今月26日までのサンパウロ証券取引所(Bovespa)の出来高は、昨年の5,308億レアルを92%と大幅に上回る1兆190億レアルに達して記録を更新、これにはアフターマーケットやオプション取引は含まれていない。
しかしサンパウロ証券取引所の株取引は、20大企業の銘柄の出来高が58.5%を占めており、これらの中の一社の銘柄の変動で株価は大きく左右する。
上場企業で最も出来高の多いのは、ペトロブラスで出来高全体の13.5%、ヴァーレ・ド・リオドーセ社も11.4%で圧倒しており、ブラデスコ銀行が3.3%で3位となっている。
今年中にサンパウロ証券取引所に新規上場したのは64社で、昨年の26社から大幅に増加、今年のサンパウロ平均株価指数は、40%以上の値上がりが予想されている。(28日付けエスタード紙)