企業経営委員会の7月の労働問題研究会

企業経営委員会の7月の労働問題研究会が7月20日午後4時から20人が参加して開催された

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企業経営委員会(石川清治委員長)の労働問題研究会が7月20日午後4時から6時まで、商工会議所会議室に20人が参加して開催された。

破入マルコス副委員長が進行役を務め,シジネイ・イヴァノフ氏が「企業向上への道」と題して、組織ヴィジョン、販売後のアフターケア、イノヴェーション、 リーダーシップ、将来のヴィジョン、顧客や市場フォーカス、企業の社会的責任プログラム、人的投資などについて講演、質疑応答では盛んに意見の交換が行な われた。

食品部会業種別部会長シンポジウムの発表資料作成を話合った

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食品部会(疋田和三部会長)は7月20日午後1時30分から商工会議所会議室に7人が参加、8月3日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成を話合った。

進行役は疋田部会長が担当し、参加者が今年上半期の回顧及び下半期の展望についてそれぞれ発表した。上半期の回顧として6月から始まったワールドカップの 影響で外食支出の減少、為替不均衡による輸入品新規参入企業の増加、消費者物価のデフレ傾向、農業従事者の幹線道路封鎖低価格競争などで昨年同期比では、 昨年並みか少々売上げを落とした企業が多かった。

2006年の下半期の展望として、石油価格の高騰、ブラジル産小麦の大幅減産、大統領選による為替への影響、ポジチブリスト制施行などマイナス要因も数多くあるが、コスト削減、新しい販路の確保などの企業努力で売上げ向上を図っていく企業が大半であった。

参加者は疋田和三部会長(三井アリメントス)、廣田喬司副部会長(日清・味の素アリメントス)、エドアルド黒津氏(ヤクルト)、永野昇二氏(San-EiGen)、タカシ・カワノ氏(イグアスーコーヒー)、田畑篤史サンパウロ総領事館副領事、平田藤義事務局長

電気電子部会が業種別部会長シンポジウムの発表資料を検討した

電気電子部会(松田雅信部会長)は7月20日午前10時から商工会議所会議室に11人が参加、8月3日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成を検討し合った。

進行役は盤若幸雄副部会長が務め、参加企業代表者が自社の2006年の上半期の回顧及び下半期の展望について発表、上半期はワールドカップの影響、利用しやすくなった分割払い、最低サラリーアップなどで低所得者層の購買力アップで全般的に前年度を上回ったが、EMS向け取引での税制障害、DVDや音響製品は中国産OEM完成品輸入が増加、為替の影響でグローバルソーシングの進展で輸入部品にシェアを奪われた会社などは業績が悪化した。

下半期の展望としては、大統領選挙にも関わらずコモデティ価格の上昇、石油の高騰、価格競争、不均衡な為替相場など不安材料は山済みしているが、コストダウン、販売拡張や綿密な市場調査の実施などで、乗切る企業が多くを占めた。

ブラジル政治経済の下期の展望としては、どちらの大統領候補が政権をとっても大きな変化はなく、適正な為替相場に期待している経営者が大半を占めた。

参加社は盤若副部会長(NEC),篠原氏(パナソニック)、松居氏(古河電気工業),ドイ氏(古河電気工業),三好氏(プリモテッキ21)、田中氏(村田製作所)、御園氏(TDK),土肥サンパウロ総領事館領事、平田事務局長

 

京都府議友好代表団一行は会議所を表敬訪問

京都府議友好代表団一行は7月19日に会議所を表敬訪問、ブラジル経済の現状や見通し、ブラジルでの企業経営の現状などで意見の交換を行なった

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京都府議友好代表団(酒井国生団長)一行10人が、7月19日午後4時30分にブラジル商工会議所を訪問、ブラジル経済や企業経営について大いに意見の交換を行なった。

平田藤義事務局長が進行係を務め、初めに田中信会頭が歓迎挨拶、酒井国生団長が団長挨拶をそれぞれ行い、会議所及び議員団参加者がそれぞれ自己紹介を行なった。

その後平田事務局長が新パンフレットの紹介、田中会頭が「ブラジル経済の現状と見通し」について講演、田中勤ブラジル村田製作所社長及び三分一克則ブラジ ル島津社長がそれぞれブラジルでの企業経営の現状について説明、議員団から多種多様な質問が飛出し、ザックバランな懇談会となった。

出席した京都府議団出席者は酒井国生団長(議長)、明田功副団長(議員)、高屋直志議員、千歳利三郎議員、山本正議員、松尾孝議員、松尾忠昌議員、水口洋議員、安田冠事務局長、水田須美男事務局議事課副課長

建設不動産部会が下半期の部会トップをきって、7月18日午前9時から開催された

8月3日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成などを目的に、建設不動産部会(阿部勇部会長)が7月18日午前9時から10時30分まで商工会議所会議室で開催された。

進行役は阿部部会長が務め、出席した部会員がそれぞれ2006年度の上期の回顧及び前年同期との比較、下期の展望や個別テーマについて発表したが、上期の 業績は全般的に予想を下回ったが、下期の展望では大統領選の行方など不安材料もあるが、企業努力で目標達成の意見が大半を占めた。

出席者は阿部勇部会長(戸田建設)、大滝守副部会長(ホス建設)、西村良二氏(YKK),金沢登紀子サンパウロ総領事館調査員、平田藤義事務局長。

2006年2回目の監事会

 

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今年2回目の監事会(山田唯資監事会議長)は7月14日正午から午後2時まで商工会議所会議室で開催、第2四半期の会計監査を行い、今後の会計監査のあり 方などについても、大いに意見の交換が行なわれた。各種伝票や書類チェックなどは前日に山田議長とカリーナ会計担当が行なった。

参加者は山田唯資監事会議長、窪田敏朗財務委員長、栗原猛監事、中村敏幸監事、平田事務局長、高木武総務担当、カリーナ角川会計担当

後藤博子参議院議員

後藤博子参議院議員が7月14日に商工会議所を表敬訪問

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大分県選出でブラジル移住経験のある後藤博子参議院議員が、7月14日午前10時30分にブラジル日本商工会議所を訪問、田中信会頭及び平田藤義事務局長 と出稼ぎ子弟の教育問題、育英資金ファンドの設立、駐在員や出向者の年金や医療保険料の二重払い、掛け捨て問題などをはじめ又出稼ぎ者が日本国内で厚生年 金制度へ支払った金額もブラジル社会厚生年金制度に納入金として加算されない現状を踏まえ、両国の社会保障制度などについて意見交換した。

異業種交流委員会

異業種交流委員会が7月13日午後6時30分から開催された

異業種交流委員会(阿部勇委員長)が7月13日午後6時30分から9時30分まで、ブラジル日本 語センターに10人が参加、小川彰夫さんが「日本企業がブラジルでビジネスを行なうにあたり、日系社会をどのように活用することが出来るのか」、阿部委員 長は「姉歯耐震強度偽装事件の深層」について自説を語り、色々な意見の交換がザックバランに行なわれた。また次回の勉強会のテーマの抽出も行なわれた。

日伯法律委員会の7月の月例会

日伯法律委員会の月例会が、7月6日午後4時から、44人が参加して開催された

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日伯法律委員会(石川清治委員長)の月例会が、7月6日午後4時から6時まで商工会議所会議室に44人が参加して開催された。

初めにアレサンドラ・クリハラ弁護士が、「信用リスクを最低限にするための担保設定」について、人的担保、物的担保、保証人、保証金および期限などについて説明した。

続いてセルジオ・ドアルテ弁護士は、「特急通関システム-青ライン」について、先進国の通関では麻薬やテロ対策に重点をおいているが、発展途上国ではコ ピー商品、麻薬、密輸に目を光らせている。青ラインと呼ばれて、大企業4,000社が獲得して通関に利用しており、通関時間およびコストの削減が図れて、 4時間から8時間で通関できる通関業務優遇策の導入について説明した。

ノリアキ・ネルソン・ スギモト弁護士は、「電子監視システム」について、サンパウロ州内には税務検査官が400人しかいないので不十分であるが、脱税をするのは零細企業であっ て、大企業では組織ぐるみの脱税は難しく、またパイロットプランとして19大企業が参加して国税局の電子伝票システムの試験を行なっており、これが大企 業、中小企業と導入され、零細企業までシステム導入が義務付けされれば、国庫収入の増加に反比例して、倒産する零細企業が増加すると説明した。

最後にジョアン・パウロ・カチナット弁護士は、「SISCOMEXの資格付与プロセス」について、輸出入業務開始するために、一貫貿易業務処理システム導入の資格獲得の申請プロセスについて説明した。