講師にブラジル三菱東京UFJ銀行の川原 一浩取締役を迎えて、金融セミナーを開催

金融部会(山崎 展生部会長)は、2013年8月6日午後4時から5時30分まで50人以上が参加して金融セミナーを開催、講師にブラジル三菱東京UFJ銀行の川原 一浩取締役を迎えて、テーマ『ブラジル為替・金利見通し ~乱高下! ドル・レアル・円 三つ巴のパズルを紐解く~』と題して、川原 一浩取締役は、初めに最近の米ドル・円・レアル相場の動向、円安のポイントとして日本の貿易赤字並びに金融緩和、投機筋の円ショート、要人の円安容認発言、レアル安のポイントとしてブラジルの第1四半期のGDP下振れ並びに貿易収支の悪化、格付け会社による格下げ方向での見直し、ジウマ大統領支持率の悪化、米国の金融緩和政策解除の思惑などについて説明した。

2013年初めの予想からの変化として、下方修正が続くGDP伸び率並びに継続するインフレ圧力による政策誘導金利(Selic)の連続した引上げ、インフレ率上昇による堅調であった個人消費の翳り、勢いが鈍化する労働市場、余剰在庫の増加、全国的に拡大している抗議デモによる消費者信頼感の悪化並びにデモによる小売部門への影響、インフレ対策を主眼に利上げに転じたSelic金利の年末予想は9.00%、来年は9.75%前後予想、経常収支赤字をカバーできない対内直接投資などについて説明した。

2012年以降の中銀による為替介入状況、外為市場における規制の推移、高まる財政懸念並びに下がる大統領支持率、今年の財政プライマリー収支黒字をGDP3.1%から2.3%に下方修正するも達成を疑問視、抗議デモに対してジウマ大統領は規律ある財政並びに公共交通への支出、原油権益の教育部門への投資、外国人医師の受け入れ、政治改革への取り組みを約束、国際収支と円相場の関係、31年ぶりに赤字に転落した日本の貿易収支、大幅な円安で対外資産価格の高騰、引き続き好調な対外直接投資、日銀の量的・質的金融緩和の導入、日銀の狙いとして長期金利や資産価格のリスクプレミアムへの働きかけ、ポートフォーリオバランス効果、市場、経済主体の期待の抜本的な転換、日本の消費者物価指数の前年比プラス2.0%の壁、日米金利差とドル円の関係、米国FOMCによる米国経済の見通しレアルドルの予想レンジと今後のポイント、ドル円の予想レンジと今後のポイントなどについて説明、分かりやすい講演会に対して、参加者から講師の川原 一浩取締役に大きな拍手が送られ、山崎部会長は配布したアンケートへの回答並びに懇親会への参加を促した。

講師のブラジル三菱東京UFJ銀行の川原 一浩取締役

左から講師のブラジル三菱東京UFJ銀行の川原 一浩取締役/山崎 展生部会長

会場一杯の参加者

熱心にメモを取る参加者

 

監事会は2013年第2四半期の業務・会計監査を実施

2013年第2四半期の業務・会計監査が2013年8月5日正午から午後1時 30分まで監事会から中村敏幸監事会議長(デロイト)、藤井敏晴監事(KPMG)、原敬一監事(ブラジル三井住友保険)が参加して開催された。

初めに平田藤義事務局長から会計事務所が作成し提出した貸借対照表、損益それに事務局が準備して常任理事会によって承認された月別会計種目別収支明細書、実績対比表、会費滞納現況表並びに2013年第2四半期までの各委員会や部会の予算と実績について説明、それに対する監事側からの質問など相互間で活発な討議が行なわれて審議された結果、監事会は「2013年の第2四半期の会議所の業務の遂行と会計処理は適正であったこと」を承認、藤井敏晴監事は8月2日に事前チェックのために会議所を訪問していた。

監事会は慣例に従い各四半期を締めた後3ヶ月おきに開催され、事務局からは平田藤義事務局長、エレーナ・ウエダ会計担当、日下野成次総務担当が参加している。

 

業界の結束が固い繊維部会に11人が参加して、業種別部会長シンポジウムの発表資料作成

業界の結束が固い繊維部会(上野秀雄委員長)は、2013年8月2日午後3時から5時まで11人が参加して、8月20日に開催される2013年下期の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で大いに意見交換を行った。

2013年上期の回顧では、原綿輸出量が記録更新、ブラジル国内の原綿消費量は3年連続90万トン前後で推移、上級綿減少で古綿価格の上昇、人件費の高騰、レアル安の為替の影響、暖冬の影響で小売販売減少、インフレ上昇でクレジット支払いを優先したため衣類の購買力低下、ブラジル経済の不透明感上昇による貯蓄志向の上昇、全国的な抗議デモによる営業時間短縮による小売販売の減少、中国の綿花備蓄在庫の拡大の影響などが話題となった。

2013年下期の展望では、今年の綿花作付面積が前年比30%減少並びに生産も32%減少予想、バイア州で綿花に新種類害虫の異常発生拡大の可能性、ブラジルコストの上昇による国際競争力の低下、ブラジル国内綿糸価格の上昇予想、クリスマス商戦への期待、ワールドカップ需要による繊維業界への好影響、繊維メーカーのコスト優先でリング糸からOE糸への切替傾向、50年来の寒波到来による冬物在庫の減少、中国の相場介入の影響などが挙げられ、また業界の要望事項として、連邦政府に対してブラジル国内の繊維産業保護政策・優遇政策の導入の要請についても意見交換された。

参加者は、上野部会長(クラシキ)、横山副部会長(オオミ繊維工業)、小金沢副部会長(日清紡)、柴垣氏(サンヨーテックス)、岡田氏(ユニチカ)、山本氏(東洋紡)、平岡氏(ダイワボウ)、橋本氏(YKK)、安井氏(東レ)、平田事務局長、大角編集長

左から橋本氏(YKK)/上野部会長(クラシキ)

左から本氏(東洋紡)/岡田氏(ユニチカ)

左から横山副部会長(オオミ繊維工業)/小金沢副部会長(日清紡)

左から安井氏(東レ)/柴垣氏(サンヨーテックス)

左から平田事務局長/大角編集長/平岡氏(ダイワボウ)

 

2013年下期の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で金融部会開催

金融部会(山崎 展生部会長)は、2013年8月1日正午から午後1時30分まで16人が参加して、8月20日に開催される2013年下期の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換を行った。

山崎部会長は、ドラフト資料をもとに説明、2013年の回顧として、景気停滞継続、レアル安の為替、インフレ進行、政治面でも不安定要因発生、製造業部門では工業製品税(IPI)減税や政府系銀行のクレジットなどに支えられて自動車、トラック販売が牽引、全国的な抗議デモの影響などによる消費セクターなどの信頼指数の低下、民間セクターの雇用の低下、レアル安に伴う輸入インフレ懸念などが挙げられた。

2013年下期の展望として、景気停滞の継続、レアル安の進行、一段落が予想されるインフレ、財政支出の拡大、設備投資低迷に伴う生産性の低迷、ソーシャルモビリティ効果の剥落、Selic金利引き上げの継続、穀物コモディティ価格下落による貿易収支黒字の縮小、経常収支赤字の拡大、インフラ投資よりも即効性のある補助金支出の拡大、危機感が増幅するジウマ政権、緩和するインフレ圧力などが挙げられ、また各銀行による今年と来年のGDP伸び率並びにインフレ、為替、金利の予想の発表資料への追加、8月6日の金融セミナー『ブラジル為替・金利見通し ~乱高下! ドル・レアル・円 三つ巴のパズルを紐解く~』並びに11月の保険セミナーについても大いに意見交換が行われた。

参加者は山崎部会長(ブラデスコ銀行)、高橋副部会長(ブラデスコ銀行)、遠藤氏(南米安田保険)、横路氏(イタウー銀行)、村田氏(ブラジル三菱東京UFJ銀行)、川原氏(ブラジル三菱東京UFJ銀行)、村山氏(東京海上)、大谷氏(ブラジル三井住友銀行)、原氏(ブラジル三井住友保険)、堀内氏(みずほコーポレート銀行)、安井氏(JBIC)、今井氏(VMPG)、山口専門調査員(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、大角編集長

左から高橋副部会長(ブラデスコ銀行)/山崎部会長(ブラデスコ銀行)


 

機械金属部会に16人が参加して業種別部会長シンポジウムの発表資料作成

機械金属部会(相原良彦部会長)は、2013年7月31日午後5時から7時まで16人が参加して開催、2013年下期の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために、参加者が自社の2013年上期の回顧と下期の展望について発表した。

2013年上期の回顧では、ペトロブラス石油公社の業績不振による影響、設備投資の先送り、レアル安の為替、低迷する株価、EBX企業グループの破たん懸念、GDP伸び率の下方修正、大型案件なし、火力発電案件の縮小、冷え込んでいる製鉄設備案件、引き続き好調な自動車関連事業、与信強化による二輪車販売の不振、ブラジル企業買収による新規顧客の開拓、好調な農業機械販売、堅調に推移したSENAIなどの教育機関向け測定機販売、人件費の高騰、国内の割高な天然ガスによる投資計画の延期などが話題となった。

2013年下期の展望では、全国的な抗議デモの影響、レアル安による輸入インフレ、中国の高炉の設備過剰による世界市況の改善阻止、高速鉄道の入札実施、空港や港湾のインフラ設備投資の拡大、製造業部門の脱工業化、FRBの金融緩和政策の行方、継続するレアル安の為替、期待できない二輪販売の回復、エアーバッグ装着の義務付けの影響、人件費高騰対策によるオートメーション化、米国のシェールガスの影響によるブラジル国内の新規投資の鈍化、継続するパルプ関連投資などが挙げられ、副題の「どうなるブラジル経済 持続的成長に向けて」の自社の課題として、為替の動向、人件費や諸経費の上昇、高い税率や労働裁判などのブラジルコスト、未整備なインフラなどが挙げられ、また相原部会長は6月25日の造船分科会の開催の内容について説明した。

参加者は相原部会長(三菱重工)、金丸副部会長(メタルワン)、木村氏(CBC)、元山氏(ブラジルKBK)、櫻井氏(コマツ)、西村氏(ミツトヨ)、渡辺氏(カ ワサキ)、杉原氏(OSG)、宮崎氏(MMC)、平井氏 (MARUBENI ITOCHU)、中江氏(TSUBAKI BRASIL EQUIP IND)、岸氏(ユシロ)、北原氏(ヤンマー)、遠藤副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、大角編集長

 

左から金丸副部会長(メタルワン)/相原部会長(三菱重工)

 

 

運輸サービス部会に17人が参加して開催

運輸サービス部会(森田透部会長)は、8月20日開催の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために、2013年7月30日午後4時から6時まで17人が参加して開催、各業界グループリーダーが2013年上期の回顧と下期の展望について発表した。

2013年上期の回顧では脆弱なインフラ、港湾ストの続出、運転手労働法改正による物流コストアップ、活発な自動車関連企業のブラジル進出、税関処理日数の悪化、鉄鋼メーカーの収益悪化、アジア向け綿花や大豆の輸出が大幅に増加、レアル安の為替による影響、ブラジルコスト、グアルーリョス空港のインフラ改善、コンフェデレーションズカップの経済インパクト、好調に推移しているホテル業界、4Gサービスの開始、ヨーロッパ企業の通信関連の設備投資減少並びに資産売却、IT業界の技術者不足と賃金上昇などが話題となった。

2013年下期の展望では新規ターミナル稼動の影響、ゼネストの悪影響の不安、運転手の賃金アップと顧客からのコストダウン要請、ブラジル進出検討企業からの問い合わせの増加、ワールドカップ需要、クリスマス商戦への期待、港湾近代化法で中間業者を介さずに港湾労働者と雇用契約締結、レアル安の為替の継続、中国景気の影響、インフレ圧力増加で金利の上昇、公共簿記関連のシステム導入、ITアウトソーシング需要増加、急を要する港湾インフラの整備などが挙げられ、副題 『~ どうなるブラジル経済-持続的成長に向けて ~』は業界別に短くまとめ、また9月下旬のサントス港湾見学会の準備会合、新規会員の勧誘などについても意見交換された。

参加者は森田部会長(山九)、川手副部会長(NYK)、細谷副部会長(日通)、廉岡氏(MOL)、岐部氏(UBIK)、伊勢谷氏(JAL)、エドアルド・サカモト氏(ANA)、広瀬氏(ブルーツリーホテル)、谷口氏(EISHIN)、村田氏(SUZUYO)、上野氏(東京ソフト)、高畠氏(K-Line)、長合氏(NTT)、生駒氏(クイックリートラベル)、遠藤副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、大角編集長

森田透部会長

 

サンタカタリーナ視察見学会に40人が参加

2013年7月26日(金)~28日(日)、相互啓発委員会(遠藤秀憲委員長)主催のサンタカタリーナ視察見学会が行われた。会員及び関係者40名が参加。配偶者、家族同伴も多く参加し、多彩なメンバーとなり、ドイツ、イタリア、ポルトガル系移民が多いブラジル南部に位置するサンタカタリーナ州で経済発展に貢献している日系のヤクルトとサンジョアキン農業協同組合(SANJO)の2社を見学した。

26日早朝コンゴニャス空港を出発したグループはフロリアノポリス空港に到着後、バスで標高1300mにある人口16万余の都市ラージェス市へと向かった。昼食後、同市にあるヤクルトのリンゴジュース工場に到着。アンジェロ・ミゲル・バルボーザ工場長と品質管理担当のフェルナンダ・ボルジェス氏に迎えられた。先ずレクチャールームでバルボーザ氏からブラジルがリンゴ生産世界第9位、1980年代JICAの栽培技術支援でブラジルでもふじリンゴ生産が可能となった事や工場概要の説明を受け、その後2グループに分かれ6万6千平方メートルの敷地内を見学。78年にヤクルト社を中心に設立されたフルッチカーザ社を92年にヤクルト社が吸収合併、混濁タイプとクリアタイプのリンゴジュースの他リンゴのエッセンスも製造、消費者向けはもとよりデザート等加工食品の利用を目的に企業向けへも販売している。60トンのリンゴが収容可能な原料投入槽、洗浄、トリミング、破砕、ベルトプレス(搾汁)、パスチャライゼーション(殺菌)、冷却機の工程を一通り見学した。徹底された衛生管理と最新技術による最適化で少人数でも稼働できるストラクチャーが注目された。また、見学中ヤクルト商工社長の天野一郎会議所副会頭からの補足説明もおこなわれた。

27日にはホテルで朝食後、ラージェス市から90キロ離れたブラジルでも数少ない雪が降る町として知られているサンジョアキン市へ。サンジョアキン農業協同組合(SANJO)では清水信良理事長、マサト・タカシカ副理事長、ロベルト・ヤスシ・カトウ財務部長、ヴォウネイ・フランシスコ・ブックハウザー・ジュニア アグリビジネス部門マネジャーに迎えられ、応接スペースにて紹介ビデオを上映後、敷地内見学へと向かった。コチア産業組合解散後、1993年に組合員たちが自ら出資し立ち上げられたSANJOは当初1万5千トンのリンゴ生産、現在は4万トンのリンゴ生産している。フランスから取り入れた最新鋭の機械により洗浄、選別などが行われる。洗浄用の水は1年間同じ水を再利用できる技術を導入しているなど環境保護にも取り組んでいる。一方ワインは発酵、熟成(樫樽とステンレスタンク)、瓶詰め、倉庫などの設備を見学した。最後に試飲ルームへ案内され、サンパウロ市で毎年行われるワイン国際見本市Expovinisで「トップテン2012」の国内白ワイン部門で優秀賞に輝いたMaestrale Integrusをはじめ、ロゼ、赤ワイン、リンゴで作る蒸留酒などまろやかな味から濃いものまでを試飲する事が出来た。帰りの際、同組合の売店にはサンパウロでは未だあまり普及していないSANJOワイン等を購入する参加者らが殺到した。

視察会参加者には見学先の2社からバラエティーに富んだ自社製品のプレゼントが贈呈され、遠藤相互啓発委員長から各社代表者へ感謝状のプレートとささやかな手土産が贈られた。

視察会最終日の28日は人口47万人の州都フロリアノポリス市内見学を行った。同市のシンボルであるルシリオ・ルス橋、カテドラル・メトロポリタナ、公営市場などをエピソード豊富な現地ガイドの説明を聞きながら巡り、最後には牡蠣養殖場を見学した。

3日とも快晴に恵まれた視察見学会の終わりには遠藤委員長が作成した71問に及ぶクイズネタの中から10問を選定し、多数得点者らに簡単な景品が配られ賑わい、28日夜フロリアノポリス空港を発った。

昨年のマナウス経済特区視察見学会に続いて同見学会も成功裏に終わったものの、次回に向けて常に改善を求める為、帰聖後、遠藤委員長より参加者へアンケートが実施され、平田藤義事務局長からは特に女性参加者へ紀行文の寄稿募集が行われた。

~ 視察会参加者 鴨島幸子さんの感想文 ~

出発前に50年ぶりという寒波が来ていたため、友人に「凍って帰ってくるんじゃない?」などと冷やかされながらの出発でしたが、幸いサンタカタリーナでは天候に恵まれ、充実した3日間を過ごすことができました。

到着した空港では、顔見知りの方、初めてお目にかかる方とも和やかにお話しができ、親切な添乗員さんの案内のもと、とても良い雰囲気でバス旅が始まりました。
牛がのんびりと歩く草原など、サンパウロとは全く違う風景を眺めながら、最初の見学地ラージェスに到着しました。
ラージェスのヤクルト工場では、りんごの甘い香りが漂う中、りんごが浮かぶプール(洗浄中)、ジュースの大型絞り器などを、女性社員の方の丁寧な説明と共に楽しく見学させて頂きました。衛生管理が行き届いていることに、大変感銘を受けました。

翌日は再びバスに乗り込み、パラナ松が群生している山岳地をサンジョアキン農協へと向かいました。
農協に到着する直前で、ガウーショのお祭りパレードに遭遇しました。町の人々が自慢の愛馬に跨り、誇らしげに行進している様子は、とても見応えがありました。楽しいハプニングでした。
農協では、りんごの洗浄、選別、保管。また、ワイン製造の過程も見学させていただき、ワインの試飲もさせていただきました。
日系人の方々の長年の努力でりんご事業が成功し、さらに事業を拡大すべく活躍されているご様子に感動いたしました。
普段からミッキーマウス印のSANJOりんごを購入しているので、清潔な工場、近代的な設備を見せていただけて良かったです。

その後、農協から一路フロリアノポリスへ。
ホテルに到着したのは、名物エビ料理の夕食を済ませた後、22時過ぎでしたが、ホテルの皆さんにウエルカムドリンクと日本風な素敵な飾り付けで迎えていただき、大変嬉しく思いました。

最終日のフロリアノポリスは穏やかな雰囲気が漂う美しい街でした。コパカバーナを思わせる海岸線、古い街並み、真っ青な海と空。ガイドさんの説明も楽しく、初めてのサンタカタリーナはとても良い印象でした。
楽しみにしていた牡蠣ランチでは、レストランのご主人自らが採りたての牡蠣をその場で開けてサービスしてくださいました。ボートで海に出て、牡蠣の養殖場も見せていただきました。潮風がとても心地良かったです。

今回の見学会では、たくさんの会員の皆様とお話ができ、大変有意義に過ごさせていただきました。
また、見学先では沢山のお土産もいただき、歓迎してくださったこと大変感謝いたしております。
遠藤様始め、役員、事務局の皆様には大変お世話になり、心より御礼申し上げます。

かもしま

 

(Fotos: Seidi Kusakano/CCIJB)

 

バルボーザ工場長(右端)より説明を受ける参加者-左端に立っているのは天野社長とボルジェス氏

 

 

左からプレートを贈呈した遠藤委員長と受け取る天野社長とバルボーザ工場長

 

 

ヤクルトリンゴジュース工場にて記念撮影

 

 

SANJOのリンゴ工場

 

 

ワインを熟成させる為の樫樽

 

 

遠藤委員長から記念プレートを受取る清水理事長

 

 

エルシリオ・ルス橋をバックに記念撮影

新藤義孝総務大臣との意見交換会に出席

2013年7月26日、在サンパウロ総領事館の主催による来伯中の新藤義孝総務大臣との意見交換会に会議所から役員らが出席し、諸種意見交換を行った。ブラジルが2006年に地デジ日伯方式を採用以来、長らく総務大臣の来伯はなかったが、久々に総務大臣の訪問がこの度実現した。会議所からの出席者は、藤井晋介会頭、中西俊一副会頭、村田俊典副会頭、伊吹洋二副会頭、石田靖博専任理事、長合邦彦NTTデータブラジル社長、大竹茂タカタブラジル社長。

業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で食品部会開催

食品部会(天野一郎部会長)は、8月20日に開催される2013年下期の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成や組織変更などについて意見交換するために、7月25日正午から午後2時まで13人が参加して開催された。

業種別部会長シンポジウムの発表資料作成の今年の回顧では、コモディティ製品の価格変動、ドル高の為替、インフレコスト上昇に伴う製品への価格転嫁、健康志向対象の新製品の開発、基礎食料品バスケット向け社会統合基金(PIS)/社会保険融資納付金(Cofins)の免税、物流費の改善、レアル安による輸入資材の高騰、新規参入による競争激化、公共交通機関の運賃値上げ反対に始まった抗議デモによるレストランの売り上げ減少、在庫調整などが話題となった。

下期の展望では現地工場の立ち上げ、サラリー調整による人件費コストの増加、北東地域並びに中西部地域の消費拡大、小麦生産拡大による価格の安定、マーケットシェア拡大、価格戦略の見直し、新製品の投入、コストダウンの継続、収益構造強化、ブラジル経済の先行き不透明感の上昇、飲酒運転への罰則強化の影響などが挙げられ、また廃棄物処理関連の情報交換の要請、パーマネントビザや運転免許書の取得などについても意見交換された。

組織変更として部会長に山口 修一氏(南米不二製油)、副部会長として清水 重人氏(イグアス)、岡崎 徹氏(日清味の素)を再選出した。

参加者は天野部会長(ヤクルト)、山口新部会長(南米不二製油)、清水副部会長(イグアス)、岡崎副部会長(日清味の素)、西井氏(味の素)、パウロ・ツカモト氏(NAGASE)、唐木氏(ニアグロ)、石嶋氏(ヤクルト)、山田氏(東山農産)、見目氏(ヤマト商事)、遠藤副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、大角編集長

左から岡崎副部会長(日清味の素)/清水副部会長(イグアス)/天野部会長(ヤクルト)/山口新部会長(南米不二製油)

左から山田氏(東山農産)/西井氏(味の素)/パウロ・ツカモト氏(NAGASE)/唐木氏(ニアグロ)

左から石嶋氏(ヤクルト)/遠藤副領事(サンパウロ総領事館)/見目氏(ヤマト商事)

左から平田事務局長、大角編集長

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

労働問題研究会に35人が参加して開催

企業経営委員会(黒子多加志委員長)の労働問題研究会は、2013年7月25日午後4時から6時まで35人が参加して開催、司会は山内正直副委員長が務めた。

初めにTrench, Rossi e Watanabe Advogados弁護士事務所のエリカ・セリン・サルビ・コンプライアンスシニア弁護士は、「コンプライアンスとアンチ汚職新法案にむけて企業はどのように対策を進めるべきか」について、企業コンプライアンスは、コーポレートガバナンスの基本原理の一つで、企業が法律や内規などのごく基本的なルールに従って活動することであり、社会的規範や企業倫理(モラル)を守ることも「コンプライアンス」に含まれ、また世界の汚職国の比較ではアフリカ諸国が高く、中近東、ラテンアメリカではヴェネズエラの汚職が最悪、チリが最も汚職が少なく、ブラジルはメキシコ並びにアルゼンチン、コロンビア、ペルーよりも汚職度が低いと説明した。

米国では連邦海外腐敗行為防止法で外国公務員に対する賄賂の支払を禁止する規定(賄賂禁止規定)と証券取引法に基づく会計の透明性を要求する規定(経理規定)があり、汚職防止対策として国際協力体制、法令の整備、企業の外部監視体制の強化、2008年から2012年にかけて公務員の汚職は133%増加、2011年11月までに3434人の連邦公務員が職務を外されており、連邦警察は電話盗聴や電子メールのモニタリングが許可されていることなどを説明、また企業は汚職防止対策として社内に周知のトレーニングプログラム、内部監査プロセス、不正行為のモニタリングと検出、不正行為の原因分析・是正処置、不正行為が顕在化した場合の管理などについて説明した。

Souza, Cescon, Barrieu & Flesch Advogados 弁護士事務所のライザ・フェルナンデス・ダ・シルヴァ労働部門弁護士は、「従業員利益配分制度の直近の変更点とその適用」について、法令10.101号/2000で従業員利益配分(PLR)は企業側並びに従業員との間で交渉するように定めており、労働者の権利を保障に対する詳細条文として、不当解雇に対する保証並びに失業保険、退職引当金、最低給料、減給の禁止、13カ月給料、残業の割増、12.832 号/2013ではPLRのための委員会を設置、情報の開示の義務、 PLRの所得税の減税額の変更などについて説明した。

Trench, Rossi e Watanabe Advogados弁護士事務所のエリカ・セリン・サルビ・コンプライアンスシニア弁護士 「コンプライアンスとアンチ汚職新法案にむけて企業はどのように対策を進めるべきか」

Souza, Cescon, Barrieu & Flesch Advogados 弁護士事務所のライザ・フェルナンデス・ダ・シルヴァ労働部門弁護士は、「従業員利益配分制度の直近の変更点とその適用」