田中信会頭が第15回ジャパンカップに参加

田中信会頭は2009年8月8日午後1時30分から第15回ジャパンカップを記念してサンパウロ・ジョキー貴賓室で開催された日本文化紹介イベントに参加、ブラジル福岡県人会がコイのぼりを提供、レキオス芸能愛好家による沖縄太鼓、鳥取県人会が傘踊りを披露してイベントに花を添えた。

化学品部会に11人が参加して業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換

化学品部会(松尾新一郎部会長)が2009年8月7日午後4時から6時まで11人が参加して開催、今月18日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成ではアンケートを基に作成されたドラフト資料で意見交換を行なった。

高級化粧品、一般用医薬品、農薬や種子セクターは世界金融危機とは無関係であるが、上期の回顧ではレアル安の為替、コモディティ価格の下落、クレジット縮小、綿花栽培面積の減少、価格安定感からの買い控え、薬事法改定による制約、二輪車生産の大幅減少、電子伝票の発行、ICMS先払い税の採用などが話題になった。

下期の展望では不安定な為替の影響、新規顧客の開拓、債権回収への不安、工業製品税の減税幅の削減、人員削減によるコストダウン、見本市での新製品投入、レアル高による輸出の減少、生産コストの改善、原料費の低下などが話題となったが、参加者の大半が金融危機は底を打ってないと予想している。

参加者は松尾部会長(住友化学)、工藤副部会長(イハラぶラス)、大澤副部会長(ダイカラー)、佐野氏(パイロット・ペン)、滝沢氏(久光製薬)、江口氏(K-Iケミカル)、溝口氏(日本曹達)、佐藤氏(スリーボンド)、田中氏(ペンテル)、佐々木副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

和気あいあいと業種別部会長シンポジウムの発表資料を作成するために意見交換

                  

                  ドラフトの発表資料を見ながら意見交換

 

 

貿易部会は業種別部会長シンポジウムの資料作成で8人が参加して開催

 貿易部会(伊藤友久部会長)は2009年8月7日正午から1時まで、今月18日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために8人が参加して開催、ジェトロサンパウロ事務所の大岩玲取締役がドラフト資料を作成、その資料を元に意見交換を行なった。

 今年上半期は輸入の落込みが輸出の落込みを上回ったために貿易黒字の増加、輸出は金融危機でコモディティ価格下落と主要輸出国の需要後退で減少、工業製品の落ち込みが第一次産品を上回る、中国への大豆や鉄鉱石輸出増加で減少幅縮小、アルゼンチンの保護貿易政策で中国製品に市場を奪われた。

 工業製品輸出は航空機がトップ、乗用車の輸出は大幅減少、中国が始めて輸出相手国トップ、米国2位に後退、日本は6位、エンブラエル中型機が初めて対日輸出統計に登場、日本向け輸出トップスリーは鉄鉱石、鶏肉、アルミでそれぞれ大幅に減少、来年の大統領選挙や2014年のワールドカップへのインフラ整備投資増加、しかしレアル高の為替、工業製品税(IPI)の撤廃や財政収支の落ち込みなど不安定要素もあるが、ブラジル金融市場に海外投資家が戻りつつあり、下半期は国内経済の回復が期待されている。

 伊藤友久部会長(住友商事)、三分一克則副部会長(島津製作所)、坂東良亮副部会長(住友商事)、大岩玲氏(ジェトロ)、北條喜載氏(丸紅)、塩原優氏(三菱商事)、黒木沙緒里専門調査員(サンパウロ総領事館)、平田藤義事務局長

               

              ドラフト資料を基に部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換

                                             

                                                  進行役を務めた伊藤友久部会長

 

 

 

三菱電機ブラジルFAセンター開所記念セミナーに田中会頭、平田事務局長が参加

三菱電機ブラジルFAセンター開所記念セミナーが2009年8月7日午前10じ30分からハイヤットホテルで開催、セッション1では三菱電機北米開発センターの森田英昭センター長が「三菱統合FAソリューションによる工場の全体最適化と事例紹介」、セッション2では三菱電機オートメーションFAセンターの松岡信行センター長が「三菱電機FA機器の新製品ご紹介」についてセミナーを行なった。商工会議所からは田中信会頭、平田藤義事務局長が参加した。

業種別部会長シンポジウム案内で邦字新聞社2社訪問

2009年8月7日午前中に近藤正樹総務委員長と平田藤義事務局長がサンパウロ新聞社とニッケイ新聞社を訪問、18日午後2時から6時までソフィテルホテルで開催される業種別部会長シンポジウムのPR並びに一般参加者の参加を呼びかけた。

 同シンポジウムは年2回開催、11業種別部会の代表は「2009年上期の回顧と下期の展望」を発表、また「世界金融危機・経済危機による底を脱したか」についても触れる。

官界は島内憲大使、大部一秋総領事が参加、各部会の発表時間は10分で質疑応答の時間も設けられており、終了後はカクテルパーティが開催される。シンポジウムの参加は無料

 

今年第2四半期の業務・会計監査で監事会開催

 今年第2四半期の業務・会計監査が2009年8月7日午後2時から3時30分まで監事会から山田監事会議長、中村敏幸監事、藤井敏晴監事、財務委員会から米倉立二郎財務委員長が参加して開催した。

初めに平田事務局長からこの期間中の業務の推移について説明、次いで、会計事務所が作成し、提出した貸借対照表、損益それに事務局が準備して米倉財務委員長並びに7月の常任理事会によって承認された月別会計種目別収支明細書、予算、実績対比表、財産目録、会費滞納現況表並びに2009年度第2四半期の各委員会や部会の予算と実績について、逐一会計担当職員も加えての事務局サイドからの報告があり、それに対する監事側からの質問などで相互間で活発な討議が行なわれて審議された結果、監事会は「2009年度第2四半期の会議所の業務の遂行と会計処理は適正であったこと」を承認した。

山田監事会議長はこの監事会に先立って8月4日に会議所で関連書類を事前にチェック、監事会は慣例に従い各四半期を締めた後3ヶ月おきに開催され、事務局からは平田藤義事務局長、エレーナ・ウエダ会計担当、日下野成次総務担当が参加した。

              

             左から藤井敏晴監査/山田唯資監事会議長/中村敏晴監査

              

             7人が参加して第2四半期の会計検査を実施

 

 

 

電気電子部会に14人が参加して業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換

 電気電子部会(松田雅信部会長)は2009年8月5日午後4時から6時まで14人が参加して開催、18日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために参加者はそれぞれ上半期の回顧と下半期の展望を発表した。

 上半期の回顧では国内需要の大幅な減少、新規投資の先送り、為替の変動、人員整理、経営のリスク対応、工業製品税(IPI)減税政策の効果、税金前払い政策、社内の内部統制、客先の与信管理、販売管理費削減、BtoB、資金繰り、消費動向の上昇傾向、価格転嫁などが話題となったが、全体的には予算を下回った企業が多かった。

 下半期の展望では新規販売チャンネル獲得、更なる経費削減、来年の大統領選挙やワールドカップ、電子伝票発行義務、ドル為替下落で輸入増加並びに輸出の価格競争力の低下、来年から始まる自動車やバイクへのGPS搭載の影響、環境保護対策での発電システムの変化、デジタル放送日伯方式の南米諸国への普及効果、減税装置による需要の先取り、競争激化に伴う採算モデルの整理、スタッフ固定費の削減、有利子負債削減、IPI減税政策終了後の傾向などが話題となったが、在庫の正常化、購買意欲の回復で需要増・販売減の回復が期待されるが、販売拡大よりも収益性重視の傾向で前向きな基調の兆しもある。

 参加者は松田雅信部会長(パナソニック)、三好康敦副部会長(プリモテック)、大塚順氏(キヤノン)、島田宣彦氏(カシオ)、伊豆山康夫氏(CIS)、小池拓之氏(エプソン)、神谷功氏(コニカミノルタ)、綿貫彰氏(村田製作所)、御園富栄氏(TDK)、ミゲル・ススム・ジョ氏(TDK),尾崎英二氏(東芝電力機器)、佐々木真一郎副領事(サンパウロ総領事館)、黒木沙緒里専門調査員(サンパウロ総領事館)、平田藤義事務局長

               
        電気電子部会では18日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で参加者が上期の回顧と下期の展望を発表した

            

               左から三好康敦副部会長/松田雅信部会長

 

 

金融部会に8人が参加して業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換

 金融部会(山崎展生部会長)は2009年8月4日正午から午後2時まで8人が参加して開催、今月18日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で大いに意見の交換を行なった。

 銀行業界では金利、為替、株価やクレジットを中心にカントリーリスク、年末の為替レートや金利の予想、貿易収支、経常収支、株価トレンド、経済シナリオなどについて大いに意見交換した。

 保険業界では再保険市場の自由化による今後の傾向、自動車保険損害率、運用益、金融危機による保険業界への影響などで意見交換、また部会活動では上期にサンパウロ証券取引所(Boveapa)の見学会を実施、下期には経済セミナーや株式セミナーなどの開催を検討する。

 参加者は山崎展生部会長(ブラデスコ銀行)、清水雄一副部会長(ブラデスコ銀行)、宮原弘幸副部会長(三井住友海上)、竹内明氏(三菱東京UFJ銀行)、窪田敏郎氏(三井住友銀行)、米倉立二郎氏(南米安田保険)、今井恵美氏(ミツワ投資)、佐々木真一郎副領事、平田藤義事務局長

                           

                          左から山崎展生部会長/清水雄一副部会長

 

 

運輸サービス部会に14人が参加して賑やかに業種別部会長シンポジウムの発表資料作成

 運輸サービス部会(畠山研治部会長)は2009年8月3日正午から2時まで14人が参加して開催、今月18日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成では賑やかに意見の交換を行なった。

 今年上半期の回顧では世界金融危機並びに新型インフルエンザの影響で航空業界は国内線、国際線共に減少、2月からの燃料費の上昇、海運業界ではコンテナ船は輸出入とも減少、鉄鉱石船は中国の鉄鉱石需要増加で回復傾向、クーリエ業界はHARPIAシステムの導入、全製品に輸入ライセンスの取得義務、中古機械や設備の輸入規制緩和、州税の先送り制度、旅行業界では海外旅行は新型インフルエンザや金融危機で減少、国内旅行では大手ツアー会社企画のパッケージ旅行が順調に伸びていたが、国内の物価高がブレーキ、IT・通信業界はブラジルのセルラー電話加入者世界5位、プリペイド方式が大半、テレフォ二カ社のSpeedy販売禁止、電子ノッタ・フィスカル2億枚発行、ソフトウエア販売の今後の傾向などが話題となった。

 今年下半期の展望では航空業界はブラジルの国内線・国際線運賃の自由化による競争激化、インフルエンザによる影響の不透明感、海運業界は各航路での配船合理化、中国向け鉄鉱石や大豆輸出の回復、フォワーダー業界では低価格競争、大型工事案件の中断継続、工業製品税(IPI)減税率の縮小、旅行業界では南半球での新型インフルエンザ増加、リオでの治安悪化の影響、IT・通信業界では金融危機によるIT部門への投資削減、79業種での電子ノッタ・フィスカル発行義務、コストや出張削減でテレビ会議システムの導入、省エネ型グリーンIT、100メガのブロードバンド開始などが話題となったが、参加者の大半は景気の底からの脱出はもう少し先になると予想しているが、日本からブラジルへの進出企業がはっきりと増加傾向になってきて、ブラジルが日本から非常に注目されてきている。

 出席者は畠山研治部会長(K-Line)、谷口雅治副部会長(栄進)、小西弘恭副部会長(JAL)、内山明美氏(ブルーツリー・ホテル)、寺元清隆氏(商船三井)、和田亮氏(日通)、足立幸雄氏(NTT)、今井達也氏(NYK Line)、村田エリカ氏(鈴与)、山下日淋氏(ヤーコン)、岐部ルイス氏(UBIK)、関岡信氏(YUSEN)、佐々木真一郎副領事(サンパウロ総領事館)、平田藤義事務局長

              

         左から畠山研治部会長/小西弘恭副部会長/谷口雅治副部会長

              

              14人が参加して賑やかに18日の部会長シンポジウムの発表資料作成

 

繊維部会では業種別部会長懇談会の発表資料作成や部会活動などについて大いに意見交換

 チームワークの素晴しい繊維部会(金原彰部会長)は2009年7月30日午後3時から5時まで10人が参加して開催、8月18日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成では参加者がそれぞれ今年上期の回顧と下期の展望を発表、また今後の部会活動についても大いに意見の交換を行なった。

 今年上期の回顧では世界金融危機直後のNY綿花相場急落からの回復、綿糸需要の低迷、綿花から大豆生産への移行、国内衣料市況の低迷、工業製品税(IPI)の減税による耐久消費財の好調の影響による衣料品購買低下、レアル安による価格競争力の低下、衣料品の貿易減少、在庫の増加、母の日商戦の冬物衣料の惨敗、顧客の資金繰りの悪化などが話題になった。

 下半期の展望では世界の期末在庫の減少、綿花栽培の競合作物の大豆相場の動向、中国経済の回復、レアル高による綿糸輸入増加、これまで以上のコスト競争力や企業の体質強化の必要性、低価格の輸入品との競合、インフレ率を大幅に上回る最低サラリーの大幅調整、金利の低下などが指摘されたが、大半の企業は下半期の業績回復を見込んでいる。

 また部会活動報告では部会員への常任理事会議事録発送、今後の見学会の実施予定、サンパウロ州内の工場での禁煙対策の調査などで多岐に亘る意見の交換が行なわれた。

 参加者は金原部会長(日清紡)、河本副部会長(東洋紡)、高木副部会長(ダイワ)、本間氏(オーミ繊維工業)、上野氏(クラシキ)、柴垣氏(サンヨーテックス)、岡田氏(ユニチカ)、河本氏(YKK)、佐々木副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

              

    チームワークの素晴しい繊維部会では業種別部会長シンポジウムの発表資料作成や部会活動で大いに意見交換

                                                

                                                  進行役の金原彰部会長