されている。

しかし世界金融不安で荒れている現在は海外投資家のブラジルへの投資を見合わせる傾向があり、また電力エネルギー供給の先行き不安定と共に、今年前半の海外からの直接投資は減少する可能性がある。(29日付けエスタード紙)

昨年12月の経常収支は6億9,900万ドルの赤字

昨年12月の経常収支は6億9,900万ドルの赤字を計上して、2001年同月以来の最も悪い収支となり、昨年1年間の経常収支もGDP比0.27%の35億5,000万ドルの黒字となったが、前年のGDP比1.27%の136億2,100万ドルから大幅に減少した。

昨年の経常収支黒字が前年からGDP比1.0%と大幅に減少したのは、レアル高傾向の継続で2003年初めから続いていた経常収支黒字の終焉の可能性を示している。

昨年の中銀のドル介入は786億ドルに達して、前年の外貨準備高858億3,900万ドルを1,803億3,000万ドルにまで押上げる要因となり、レア ル高で外資企業の利益を押上げて、利益の海外送金は前年比29.85%増加の212億ドルで記録を塗り替えている。(29日付けエスタード紙)

部会長シンポジウム資料作成で運輸サービス部会開催

今年初めての運輸サービス部会(寺本久男部会長)が1月29日午後2時から商工会議所会議室に10人が参加して開催、2月12日の業種別部会長シンポジウムの資料作成のために、出席者はそれぞれ昨年の実績の回顧と今年の展望を発表した。

昨年の回顧ではレアル高と旺盛な内需で輸入が大幅増加、海上輸送のスペース確保の困難Radarの電子サイン化、TAM航空機事故にも関わらず国内、海外 とも搭乗客増加したが、発着遅延多発、継続する空港混乱、セルラー加入者が1億2000万人突破、デジタル放送の開始、電子ノッタ発行が300万枚突破、 Eコマースの売上が50%以上増加、ノートブックの売上が倍増、CPMF暫定令延長中止によるIOF増税や代替税の発令などが話題になった。

今年の展望ではレアル高継続による輸出の落込み懸念、自動車産業界の好調維持、日伯交流年でのイベント貨物輸送の増加、船便BL管理のSISCARGAシ ステムの義務化、エンジニアの人材確保困難に伴う賃金の上昇、食料供給地域でのインフラ改善、航空運賃自由化、航空燃料サーチャージャーの徴収自由化、グ アルーリョス空港の駐機料の壊滅的値上げ通告、OI社のブラジル・テレコンの買収による再寡占化、停電リスクなどが話題になって意見の交換が行なわれた。

出席者は寺本久男部会長(JAL),森田透副部会長(SANKYU)、岐部ルイス副部長(UBIK)、和田亮氏(日本通運)、丸山亘氏(NYK)、田村洋 一郎氏(NTT),村田エリカ氏(SUZUYO),山下日彬(ヤコン)、田畑篤史副領事(サンパウロ総領事館)、平田藤義事務局長

 

左から森田副部会長/寺本部会長/岐部副部会長

部会長シンポ資料作成で意見の交換

IPO企業の株価は大幅に下落

2004年以降に新規株式上場(IPO)した海外投資家の比率が高い50企業の1月24日の平均株価は, 今年だけでサンパウロ平均株価指数の約2倍に相当する19.45%も下落している。

下落幅が大きな要因として、IPO株は海外投資家比率が75%と大きく、多くの海外投資が投資金を引揚げに動いており、先週はその比率が52%まで低下している。

今年にいってミナス州の水道会社Copasa社やNorseエネルギー社など23企業が、新規株式上場の先送りを余儀なくされており、またペルナンブーコ州の建設会社Moura・Dubeux社は、昨年8月と今年1月の上場機会を失っている。(28日付けエスタード紙)

コチア郡内に第3エアポート建設か

民間航空庁(Anac)はサンパウロの第3エアポート建設候補地として、サンパウロ幹線環状線道路の南区間に程近いコチア郡カウカイア・デ・アウト地区を優良候補地に挙げており、8ヶ所の候補地から2009年6月までに決定する。

サンパウロ北西部に位置するジュンジアイは、グアルーリョス国際空港及びカンピーナスのビラコッポス国際空港の中間に位置するために、飛行空間での混雑が予想されるために、空港建設は見送られると予想されている。

第3空港はコンゴ二アス空港と同様の1,200万人から1,500万人の搭乗客を扱うハブ空港で、国内便向けが想定されており、またコチア郡はコンゴ二アス空港にも近い。(28日付けヴァロール紙)

FIESPから日本への企業ミッション派遣案内で訪問

サンパウロ州工業連盟(FIESP)は交流年/日本移民100周年の今年は4月17日から27日まで、聖州開発局長で副知事でもあるアルベルト・ゴールドマン氏を団長に100人を超える日伯企業ミッションを日本に派遣するが、その案内にFIESPのイベントアナリストのレナータ・カルネイロ女史、マーケティングアナリストのマリア・ルイザ・アルブケルケ女史ガ1月28日に商工会議所会議所を訪問、平田事務局長と日下野総務担当が応対した。

今回のミッションは移民100周年の今年は日本関連事業を優先、食品関係、ソフトウエア、自動車部品、繊維、観光産業、ファッション、家具、装飾品や宝石などは日本の輸入業、卸売り業や小売業界の大企業や中小企業との商談会を予定、ブラジル製品の輸出促進、ブラジルの海外でのイメージや存在感アップ、ブラジルへの投資促進を目的にミッションの派遣を行なう。

日伯企業ミッションの詳細は www.fiesp.com.br/missaojapao

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平田事務局長/Fiespのレナータ・カルネイロ女史/マリア・アルブケルケ女史/日下野総務担当

戸田建設の井上舜三社長が表敬訪問

戸田建設本社の井上舜三社長はブラジル戸田建設の阿部勇、本社秘書課長の茂木英司社長秘書と共に、戸田建設が建設したブラジル日本商工会議所が入居する協栄パウリスタを訪問した折、商工会議所を表敬訪問、平田事務局長と話合った。

左からブラジル戸田建設の阿部社長/平田事務局長/戸田建設本社の井上舜三社長/茂木英司社長秘書