ヘッドハンティング及びコンサルタント業務のエゴンゼンターインターナショナルのレナット・ソウザ・ネット取締役が10月10日に商工会議所を訪れて、平田事務局長と懇談、レナット取締役は新入会員加盟申込み書を受取り、19日の懇親昼食会で新入会員として企業を紹介、田中信会頭から会員証の授与が予定されている。レナット取締役はパウロ・レナット・ソウザ元教育相の子息。同社のサイトは( www.egonzehnder.com )
ヘッドハンティング及びコンサルタント業務のエゴンゼンターインターナショナルのレナット・ソウザ・ネット取締役が10月10日に商工会議所を訪れて、平田事務局長と懇談、レナット取締役は新入会員加盟申込み書を受取り、19日の懇親昼食会で新入会員として企業を紹介、田中信会頭から会員証の授与が予定されている。レナット取締役はパウロ・レナット・ソウザ元教育相の子息。同社のサイトは( www.egonzehnder.com )
鉄鋼業界の再編や鉄鋼製品の生産・消費のグローバル化に対応するために、ブラジルの製鉄会社は盛んに海外での買収を進めており、ウジミナスは2015年までに、ブラジルでの増産に90億ドルの投資と平行して、米国やヨーロッパ連合国での買収を進める。
鉄鉱石の海上輸送費がトン当たり80ドルまで上昇しており、世界の大手鉄鋼会社は、鉄鉱石の生産地近くで半製品を生産して、消費地に輸出する傾向となって きており、チッセン・クルップがリオ州、上海宝鋼集団がエスピリット・サント州で、それぞれリオドーセ社と共同で生産して輸出する。
またCSN製鉄はリオ州イタグアイで年産300万トン、ヴォトランチンがリオ州レゼンデ、ウジミナスはミナス州イパチンガとサンパウロ州クバトンの製鉄所に投資する。
今年の中国の鉄鋼生産は、前年比12%増加の4億8,000万トンが予想されており、今年の世界の鉄鋼生産量は7.1%、来年は6.9%それぞれ増加が見 込まれているが、ブラジルは2012年までに565億ドルを投資して、年産7,800万トンの鉄鋼生産が予想されている。(10日付けエスタード紙)
田中信会頭は10月10日午後7時からテラッソ・ダスルで開催されたエミレーツ航空の夕食会に、会議所を代表して出席した。
8月のサンパウロ州の鉱工業の伸び率は、自動車及び資本財生産が好調で前月比0.4%、前年同月比6.0%、今年8ヶ月間では4.7%それぞれ伸びている。
ブラジル地理統計院(IBGE)の調査では、全国14地域のうち10地域で前月を上回り、前年同月比では12地域で増加を記録しているが、輸出品目の繊維及び食品工業が、50%を占めるセアラー州の今年8ヶ月間の伸び率は、マイナス0.8%となっている。
今年8ヶ月間の地域別の伸び率は、エスピリット・サント州が22.1%と大幅に増加、アマゾナス州が12.2%で続き、自動車部門と鉱工業部門が好調であったミナス州が10.3%、サンタ・カタリーナ州が7.4%とそれぞれ大幅に伸びている。(10日付けエスタード紙)
カマルゴ・コレア社は、ナイキやアジダスなどのテニスシューズ、自社のTopper、Flecha やPamperoなどのシューズを製造するアルパルガタス・アルゼンチーナ社を買収、同社は2005年にアルゼンチンのセメント会社Loma Negraを10億2,500万ドルで買収している。
また寝具用品製造のGrafa社、AmBev社からビールメーカーQuilmes社を買収しており、更にアルゼンチンでの買収案件を物色している。
ブラジルのJBS Friboi社は、傘下のスイフト・アルゼンチーナ社を通して食肉会社Col-Car社を買収、またブラジルの食肉会社Marfrig社は、クイックフード・アルゼンチーナ社に70%の資本参加を発表した。(9日付けエスタード紙)
ブラジル最大のサントス港の8月の貨物取扱量は773万トンで、前月に次いで記録を更新、内訳は輸出用貨物が535万トン、輸入貨物が238万トンであった。
また今年8ヶ月間の取扱量は、前年同期比8.5%増加の5,416万トン、輸出用貨物は10.8%増加、特に砂糖の輸出が23.3%増加の155万トンに達している。
今年8ヶ月間のサントス港からの自動車輸出は、42.86%増加の18万8,535台、また8月のコンテナ取扱量は16.1%増加、今年8ヶ月間では7.7%増加、今年の貨物取扱量は、7.0%増加の8,150万トンが予想されている。
サントス港からの農産物コモデティのトウモロコシ輸出は、ヨーロッパの不作及び遺伝子組換えされていないブラジル産が世界市場で人気があり、また米国向けエタノール輸出も増加してきている。(9日付けガゼッタ・メルカンチル紙)
米国日本経済新聞の戸堀勇人広報シニアマネージャーと壇上信サンパウロ支局長が、10月9日に商工会議所を表敬訪問、来年1月17日に日本経済新聞社、オ・エスタード・デ・サンパウロ紙並びにブラジル日本商工会議所が共催でルネッサンスホテルで開催する日伯経済シンポジウム「ブラジルと日本・アジア−今後10年の展望と課題」の打合せを、田中会頭、平田事務局長、日下野総務補佐と行なった。
左から平田事務局長/壇上支局長/田中会頭/戸堀シニアマネージャー/日下野事務局員
エクアドルのラファエル・コレア大統領は、同国で原油採掘に従事するペトロブラスなど外資系企業の政府への配当率を従来の50%から99%とする法令を発令、外資系企業の代表は新規制定の法令が、事実上の接収であると見ている。
コレイア大統領は石油資源はエクアドル国民の資産であり、今回の法令はローヤリティに関する配当率の修正であり、外資系企業には大きな影響がないと発表している
エクアドル政府はボリビアのモラーレス大統領のように、石油事業の国有化のプロセスを踏んでいると見られており、ロイヤリティ修正などの契約の見直しで、外資系企業の石油採掘事業のアウトソーシング化を狙っている。(9日付けエスタード紙)
田中信会頭は10月9日にブッフェ・コロニアルで開催されたMade in Japan誌(日本製)の10周年記念パーティに参加した。
エンブラツールの招待を受けた平田藤義事務局長は10月9日に、5日から11日までブラジル・アラブ商工会議所で開催されているエミレーツ航空新路線開通キャンペーンに参加、アラブ首長国連邦のドバイに本社を置くエミレーツ航空の日本支社の中部支店旅 客営業部の鎌田英明営業部課長から、10月1日から週6便の運行を開始したサンパウロ・ドバイ間の新路線運行について説明を受けた。
エンブラツール観光課のフラヴィア・マット部長は、この新路線運行はアラブ諸国とブラジルとのビジネス促進は言うに及ばず、中近東やアジアの需要を掘り起こす ために、インド、韓国やタイの支店からも営業担当者が参加、また中国、韓国、日本、インド、タイなどの会議所代表も多数参加した。
平田事務局長はエミレーツのブラジル支店およびエンブラツールに会員勧誘を促し「現在の日本行き路線は混雑しているが、新たな日本行き路線が誕生した」とコメントしている。