自動車部会に15人が参加して業種別部会長シンポのドラフト資料作成で意見交換

自動車部会(長谷部省三部会長)は2010年8月9日午後5時から6時近くまで15人が参加して、業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のためにドラフト資料を基に意見交換を行った。

上半期の自動車販売や生産の推移、工業製品税(IPI)減税政策採用による自動車販売効果、急増する韓国からの輸入車、為替の動向、輸入部品に対する減税幅の縮小、リッターカーの販売動向、支払い形態、鉄鋼価格の値上がり、移転価格税制の行方、二輪車の販売回復、流通在庫などが話題となった。

出席者は長谷部部会長(トヨタ)、峯川副部会長(ホンダ)、斉藤副部会長(デンソー)、藤田氏(NGK),伊藤氏(カンジコ)、駒形氏(MCC),鈴木氏(MELCO),二木氏(ミドリ・アトランチカ)、五鬼上氏(豊田通商)、大竹氏(タカタ・ペトリ)、金原氏(トヨタ)、ロペス氏(トヨタ)、大川氏(矢崎総業)、佐々木副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

15人が参加して業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のためにドラフト資料を基に意見交換

左からレアンドロ・ロペス氏(トヨタ)/長谷部省三部会長(トヨタ)

 

貿易部会は業種別部会長シンポの発表資料作成のために開催

貿易部会(伊藤友久部会長)が2010年8月6日正午から1時過ぎまで、17日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために10人が参加して開催された。

ドラフト資料を基にレアル高の為替で輸入増加比率が輸出増加比率を大幅に上回って貿易収支黒字が悪化、輸出では第1次産品が増加したが、完成品がトップシェア、輸入は原材料や中間財が増加、完成品では韓国からの自動車輸入が急増、また韓国からの輸入額は初めて日本を上回った。

輸出では鉄鉱石、大豆、鶏肉が増加、メルコスールとEUとのFTA締結、Cクラスの消費拡大、港湾・空港インフラの不整備によるブラジルコストの上昇、ナイジェリアからの軽質油の輸入、国際競争力、ロイヤリティーなどが話題となった。

参加者は伊藤部会長(住友コーポレーション)、加藤副部会長(島津製作所)、坂東副部会長(住友コーポレーション)、大岩氏(ジェトロ)、中山会頭(ブラジル三井物産)、杉本氏(ブラジル三井物産)、大野氏(伯国三菱商事会社)、江上氏(双日)、佐々木副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

17日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

左から加藤副部会長(島津製作所)/伊藤部会長(住友コーポレーション)/坂東副部会長(住友コーポレーション)

コンサルタント部会はドラフト資料を基に業種別部会長シンポの発表資料作成で意見交換

コンサルタント部会(都築慎一部会長)は2010年8月5日正午から2時過ぎまで8人が参加、ドラフト資料を基に17日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見の交換を行った。

進行役は押切フラビオ副委員長と関根実副委員長が担当、初めに今年の経済成長の予想、消費の回復、産業別GDP伸び率、工業生産指数の推移、今後のGDPの動向、Selic金利の行方、不動産バブル、200年以降のインフレと金利の推移、低下傾向の失業率と今後の動向、レアル高の為替による輸入と輸出の相関関係、コモディティ商品価格の動向、経常収支の悪化の影響などについて意見交換された。

出席者は押切フラビオ副部会長(大野&押切法律事務所)、関根実副部会長(個人会員)、田中信氏(リべルコン)、山田唯資氏(個人会員)、今井恵美(ミツワ投資エージェンシー)、山下日彬(ヤーコン)、加藤秀雄領事(サンパウロ総領事館)、平田藤義事務局長

ドラフト資料を基に17日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見の交換 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

左から押切フラビオ副委員長/関根実副委員長

繊維部会は業種別部会長シンポの発表資料作成のために開催

繊維部会(河本暢夫部会長)は2010年8月4日午後3時から4時過ぎまで、17日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために10人が参加して開催した。

国内景気の回復やインフレ以上の最低サラリーの調整、ボルサファミリアと呼ばれる貧困家庭の補助金額支給額のアップ、雇用の創出や実質賃金の上昇などで繊維業界も好調に推移した。

また綿花の需要の拡大、堅調に推移した綿花相場、綿花生産減による在庫の縮小、綿花消費大国の今後の動向、綿花の糖分増減の影響、需給バランス、ユニフォーム使用の増加、輸入品との価格競争、アンチダンピング課税、ワールドカップやラニーニャ現象の異常気象の影響などが話題となった。

参加者は河本部会長(東洋紡)、高木副部会長(ダイワボウ)、岡田副部会長(ユニチカ)、本間氏(オーミ繊維工業)、上野氏(クラシキ)、柴垣氏(サンヨーテックス)、河本氏(YKK)、田邊氏(日清紡)、黒木調査員(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

左から岡田幸平副部会長(ユニチカ)/河本暢夫部会長

金融部会に11人が参加して業種別部会長シンポ資料作成や部会活動で意見交換

金融部会(宮原弘幸部会長)が2010年8月4日正午から1時過ぎまで11人が参加して開催、17日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料の作成でドラフト資料を基に意見交換、また今後の部会活動としてセミナーなどの開催についても意見の交換が行われた。

金融危機前から現在までの経済指標の推移、銀行業界の個人/法人向けクレジット、スプレッド、延滞債権率、今年の経済指標の見通し、為替レート、金利、サンパウロ平均株価の予想、大統領選挙の影響、保険業界の各種保険の回顧と展望や業界再編などについて意見の交換が行われた。

参加者は宮原部会長(三井住友保険)、今井副部会長(三井住友保険)、小西副部会長(三井住友銀行)山崎氏(ブラデスコ銀行)、伊澤氏(シティバンク)、小西氏(三井住友銀行)、栗原氏(三井住友銀行)、今井氏(ミツワ投資エージェンシー)、植村氏(みずほコーポレート)、米倉氏(安田保険)、黒木氏(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

17日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料の作成でドラフト資料を基に意見交換 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

左から小西副部会長(三井住友銀行)/宮原部会長(三井住友保険)

中山立夫会頭がFIESP国際通商担当理事のロベルト・ジアネッチ・フォンセカ氏を表敬訪問

8月3日、中山立夫会頭(三井物産執行役員兼ブラジル三井物産社長)、ブラジル三井物産情報産業課の杉本靖取締役並びに平田藤義事務局長がFIESP国際通商担当理事のロベルト・ジアネッチ・フォンセカ氏を表敬訪問、日伯経済関係強化の視点からエネルギー、鉄鉱石、製鉄、深海油田開発、食糧、バイオ燃料など幅広く意見交換を行った。

ジアネッチ氏は2006年5月当会議所定例昼食会の講演者、又2008年1月、日伯交流年/移民100周年を記念し日経と当所が開催した日本ブラジル経済シンポジュームに於いてもパネリストとして参加、日本にも知人が多く親日家の一人。

 


電気電子部会に9人が参加して業種別部会長シンポの発表資料作成

電気電子部会(松田雅信部会長)が2010年8月3日午後5時から6時30分まで9人が参加して開催、17日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見の交換を行った。

ワールドカップ開催を前にテレビが爆発的に売れたが、ブラジル選抜が決勝トーナメントで早々と敗戦したために、メーカーでは大量の在庫を余儀なくされているが、工業製品税(IPI)の減税政策の中止で白物家電の在庫も増加している。

また大統領選の行方、物流インフラ問題、空港の混乱、船舶のスペース不足、コストダウン、IT部門の強化、設備投資、ブロードバンド需要、製品ラインアップ、レアル高の為替、キャッシュフローの適正化、人材育成、内部管理強化3G周波数帯入札、金利の動向などが話題となった。

出席者は松田部会長(パナソニック)、三好副部会長、篠原副部会長(パナソニック)、小池氏(エプソン)、綿貫氏(村田製作所)、倉橋氏(パナソニック)、田島氏(サンヨー)、黒木調査員(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

17日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

左から三好副部会長/松田部会長(パナソニック)/篠原副部会長(パナソニック)

建設不動産部会は業種別部会長シンポの発表資料作成のために開催

建設不動産部会(鈴木ワグネル部会長)2010年8月3日午前9時から11時まで8人が参加して、業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために開催、国内経済が好調に推移して、また連邦政府の”私の家、私の暮らし”プロジェクトや住宅ブームのために、エンジニア不足、サラリーや資材の上昇、不動産価格や土地の値上がり、良質な労働者不足など非常に経営面で困難をきたしていることが多くの参加者が指摘していた。

参加者は林副部会長(戸田建設)、南副部会長(デニブラ)、鈴木氏(デニブラ)、米田氏(CGCジェオテクニア&コンスツルソン)大滝氏(ホス建設)、西村氏(YKK),黒木調査員(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

機械金属部会に18人が参加して業種別部会長シンポの発表資料作成

機械金属部会(西岡勝樹部会長)は2010年8月2日正午から午後2時まで18人が参加、17日に業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために、参加者は上半期の回顧と下半期の展望についてそれぞれ発表した。

上半期の回顧ではブラジル経済が好調に推移して大半の企業の業績が回復、IPI減税政策の駆け込み需要、高速鉄道やモノレールの建設、デジタルテレビ放送、鉄鋼需要の回復、設備投資、BP油田の原油漏洩事故、ペトロブラスの大型投資、回復が遅れている二輪販売、在庫削減などが話題となった。

下期の展望ではレアル通貨の動向、堅調な国内需要、設備投資の増加、岩塩層下原油開発、ペトロブラス関連大型商談、業界再編、エタノール需要の回復、大統領選挙の行方、高速鉄道入札、ワールドカップやオリンピック向けインフラ整備などで意見の交換が行われた。

参加者は西岡部会長(日立)、岡村副部会長(メタルワン)、大井副部会長(前川製作所)、原口氏(CBC重工業)、根本氏(日立工機)、浅井氏(コマツ)、田中氏(京セラ)、駒形氏(MCC),西岡氏(三菱重工)、原田氏(ミツトヨ)、宮崎氏(MMCメタル)、大沢氏(OSG),川名氏(NSK),栗原氏(個人会員)、北原氏(ヤンマー)、岸氏(ユシロ)、黒木調査員(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換

左から大井副部会長/西岡部会長/岡村副部会長

化学品部会は業種別部会長シンポジウムの発表資料作成などで開催

化学品部会(大澤巌部会長)は2010年7月29日午後4時から6時まで業種別部会長シンポジウムの上期の回顧と下期の展望の資料作成で参加者全員が作成した資料を発表、また2012年以降の輪番制による新組織体制のくじ引きを実施した。

上期の回顧では大半の参加企業の売上/利益とも増加、要因として好景気/景気回復、レアル高の為替、マーケットシェアの拡大、在庫整理、綿作作付面積増加、農業関連クレジットの増加、新製品投入、不良債権の減少、生産効率改善によるコストダウン、内需の回復などがプラス要因となったが、製品価格の減少、欧米メーカーの投資拡大、法改正による規制強化、ジェネリック製品やアジア違法製品との競合、レアル高の為替による原材料価格の上昇がマイナス要因となった。

下期の展望では大半が売上/利益とも増加を見込んでおり、クリスマス商戦、セールスプロモーション、レアル為替の安定、マーケットの拡大、新規投資増加,コモデティ価格の上昇、綿作作付面積の増加、農薬需要の増加、自動車産業の好調持続、内需拡大、コストカットの継続などがプラス要因に作用すると予想、しかしレアル安によるコストアップ、国内経済の大幅な過熱、為替変動に対する不安、業界再編による大手企業のマーケットシェア拡大、ジェネリックやアジア慰労製品との競合、天候不順、人件費などの上昇顧客からの値下げ要求圧力、大統領選の結果などがマイナス要因として意見が交わされた。

参加者は大澤部会長(ダイカラー)、松尾副部会長(住友化学)、佐野副部会長(パイロットペン)、滝沢副部会長(久光製薬)、松下氏(住友化学)、大久保氏(イハラブラス)、江口氏(K-I ケミカル)、町井氏(日曹)、奥村氏(大塚化学)、村上氏(双日)、古田氏(スリーボンド)、佐々木副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で盛んに意見交換 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

左から村上氏(双日)/滝沢副部会長(久光製薬)/大澤部会長(ダイカラー)