第2回目の業種別部会長シンポジウムの打合せ会議開催 

2011年1月14日午後4時から、近藤正樹総務委員長、鷲巣寛企画戦略委員長、都築慎一コンサルタント部会長、澤田吉啓同副部会長、栗原裕二金融副部会長代理(三井住友銀行)、並びに平田藤義事務局長が会議所で第2回目の2011年度上期の業種別部会長シンポジウムについての打合せ会議を行った。

Reuniao Simpo

左から澤田吉啓コンサルタント副部会長、都築慎一コンサルタント部会長、栗原裕二金融副部会長代理、平田事務局長、鷲巣寛企画戦略委員長、近藤正樹総務委員長

 

今年初めの環境委員会開催

今年初めての環境委員会(杉山俊美委員長)が2011年1月14日午後5時30分から7時まで6人が参加して開催、今年の活動内容、スケジュールなどについて大いに意見の交換を行った。

今年の環境委員会としては昨年同様に見学会や研修旅行、セミナーや環境ビデオ観賞会の実施などチームワークの良さを発揮して、早々と分担を決めて情報収集にあたっていた。

参加者は杉山俊美委員長(南米新日鐵)、内田肇副委員長(三井住友銀行)、赤木浩副委員長(メタルワン)、岡村昌一副委員長(メタルワン)、出見裕之副委員長(南米新日鐵)、平田藤義事務局長

テキパキと委員会の進行を務める杉山俊美委員長

素晴らしいチームワークで役割分担を決める委員会メンバー

 

長谷部省三元副会頭の送別会開催

ブラジルトヨタ自動車社長を5年間勤めたブラジル日本商工会議所副会頭の長谷部省三社長の送別会が2011年1月13日午後7時からレストラン新鳥で会頭、副会頭、専任理事など多数が出席して開催、在籍5年間の労をねぎらった。

出席者は中山立夫会頭 (ブラジル三井物産)/近藤正樹副会頭(伯国三菱商事会社)/杉山俊美副会頭(南米新日鐵)/松田雅信副会頭(パナソニック)/鷲巣寛副会頭(伊藤忠)/伊藤友久専任理事(ブラジル住友商事)/和田亮専任理事(ブラジル日本通運)/西岡勝樹専任理事(日立ブラジル)/澤田吉啓専任理事(ジェトロ・サンパウロセンター)/村田俊典専任理事(ブラジル三菱東京UFJ銀行)/上野秀雄専任理事(クラシキ・ド・ブラジル・テキスタイル)/中西俊一専任理事(ブラジルトヨタ自動車)/平田藤義事務局長

2011年度の新年会に170人が参加して盛大に開催

2011年度の新年会は2011年1月12日正午からブルーツリーモルンビーホテルに170人が参加して開催、特別ゲストにブラジル日本商工会議所名誉会頭の三輪昭在ブラジル日本国特命全権大使、ブラジル日本商工会議所名誉顧問の大部一秋在サンパウロ日本国総領事、芳賀克彦JICAブラジル事務所長が紹介された。

司会は平田藤義事務局長が担当、事務局長は新年会では毎年、干支に引っ掛けて随分無責任な予測をしてきたが、今年の干支は兎、やはり「兎と亀」イソップ童話と言うか寓話が頭から抜けきれず、兎は亀さんに比べ話題性がなく正直困っていたが、悩んだ挙句、私の独断偏見的な見方もあるが、1つだけ気に入ったお目出度い言葉を探しましたのでご紹介します。

それは【兎の登り坂】 であり、「兎は前足が短くて坂を登るのが巧みであることから、地の利を得て得意の力を発揮する」と云う事です。ビジネスの世界から見ると【兎の登り坂】は何か光り輝く新鮮な年頭に相応しい経営格言に聞こえます。地の利をブラジルと云う言葉に置き換えるだけです。今ブラジル経済は右肩上がりの歴史的な上り坂(あがりざか)です。会員企業の皆様、是非ともこのブラジルの地で御社が得意とする力を思う存分に発揮され、飛躍の年とされては如何でしょうか。これ、今回も何か又前回同様に100%の確立で当りそうな予感がしますと自身の予想を披露した。

初めに中山立夫会頭がブラジルは過去数年に亘り目覚しい経済成長を遂げ、世界各国からの企業進出が相次いおり、ルーラ政権後の与党PTのジルマ・ロウセフ大統領率いる新政権も引き続き力ずよい成長が期待されており、ブラジル進出を検討している日本企業も数多くあるが、決断の速い韓国企業のブラジル進出に危機感を表明しながらも、中山会頭は「われわれ日系企業にもまだまだ充分できる」と日系企業のさらなる奮起を促し、今年の商工会議所の更なる発展のために副会頭、専任理事と力を合わせて邁進したいと力強く抱負を述べた。

続いて三輪昭大使は1日にブラジリアで行われた大統領就任式に日本の特使として出席した麻生太郎元首相がブラジル政府からの厚待遇を受けたことについて、「ジルマ・ロウセフ新大統領は日本との両国協力関係の重要性を充分認識している」と述べた。

三輪大使はジウマ大統領就任後の麻生太郎元首相との会談では充分に話合う時間が取れて、麻生元首相が大統領選挙を勝ち上がったジウマ大統領に対して「選挙は人を磨く」と優秀な行政官から偉大な大統領になったと語り、ジウマ大統領は非常に満足顔の様子で、打ち解けて充実した話合いができたエピソードなどを披露、また今後も日伯経済関係強化に向けた官民一体となった大使館が大いにサポートすることを強調して新年の挨拶を終えて、三輪大使、大部一秋総領事並びに中山会頭と3人で鏡開きを行い、大部総領事がブラジル式の乾杯の音頭を取った。

連絡事項ではサンパウロ総領事館の加藤秀雄領事が「日伯社会保障協定に関するアンケート調査」で協力を以来、3分間スピーチではデロイト・トーマツ社の小川陽一郎開発国際本部長がブラジルへの投資拡大についてスピーチ、代表者交代ではトヨタの長谷部省三社長が5年前にブラジルに赴任したが、光陰矢のごとしの通り、あっという間に過ぎ去ったと語り、今回のヘアーカットによるイメージチェンジではよく仏門に入るのかと聞かれると困惑しているエピソードを披露してウイットに富んだ話術で笑いを誘い、後任の中西俊一社長はブラジル駐在は初めてであり、ブラジルをよく知りたいと意欲を示していた。

2011年/12年度常任理事紹介では中山会頭をそれぞれ副会頭、専任理事を紹介、それぞれ今後2年間の会議所活動への取組を披露、監事会は中村敏幸監事会議長が監事を紹介、

会頭

中山立夫

 

ブラジル三井物産

副会頭

近藤正樹

総務委員長

伯国三菱商事会社

杉山俊美

環境委員長

南米新日鐵

松田雅信

日伯法律委員長

パナソニック

鷲巣寛

企画戦略委員長

伊藤忠

専任理事

前田一郎

日系社会委員長

丸紅ブラジル会社

伊藤友久

渉外広報委員長

ブラジル住友商事

和田亮

異業種交流委員長

ブラジル日本通運

西岡勝樹

相互啓発委員長

日立ブラジル

澤田吉啓

日伯経済交流促進委員長

ジェトロ・サンパウロ

村田俊典

財務委員長

ブラジル三菱東京UFJ銀行

上野秀雄

企業経営委員長

クラシキ・ド・ブラジル・テキスタイル

中西俊一


ブラジルトヨタ自動車

監事会

中村敏幸

 

デロイト・トウシュ・トーマツ   (監事会議長)

藤井敏晴

 

KPMG                       (監事)

堀内勝

 

みずほコーポレート          (監事)

ブラジル日本青年会議所のファービオ・カワウチ新会頭が就任挨拶、事務局の中森アリッセ・アシスタントが年勝の忘年会の余剰景品の抽選会の司会を担当した。

左から鏡開きの後で固い握手を交わす中山立夫会頭/三輪昭在ブラジル日本国特命全権大使、ブラジル日本商工会議所名誉顧問の大部一秋在サンパウロ日本国総領事(写真は望月二郎さん提供)

新年会で挨拶を行う三輪昭大使

新年会で挨拶を行う中山立夫会頭

2011年/12年度常任理事紹介

左から2011年/12年度の藤井敏晴監事/堀内勝監事/中村敏幸監事会議長

お雑煮を食べて盛り上がる新年会

左から3人目の三輪昭大使を囲んで記念撮影

 


 

 

 

業種別部会長シンポジウムの打合せ会議開催

近藤正樹総務委員長、鷲巣寛企画戦略委員長並びに平田藤義事務局長が2011年1月10日午後5時から会議所で2月15日午後1時から6時までインターコンチネンタル・ホテルで開催される2011年度上期の業種別部会長シンポジウムの打合せ会議を行い、更なる素晴らしいシンポジウムにするために大いに意見の交換を行った。

左から近藤正樹総務委員長/平田藤義事務局長/鷲巣寛企画戦略委員長

中山会頭がルピ労働大臣主催の帰国労働者支援・問い合わせセンター開所式に出席(2011年1月10日)

2011年1月10日、文協ビル内にある帰国労働者支援・問い合わせセンターNúcleo de Apoio e Informação a Trabalhadores Retornados do Exteriorの開所式がカルロス・ルピ労働大臣の主催で行われた。同センターは教育・文化支援団体(ISEC)とブラジル労働省の提携で運営される。ルピ大臣をはじめブラジル労働省幹部、労働組合代表者並びに日系主要団体代表者、大部一秋在サンパウロ日本国総領事、中山立夫当所会頭が出席した。

ジウマ・ロウセフ大統領の就任式に平田事務局長が参加(2011年1月1日)

元旦の午後、ブラジル史上初の女性大統領ジウマ・ロウセフ氏の就任式に平田事務局長が参加した。国会での就任演説後、プラナウト宮ではルーラ前大統領からブラジル国旗を象徴する緑と黄色でデザインされた肩章の引渡し式の後、国民に向け就任演説、降壇直後に海外からの元首や首脳陣等(中南米からの元首、クリントン国務長官、麻生元総理特使、、)と挨拶、引き続き閣僚の任命式が執り行われた。イタマラチーでは午後6時半から新大統領主催による盛大なレセプションが行われた。

就任演説ではルーラ政権を称え、変革を伴う政策を継承、さらに強固にすると第一声、保健、教育、治安分野を優先課題とする政策、また政治・税制改革、経済発展なども公約した。貧困撲滅と全ての人に対する機会創出のために戦うと力説、拍手喝采の渦の中、時々演説中断の場面も。(詳細略)

平田事務局長は就任式参加を振返り、ジウマ・ロウセフ大統領と麻生元総理の信頼感溢れる笑顔な挨拶が非常に印象的であったと語った。なお、レショプションにおいて日本政府特使のご一行の他、知人等に逢い懇談した。

ジウマ・ロウセフ大統領就任式の招待状

麻生元総理特使一行と意見交換会(2010年12月31日)

2011年1月1日、伯国史上初の女性大統領ジウマ・ロウセフ氏の就任式に、日本政府から特使として出席のため麻生太郎元総理(衆議、日伯国会議員連盟会長)のほか河村健夫(衆議、自民党選挙対策局長)、中井洽(ひろし)(衆議、予算委員会委員長)、黄川田 徹衆議が31日、首都ブラジリアに到着、三輪 昭駐ブラジル日本国特命全権大使をはじめ中山立夫ブラジル日本商工会議所会頭(三井物産執行役員兼ブラジル三井物産社長)、平田藤義事務局長等と日伯経済関係強化について大所高所から幅広く意見交換会を行った。

麻生元総理は去る5月2日、来伯の際にも当会議所関係者等と懇談会を持ったばかり。当時の記事については下記URLをクリック。

http://jp.camaradojapao.org.br/news/atividades-da-camara/?materia=7347

麻生さんのブラジルに対する熱い思いが今回もひしひし伝わったと、平田事務局長は非常に感激。