国連の貿易開発会議(Unctad)の200社の多国籍企業への投資対象国調査で、ブラジルは中国、インド、米国、ロシアに次いで、世界で5番目に魅力ある対象国となっている。
インタビュー対象の22%は、投資したい諸国としてブラジルは国内市場の規模を挙げ、10%は良質なマンパワー、8.0%は南米市場への拠点、7.0%は環境投資や天然資源、5.0%は連邦政府の優遇税制を投資環境に挙げている。
投資対象地域としてはアジアが圧倒的で、65%の企業家が投資に関心を示しており、特に中国は52%と注目されており、米国やヨーロッパは、医薬品やソフトウエア業界への投資対象となっているが、中近東やアフリカは投資対象国としては支持が弱い。(5日付けエスタード紙)