イメージ刷新のパラグアイ経済

10月13日、JETROサンパウロはパラグアイ商工省4階の大会議室で日・パラグアイセミナーを開催した。パラグアイで何かが起こっており、時宜にかなったセミナーの重要性から村田会頭と平田事務局長が参加した。

会員関係企業(ブラジルを中心にアルゼンチン、パラグアイ出張所)が約40社、在パラグアイ日系企業、日本政府関係者(JETRO、大使館、中南米室)、パラグアイ政府関係者を合わせ約100名位が参加した。

昨年3月、パラグアイのグスターボ・レイテ商工大臣が昼食会に参加、そのまま当所の大会議室で投資セミナーを開催したことがある。また上田善久在パラグアイ日本国大使が今年4月の定例昼食会に参加、「パラグアイの国情と好転する投資環境」と題しパラグアイの魅力について熱弁を振るったのは記憶に新しい。

一方、経産省の通商政策局では、中南米、特にブラジル市場において日本からの進出企業が、ブラジルコストと呼ばれる複雑な税制などの課題を抱える中で、ウルグアイやパラグアイを活用して課題を軽減できないかという調査研究が行われている。この調査研究には業務委託先のアクセンチュア社から協力の要請を受け、会員企業に目下アンケート調査を実施している所である。

調査研究の裏には平成25年6月に閣議決定された海外市場の取り込みが大きな柱になっている「日本再興戦略」がある。約2億8千万人を擁する人口、GDP合計がASEAN10か国を超える巨大市場(メルコスール)の取り込みだ。

地域統合に向けて盟主国ブラジルやアルゼンチンとの狭間で宿命的に翻弄されるのが小国のパラグアイやウルグアイである。生き残りを賭け独自の政策で存在感を示す必要がある。ウルグアイが物流拠点や金融センターとしての比較優位性があるとするなら、パラグアイは安価で豊富な電力、豊富な若年層人口、安価な労働コスト、低率な税負担(GDP比13.7%)を上手く活用、製造拠点としての位置付けで期待ができる。

セミナーは10時半、上田善久大使の開会挨拶に始まり、主催者の菅原廣充経産省中南米室長の挨拶に続き、レイテ商工大臣が「今のパラグアイ」をテーマに講演を行った。

開放的な活気のある民主国家、世界の食糧供給基地、隣国やEUまた世界とのWin-Win関係構築、中国からの輸入代替に関しブラジルと連携、スペインやEUおよび世界の主要国と投資・技術・通商統合計画、パラグアイの投資回収率(ROI)が22%、コントロールされたインフレ。

直近11年間のGDP成長率4.8%、市場アクセス、アジア諸国に劣らない競争力(税負担、エネルギーコスト、労働コスト、若年労働力)、ブラジル企業と比較したパラグアイの優位性(賃金、電力代、税金)、マキラ制度利用企業数94社の内80%が驚くなかれブラジル企業。

2014年度のマキラの輸出額は2億5千万ドル、潜在成長力として食糧生産が3倍に、10万個の住宅建設、世界第3位のバージ船所有国、豊富で安価な電力、世界第4位の大豆輸出国、6位のトーモロコシ輸出国、6位の牛肉輸出国。

「パラグアイ2030」と称する中長期グローバル・ビジョン作成には2000人以上の市民社会のリーダーが参画、ムーディーズが2015年9月にほぼ投資適格国にランク付けされたことを分り易く説明した。(パ商工省作成の添付のスライドおよびビデオ参照)

村田会頭から「在伯日系企業が直面する課題とパラグアイへの期待」と題しブラジル日本会議所の概要、在伯日系企業が直面する課題とパラグアイへの期待、会員企業のパラグアイ展開支援についてプレゼンを行った。(添付スライド参照)

「パラグアイ投資の魅力およびパラグアイ政府への期待」と題し常石パラグアイ造船および矢崎・パラグアイが各々プレゼンを行った。最近進出を果たしたフジクラも飛び入りでプレゼン、いずれも成功事例の発表であった。

2~3の質疑応答を受け付けた後、着任したばかりの大久保 敦JETROサンパウロ事務所所長の閉会挨拶でセミナーを締めくくった。大盛況であった。

(写真提供:ジェトロ・サンパウロ事務所)
(写真提供:ジェトロ・サンパウロ事務所)
(写真提供:ジェトロ・サンパウロ事務所)
(写真提供:ジェトロ・サンパウロ事務所)
(写真提供:ジェトロ・サンパウロ事務所)

村田会頭と平田事務局長はセミナーの1日前にアスンション入り、在パラグアイ日本商工会議所の林 英二郎会頭、伊賀上 知雄副会頭と双方の会議所活動や直近の両国の経済情勢等々について意見交換を行った。また今後ビデコンを用いた双方向の情報交換も積極的に進めて行く事で意見が一致した。

8月に更新した当会議所パンフレットを日本語/ポル語バージョン各々20部を手渡した。13日のセミナー会場でも参加者に日本語(10部)/ポル語(30部)を配布した。

Pdfパラグアイの現状(パラグアイ政府プレゼン資料) ( PPT、ビデオともパラグアイ商工省提供)

 

Pdf在伯日系企業が直面する課題と期待 村田 俊典 ブラジル日本商工会議所会頭

10月の懇親昼食会に150人が参加して開催

10月の懇親昼食会は、2015年10月9日正午から午後2時までチボリホテルに150人が参加して開催、司会は平田藤義事務局長が務め、初めに特別ゲストのカルロス・アルベルト・リッシャ州知事夫妻、パラナ日伯商工会議所の大城義明会頭、在サンパウロ総領事館の関口ひとみ首席領事、元卓球オリンピックのウーゴ・オヤマ選手が紹介された。

村田俊典会頭は、9月12日にF1インテルラゴスで開催された日伯の外交関係樹立120周年を記念した花火祭りが会員企業の寄付で成功裏に終了、また会議所会頭並びに異業種交流委員長、相互啓発委員長ほか常任理事メンバーが同席する新規地場会員企業との懇親昼食会は「全員参加 」の会議所活動の活性化に向けて直近加入約30社との懇親昼食会は10月21日正午からブルーツリーパウリスタホテルで開催予定、9月22日には第1回ジャパンハウス会合による運営委員会の正式メンバーの発表、9月27日から28日は梅田大使のミナス州政府公式訪問、ピメンテル州知事との会談、ミナス州工業連盟との投資企業の誘致、AGIRの紹介などについて報告した。

連絡事項として安田 篤相互啓発委員長は、2015年度忘年会アトラクションについて12月10日夜に予定している忘年会は日伯の外交関係樹立120周年を記念した手作りのアトラクションを考えており、広く会員企業からのアイデアを取り入れたいと説明、3分間スピーチではブルーツリーホテルの広瀬純子取締役並びに内村明美コーディネーターがBLUE TREE PREMIUM ALPHAVILLE並びに BLUE TREE PREMIUM JADE BRASILIA、 BLUE TREE PREMIUM DESIGN RIO DE JANEIRO のプレミアムホテルの広々とした客室、日本語スタッフの常駐、NHK番組放送、日本語新聞サービスなどについて紹介、ニチレイグループAMASA社ではアマゾン川河口から数百キロの外洋で天然エビを捕獲、加工、販売、またカナダ産ホタテ貝のブラジル国内での販売などについても説明、INSTITUTO HUGO HOYAMAのウーゴ・オヤマ氏は、「将来の卓球選手育成プログラム」がスポーツ振興向け税制インセンチブとしてサンパウロ州令5.5636/2010で承認され、サンパウロ州スポーツ、レジャー、青少年局から州税の法人の商品流通サービス税(ICMS)の3.0%まで支援・協力できることを説明した。

代表者交代では、ブラジル東洋紡の山本幸男社長はサンパウロに3年半勤務、非常に充実した生活を送ることができたと述べ、後任の南村幸彦社長は南米地域での勤務は初めてで楽しみにしている一方で、企業活動を通して極力ブラジルの発展に寄与したいと抱負を述べた。

新入会員紹介では、AUDIPREV CONSULTORIA CONTÁBIL LTDAのヴァウデマール・マスオ・タケダ氏は、30年以上前からブラジル企業や多国籍企業の会計、財務、人事部門でアドバイスとコンサルティングサポート事業を提供、ブラジルの会計システムが益々複雑になるのでサポート強化すると説明、KOBELCO MACHINERY DO BRASIL SERVIÇOS EMPRESARIAIS LTDA.の坂根英俊氏は、神戸製鋼のブラジルのサンパウロ市に南米における非汎用圧縮機のマーケティング・営業・アフターサービス活動を目的に設立、当社はターボ式、レシプロ式、スクリュ式の3種類全ての圧縮機を製造する世界有数の総合圧縮機メーカーで、これまで石油精製・石油化学・天然ガスなどの大規模プラントに使用される非汎用圧縮機を世界各国に販売、特にスクリュ式非汎用圧縮機に関しては世界シェア50%以上を誇っており、ブラジルにおいても、FPSO向けでのスクリュ式圧縮機で高い実績があることなどを紹介、MINERAL BRASIL PESQUISAS E DESENVOLVIMENTO LTDA.の花村ひとし氏は、2013年6月に同社を設立、特殊鉱物のパイロットプラン作成中で色々な情報収集を行っていると説明、村田会頭からそれぞれ会員証が手渡された。

着任挨拶としてサンパウロ総領事館の関口ひとみ首席領事は、サンパウロ勤務は2年ぶりであり、日本大使館の在レシフェ出張駐在官事務所所長以前にはリオ、ベレンなどでも勤務していたことなどを説明、ジェトロ・サンパウロ事務所の石田靖博所長は帰国挨拶で、2013年4月から2年半勤務、安倍総理が来伯した時の経済セミナー/医療セミナー、ベレンでの視察ミッションなどが思い出として残っており、また会議所活動として専任理事並びに企画戦略委員長、日伯経済交流促進委員長を務め、ブラジルでは止めを刺す仕事は非常に困難であるが、後任の大久保敦所長にビジネス環境改善を託すと述べ、大久保敦所長は17年ぶりのブラジル勤務、南大河州で語学研修、サンパウロ市で4年間調査を担当、2002年から2008年までサンティアゴ所長でEPA締結に関する調査/締結後の見本市開催などを実施したことなどを説明した。

パラナ州のカルロス・アルベルト・ヒッシャ州知事の講演『パラナ州への投資シナリオ ~O Cenário de Investimentos no Paraná~』の前に村田俊典会頭は、梅田大使御夫妻は2015年3月11日から14日にパラナ州を公式訪問、日本ブラジル外交関係樹立120周年、パラナ州日本人入植100周年、パラナ州兵庫県姉妹州県提携45周年の公式開幕式に同席したことなどを説明した。

カルロス・アルベルト・ヒッシャ州知事は、ブラジルの日系人口の10%はパラナ州で活躍しており、サンパウロ州に次いで日系人口が多く、勤勉で正直な日系人はパラナ州民として非常に貢献して敬意を集めており、また日本企業もパラナ州に大型投資を行っているが、197校を数える高等教育機関を抱える高い教育水準、3位の投資誘致競争力、投資家にとって最も安全な税制インセンチブ制度、ブラジル最大の消費地に隣接する地域的優位や圧倒的な貿易量をパラナグア港並びにアントニーナ港、0.749と高い人間開発指数(HDI)、南部地域で最も充実した道路網、ブラジル平均の2倍の生産性、メルコスールへの整ったアクセス、32水力発電所による豊富な電力エネルギー供給、州内に数多い最先端テクノロジー企業やIT研究開発企業、アグロインダストリーやバイオテクノロジー企業、世界3位の化粧品市場を支える155社を数える化粧品メーカーなどパラナ州への投資の有利性を強調して講演を終了、村田会頭から記念プレートが贈呈された。

講演中のパラナ州のカルロス・アルベルト・ヒッシャ州知事

村田俊典会頭

Beto Richa, governador do Estado do Paraná e Toshifumi Murata, presidente da Câmara

Primeira-Dama do Estado e secretária do Trabalho e Desenvolvimento Social, Fernanda Richa, governador Beto Richa, presidente da Câmara, Toshifumi Murata e cônsul-geral-adjunta do Japão em São Paulo, Hitomi Sekiguchi

Aiichiro Matsunaga, vice-presidente da Câmara, Yoshiaki Oshiro, presidente da Câmara de Comércio e Indústria Brasil-Japão do Paraná e Fernanda Richa, primeira-dama do Estado e secretária do Trabalho e Desenvolvimento Social.

Hitomi Sekiguchi, cônsul-geral-adjunta do Japão em São Paulo, Yasuhiro Ishida, diretor-executivo da Câmara e Atsushi Okubo, novo presidente do escritório em São Paulo da Jetro (Japan External Trade Organization – Agência de Comércio Exterior do Japão)

Mais de 150 empresários e executivos participaram do evento.

Governador abordou o tema "Cenário de Investimentos no Paraná".

Presidente da Câmara, Toshifumi Murata (d), faz entrega de placa de agradecimento ao governador Beto Richa (e).

Membros da Diretoria e demais autoridades com o governador Beto Richa

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

会員企業ら30名が穀物輸送インフラ改善セミナーに参加

日本国農林水産省は10月7日、マラニャン州サン・ルイスにおいて「ブラジル穀物輸送インフラ改善セミナー」を開催、カマラからは会員企業23名のほか平田事務局長、天谷政策対話委員会アドバイザー、日本政府からは梅田大使、農林水産省幹部らが参加し、ブラジルセラード北部地域における日系企業、ブラジル企業(農業・食品産業)の事業展開内容や関心事項、穀物輸送インフラの改善の在り方、同地域の農業開発の現状、展望と課題等をテーマに意見交換が行なわれた。セミナー後は、穀物輸送インフラの拠点として注目されているイタキ港の港湾施設の視察も行なわれるなど、同地域における今後のビジネスチャンスを探るうえで大変貴重な機会となった。

本セミナーは、昨年8月の日伯首脳会談における安倍総理とルセフ大統領間での決定事項(ブラジル国内における穀物やその他農産品の輸送インフラ網の果たす戦略的重要性を認識の上、本件に関する両国の関係省庁、機関による対話を開始すること)を受けて開催されたもの。

ブラジルは、我が国によるセラード農業開発の成果を受けて、農業生産能力が世界有数の規模にまで高まっており、我が国における穀物の安定的な輸入を確保する観点からもその重要性は年々増している。また、約2億人の人口と190万人の日系人社会を抱えるブラジルは、我が国食品産業にとって、日本食の普及、食材の市場としても有望となっている。

このため、日伯両国の官民が連携して、ブラジル農産物の世界市場への供給力の向上を図るとともに、我が国民間企業の進出や食のインフラ輸出によるブラジル農産物の付加価値向上を図ることによる第三国輸出を含む更なる展開も期待されている。

しかしながら、穀物の一大生産地、巨大な消費市場としてブラジルの存在感が高まる一方で、ブラジル国内の不十分な道路、鉄道、水運、港湾等の物流インフラがネックとなり、ブラジルの持つ潜在能力を十分に発揮できる状況とはなっていないことから、その改善に向けた課題と両国企業間における協力の可能性等を探ることを目的にこのたび、日本国農林水産省が主催する形で本セミナーが開催された。

当日の議事進行は次のとおり。

「穀物輸送インフラ改善に関するセミナー」

・主催者挨拶(日本農林水産省・梶島参事官)

・日本外務省挨拶(在ブラジル日本大使館・梅田大使)

・ブラジル側挨拶(ブラジル農務省・サントス農業政策局インフラ・ロジスティック・地理情報部長)

・マラニャン州挨拶(ブランダン副州知事)

・穀物輸送インフラ改善調査概要発表(中央開発㈱)

①穀物輸送インフラに対する改善の在り方

1.JICA「ブラジルの持続的開発に向けたJICA の協力」

(JICA 本部中南米部南米課・小林調査役

2.国土交通省「日本の技術やノウハウを活用した港湾プロジェクトへの支援について」

(在ブラジル日本国大使館光廣二等書記官

【質疑応答(5 分)】

3.ブラジル運輸省「セラード北部地域における穀物輸送インフラ(特に道路、鉄道輸

送)の現状と課題、今後の開発計画」

(エイマイル・エベリング運輸国家政策局部長)

4.ブラジル国家水運庁「セラード北部地域における穀物輸送インフラ(特に河川輸送)

の現状と課題、今後の開発計画」

(アルトゥル・ヤマモト内航海運監督局部長)

5.CAMPO「セラード北部地域における環境ライセンス取得の現状と課題」

(ルイス・トーレス・CAMPO社プロジェクトマネジャー)

【質疑応答(20 分)】

②ブラジルセラード北部地域の農業開発の現状、展望及び課題

6.ブラジル農務省「セラード北部地域における農業の現状と課題、今後の開発計画」

(サントス農業政策局インフラ・ロジスティック・地理情報部長)

【質疑応答(10 分)】

③ブラジルセラード北部地域における日系企業、ブラジル企業の農業・食品産業の事業

展開内容及び関心事項

7. ブラジル日本商工会議所食品部会・西裏副部会長(NHフーズブラジル代表)

セミナー終了後は、イタキ港内の視察が行なわれた。

 

 

 

SP-Export(SP州内の輸出企業支援プログラム)の署名式

2015年10月6日14時30分からSP-Export(SP州内の輸出企業支援プログラム)の署名式がサンパウロ州知事公邸(バンデランテス宮)で行われた。主催者はInveste SP(サンパウロ州投資局)。各業種の民間団体、商工会議所、サンパウロ州内の各市役所投資局代表など約300名が参加した。

来賓としてはアルマンド・モンテイロ(Armando Monteiro)開発商工大臣、ジェラルド・アルキミン(Geraldo Alckmin)サンパウロ州知事 、ダヴィ・バリオニ(David Barioni)Apex総裁、フアン・キロス(Juan Quirós)Investe SP総裁などが出席、スピーチを行った後、開発商工省(サンパウロ州の国家輸出促進プログラム導入についての証書)及びApex(同支援プログラムへの協力についての覚書)各代表の署名式が行われた。

同プログラムの目的はサンパウロ州内からの輸出を拡大、促進するとともに、州内企業(主に中小企業)に対しこれらが扱っている製品やサービスがどの国のマーケットに適しているかを探し当てる事である。Investe SPは まずサンパウロ市周辺において説明会を行い、参加者の中から50社を選択し、国外のスーパーマーケットやデパートに商品を出展する。

また、企業が国際化を図る際、必要とする情報を発信するオンラインプラットフォームの設立、国外へのビジネスミッションの企画、各種展示会・見本市への参加、国外からのバイヤーの受け入れ等、同プログラムの活動計画に含まれている。Investe SPの目標は2017年までに1万の案件を対応する事である(セミナー、コンサルティングを含む)

事前にInveste SP(サンパウロ州投資局)から出席の要請があり、会議所事務局からは平田藤義事務局長の代理として日下野成次総務補佐が参加した。

スピーチを行うモンテイロ開発商工大臣 (Foto: Seidi Kusakano/CCIJB)

環境委員会「植樹ボランティア活動」

2015年10月3日(土)、午前10時から午後2時まで、環境委員会(富島寛委員長)はサンパウロ州立チエテエコロジー公園内にて「植樹ボランティア活動」を開催した。会議所からは60人を越える会員とその家族が参加した。同委員会の2015年度の活動方針の一つとして「環境問題への主体的な取組を涵養・勧奨することで商工会議所メンバー企業各々の企業価値の向上に貢献する」ことを掲げており、会員及びその家族にサンパウロ市内での植樹ボランティア活動に参加する機会を提供し、環境問題をより身近に感じて頂くきっかけにすることを目的としてこの活動を実施。

多くの子供達も参加したこの植樹会はブラジル・ニッポン移住者協会(小山昭夫会長)とオイスカ・ブラジル総局(高木ラウル会長)のプロジェクトである「日伯・友情の森‐2015」の一環として行われた。待合場所の駐車場からトレンジニョ(遊覧電車)で植樹地に。まずはお祓いが行われ、続いて中前隆博在サンパウロ日本国総領事(会議所名誉顧問)、富島環境委員長(ブラジル住友商事社長)、アウレリオ・ノムラサンパウロ市議会議員の順でスピーチをおこなわれた後、植樹が始まった。参加者らは1組3名でグループを作り、各グループ6本ずつの苗木を植えた。イペー・ブランコ、フィゲイラ・グランデやファウソ・バラチモンなどブラジル特有の木が植えられた。植樹地で記念撮影を行った後、トレンジニョでエコツアー。サルやワニ、カピバラ等が放し飼いにされている公園内を見学した後、屋外での昼食会にて参加者同士で交流を行った。                 

アイルトンセナ街道沿いにあるチエテエコロジー公園は著名な建築家ルイ・オオタケ氏により設計され、現在イビラプエラ公園の10倍、ニューヨークのセントラルパークの3倍に相当する140万平方メートルの敷地を有する。毎月33万人が来園している。

~ 富島委員長からのコメント ~

「当日は足元の悪い中多くの方にご参加頂き誠に感謝しています。疾風に勁草を知る、という言葉にあります通り、厳しい経済状況の中でも確かな存在感を示すブラジルのように、我々の植えた木が逞しく育ち、サンパウロの環境改善に寄与することを切に願っております。」

植樹サイトで記念撮影(写真提供: 環境委員会/ブラジル住友商事)

 

 

以下、平田藤義事務局長からブラジル・ニッポン移住者協会へのお礼状

小山さん
CCオズワルド他各位
周到な受け入れ態勢ご準備方々、大変お疲れ様でした。関係者ご一同様に心から重ねてお礼を申し上げます。

早朝の土砂降りの雷雨、目が覚め暫くして窓を開けたら、サンペドロは身をお潜めになったのか雷雲は去り、
霧雨の中、所々に晴れ間も覗けました。「もしや、、」との期待通り、家を出発した8時半には何とお日様が、
にっこり顔を出し「これでもう安心か?」、「天はちゃんと見るべき行いを見守って下さっているのだ!」と
車中ワイフと伴に呟きました。

当会議所では富島さんの鶴の一声(?)が功を奏してか、地球に優しい植林事業の重要性を説き、会議所の
歴史に記録が無いほど家族連れで大動員されて下さいました。やはり、代表権をお持ちの方が当所の常任理事
(環境委員会委員長)をお勤めになられると、同社の寺本さん(同副委員長)をはじめ委員会のメンバーの
方々が総動員態勢で本来あるべき委員会・ボランティー活動に誠心・誠意、ご尽力ご協力して下さり本当に
本当に助かりました。

元来、得てして多く見られがちな「事務局におんぶにだっこ」式の他の委員会活動に比べ、全員参加型の真の
委員会活動の模範的なお手本でした。このような委員会活動になれば、事務局としてはさらにもっと多くの
重要なイベントをサポート出来る様になるからです。

「10年の計は木を植えよ」とありますが、この植林事業を通じ地球環境を一人一人が守る誓いを地に行く、
ささやかな第一歩、「100年の計は人を造れ」の活動でもあったものと認識、非常に感謝しています。
オイスカブラジル総局、及びブラジル・ニッポン移住者協会のますますのご発展を祈念いたします。

多謝Hirata

 

 

梅田大使ミナス・ジェライス州公式訪問

梅田邦夫大使夫妻は2015年9月27日、28日に ミナス・ジェライス州政府のピメンテル知事を公式訪問、27日にはミナス文協建物見学、日本語関係者との会談、VENDA NOVA地区の交番視察、28日にはピメンテルMG州知事との会談、 FIEMGで 企業関係者と州政府側との活発な意見交換会が行われ、商工会議所からはブラジル日本商工会議所会頭のブラジル三菱東京UJ銀行の村田氏、JICAの那須氏、パナソニックブラジルの松下氏、篠原一宇氏、伊藤忠ブラジルの松井氏、尾頭 金属部長、NEC Latin Americaの古本氏、岩永 省一郎氏、Mitsubishi Electric do Brasilの宮下氏、コマツブラジルインターナショナルの島崎氏などが参加した。

 

 

運輸サービス部会に14人が参加して開催

運輸サービス部会(細谷浩司部会長)は2015年9月25日午後4時から6時まで14人が参加して開催、2015年後半の業種別部会シンポジウムの反省会、及び11月18日、19日に開催予定しているリオオリンピック関連施設視察会についての意見交換会を行なった。

業種別部会シンポジウムの議論では、この部会は業種が幅広くそれぞれの業界の発言時間が限られる中、いかに簡潔に会員企業の皆さんにわかりやすく業界の情報を伝えていくことが重要だとの意見が出た。発表のプレゼン資料や発言内容をまとめるにあたり、文字での説明よりも数字や見やすい統計表や図などを多く取り扱うことが重要であるとの意見もでたが、政府が発表する統計が遅い中どのようにタイムリーでわかりやすいデータを準備していくかも議論された。そして、来年のシンポジウムに向けて細谷部会長は、今回の反省点を含め早めにアクションをおこしていけるよう部会メンバーに呼びかけた。

リオオリンピック関連施設視察会に関しては、来年開催されるリオオリンピックへに関しては日本からも多くの来客が予定されており、特に安全面に関する事前視察は重要であるとの意見が交わされた。空港内の安全チェックポイントや会場アクセスの視察も含め、内容の詰まった視察プログラムが検討されており、多くの会員に参加してもらうよう部会それぞれが呼びかけていくことで合意された。

参加者は細谷部会長(日通)、川手副部会長(NYK LINE)、長合副部会長(NTT DATA)、広瀬氏(Blue Tree)、桟氏(Boxon)、谷口氏(Eishin)、稲垣氏(JAL)、元好氏(Quickly Travel)、小宮氏(Tunibra)、堤氏(Tunibra)、江上氏(WEC)、天谷アドバイザー、吉田調査員、前田アシスタント。

9月のメディカル分科会に20人が参加して開催

貿易部会(富島 寛部会長)のディカル分科会(藤田 誠分科会長)は、2015年9月25日午後4時分から6時まで20人が参加して開催、2015年9月3日にブラジリアで開催された第3回日伯貿易投資促進・産業協力合同委員会の報告、第2回日伯医療分野規制に関するセミナーの報告としてANVISA新長官の参加、主に日本企業関係者、ABIMED 、ABIMOから約170名が参加、GPM検査に関する改善要求事項、ANVISA申請料の大幅値上げ、保険大臣の交代、11月27日にルネッサンスホテルで開催予定の外交関係樹立120周年記念セミナー「日伯医療連携の未来‐最新技術が拓く健康社会」のゲストの確定、集客リストの作成などについて意見交換、帰国する加藤彰彦副分科会長(ブラジル島津製作所)の後任に的場俊英副分科会長並びに友納睦樹副分科会長(富士フイルム)を選出した。

参加者は藤田分科会長(テルモ)、栗田副分科会長(日本光電)、加藤副分科会長(島津製作所)、的場新副分科会長(島津製作所)、友納副分科会長(富士フイルム)、松下氏(富士フイルム)、井上氏(ジェトロ)、栗原氏(ジェトロ)、板垣氏(パナメディカル)、 西村氏(テルモ)、平野氏(テルモ)、大久保氏(三井物産)、一之瀬氏(長住友コーポレーション)、土屋氏(パラマウント ベッド)、大津氏(パラマウントベッド)、蛭子領事(サンパウロ総領事館)、村上氏(JICA)、宮本氏(日本経済新聞)、商工会議所から平田事務局長、大角編集担当

左から栗田副分科会長(日本光電)/加藤副分科会長(島津製作所)/藤田分科会長(テルモ)