ジェトロの井澤俊和ディレクターが、ビジネス日本語能力テスト結果報告の目的で9日午前10時に商工会議所を訪問、また来月以降に計画中の南米食品産業高度化プログラムの食品包装技術研修について説明した
着任僅か3ヶ月のジェトロの井澤俊和ディレクターが、9月9日午前10時に商工会議所を訪問、去る6月19日に実施されたジェトロビジネス日本語能力テスト結果についてグラフ化された丁寧な資料を持参して分かりやすく説明した。
またスケジュール中の南米食品関連企業の対日ビジネス促進及び包装技術向上のための「南米食品産業高度化ブログラム」の食品包装技術研修についても前広に説明。丁寧な説明と積極的なJETRO SPを印象付けた。
6月19日に実施されたジェトロビジネス日本語能力テストに全世界で1,563人が受験、そのうち海外から714人、サンパウロでは66人が受験したが、サンパウロの平均点は430.7点と海外平均点333.9点を大幅に上回った。
また海外受験地の中で、J1以上(530-800点)を取得した人数は、サンパウロが13人、続いて香港、ホノルルの2人であり、またJI以上の取得人数 が受験者に占める割合は、サンパウロが19.7%、続いてホノルルが1.1%となっており、合格者数も比率も他を圧倒した。
尚、近々会員各位にはテストの結果報告をメールするが、ジェトロのホームページに掲載する。(www.jetro.go.jp/course/jetrotest)
ジェトロは南米食品関連企業の対日ビジネス促進及び包装技術の向上を目的に、「南米食品産業高度化プログラム」の食品包装技術研修に参加する対日輸出及び 包装改善に意欲のある企業の技術者の参加を募集する予定で、スケジュールが決定すれば事務局から会員の皆様にお知らせします。
この研修講座は日本では受講できない人もでるほどの人気講座で、包装の設計の失敗と解決、包装概論、材料市況、食品包装設計手法、開発手法、ケーススタ ディなど専門家による4日間の研修コースである。またこの他に専門家による個別訪問指導(希望者ベース)、2006年開催予定の南米食品フェア&包装技術 改良成功発表展への参加及び商品展示などの可能性も検討されている。