日伯友好交流促進協会の代表会合で意見交換

   日伯友好促進協会(田中信代表者委員長)が2009年6月5日正午からブラジル日本商工会議所会議室に日系団体代表が集まって意見交換会を開催した。

   参加者は県連の与儀昭雄会長、文協の木多喜八郎会長、援協のイナシオ森口会長、アリアンサのレナート・ツネヤス・ヤマダ副会長、商工会議所の田中信会頭、山田唯資監事会議長、平田藤義事務局長

日系5団体代表が集まって意見交換

20090605 日伯友好交流促進協会 2

左から山田唯資監事会議長/援協のイナシオ森口会長/田中信代表者委員長(商工会議所会頭)

 20090605 日伯友好交流促進協会 3

文協の木多喜八郎会長/県連の与儀昭雄会長/ アリアンサのレナート・ツネヤス・ヤマダ副会頭

電気電子部会ワーキンググループ3回目の会合に16人が参加

  6月17日午後6時からブラジリアの日本大使館で開催されるデジタルテレビデモンストレーションの準備に向けて、2009年6月3日午後6時から電気電子部会(松田雅信部会長)ワーキンググループの最終会合に16人が参加して開催した。

  ブラジリアでのデジタルテレビ放送開始を捉えて、日本のデジタルテレビ関連技術の普及促進を目的に、日本メーカーの大型薄型テレビ、セルラー、可搬テレビやパソコン等による、デジタル放送の直接受信及び双方向のデジタル信号の模擬放送の実施に向けて会合を持った。

  ブラジル日本大使館から臼田昇一等書記官が参加して、デモンストレーション会場のレイアウトや機材搬入、デモンストレーション方法などについて意見交換、またメインゲストリスト、南米地域への普及促進のために南米地域の外交団の招待、関連業界や小売業界の代表の招待、式次第などが説明された。

  参加者はブラジル日本大使館から臼田昇一等書記官、サンパウロ総領事館から加藤秀雄領事、三好康敦副部会長(プリモテック21)、尾身ジュリオ氏(プリモ テック21)、マリオ・メロ氏(プリモテック21)、倉橋登志樹氏(パナソニック)、ファービオ・カンパーニャ氏(パナソニック)、マルコ・タナカ氏(セ ンピ東芝)、金子行雄氏(センピ東芝)、上杉孝仁氏(ソニー)、田村正博氏(ソニー)、エジソン・ナカムラ氏(ソニー)オブザーバーの谷本隆彦氏(シャー プ)、沢田真人氏(シャープ)、ファービオ・サリバ氏(シャープ)、平田藤義事務局長

左から電気電子部会の三好康敦副部会長/ブラジリア日本大使館の臼田昇一等書記官/サンパウロ総領事館の加藤秀雄領事

 20090603 電気電子部会 2

参加者16人は日本語/英語/ポルトガル語で意見交換

CGC GEOTECNICA E CONSTRUÇÕES LTDAがオープニング式

   ケミカル・グラウトブラジル社(米田国章社長)は2009年6月3日午後6時半からシントリで本社ケ ミカルグラウト株式会社から伊地正博社長を迎え、ブラジル支社の業界関係者や来賓など50人が参加して盛大なオープニング式を開催した。(本社/支社長一 行は同日午後、慌しい開所式を前に、わざわざ会議所を表敬訪問)

   両社長の挨拶に引き続き来賓を代表、在サンパウロ総領事館の丸橋次郎首席領事が最初日本語による即行祝辞に続き、一人二役、流暢なポ語でも通訳サービス、会場を沸かしながら乾杯の音頭をとった。商工会議所からは田中信会頭、平田藤義事務局長がお祝いに駆けつけた。

   去る5月定例昼食会では同社の入会により会員数が久々1996年レベルに回復、同日入会登録したNippon Oil do Brasilと共に、記念すべきお目出度新入会員として参加者全員の注目を引いた。

   本社ケミカル・グラウトは鹿島建設グループとしても広く知られ、廃棄物処理場/ダム/斜面安定/山岳トンネル/立体交差/橋脚補強/シールド地中結合/駅 再開発/建築基礎/都市トンネル/土壌浄化/港湾/コンビ ナート/堤防/下水処理場/人工島 などの分野で事業を展開、独自の高い技術を誇りブラジルのインフラ整備部門での寄与が期待されている。(伊地社長は日本グラウティング協会会長も兼任)

ケミカルグラウト社のホームページ

新体制の食品部会で初めての会合

  新体制の食品部会(齋藤孝之部会長)の初めての会合が2009年5月29日に開催、今後の部会活動などで意見交換を行なった。

  出席者は齋藤孝之部会長(日清・味の素アリメントス)、大野恵介副部会長(三栄源)、岡橋亮輔副部会長(東山農産加工)、平田藤義事務局長

 

齋藤孝之食品部会長

20090529 食品部会

左から岡橋亮輔副部会長/齋藤孝之部会長/大野恵介副部会長/平田藤義事務局長

コンサルタント部会主催の「商業代理店契約」セミナーに会場一杯の44人が参加

  コンサルタント部会(都築慎一部会長)主催の「商業代理店契約」セミナーに会場一杯の44人が参加、佐々木光副部会長が司会を担当、商工会議所の元常任理事で現在は日伯法律副委員長、コンサルタント副部会長の押切フラビオ弁護士が講師を務めた。

  押切弁護士は初めにブラジル商法の歴史、1965年、1992年並びに2002年の民法の代理店法改正、自動車関連代理店のみに適用されるフェラーリ法、 商業代理店法は自然人/法人対象、販売代理店の定義、目的、条件、解約や損害賠償の成立、テリトリー、独立権、報酬と支払い条件などについても詳細に説明 した。

  またコミッションの支払いや権利、代理店契約のリスク、代理店の違法行為、期限付き契約、正当な理由による解約などについても詳 細に説明した後の質疑応答では解約条件、契約期間短縮やコミッションカットなどについて質問されたが、それに対して押切弁護士は的確な対処方法や注意点を 指摘、参加者が頷く素晴しいセミナーとなった。

講演する押切フラビオ弁護士

20090527 「商業代理店契約」セミナー

44人が参加した「商業代理店契約」セミナー

南米安田保険は創立50周年記念式典を盛大に開催

   創立50周年を迎えた南米安田保険(米倉立二郎社長)は損保ジャパン本社の佐藤正敏取締役社長 を迎え2009年6月3日午後7時30分からカーザ・ファザーノで創立50周年記念パーティを盛大に開催した。式典には在サンパウロ総領事館の大部一秋 総領事をはじめ大勢の顧客、ブローカーおよび行政当局また会議所関係者など約300名が参加した。

   司会者はグローボ局の有名なジャーナリストのエバリスト・コスタ氏が務める等、同社半世紀の歩みをまとめた映像が会場の大スクリーンに映し出され会場をドオッーと沸かした。歴史の変遷と時代背景が手に取るように解り、そのユニークな企画から南米安田の将来に向けた創造的な斬新さが垣間見られた。

   初めに本社損保ジャパンの佐藤正敏社長が出席者の方々に対し丁寧に御礼を述べた後、昨年、損保ジャポンは創立120周年を迎え、更なる事業基盤強化に向 け、日本興亜損害保険と経営統合を決定、新たな保険グループを創設、成長分野である海外事業にも重点的に経営資源配分を行っている事を強調。

   50周年を迎えた企業保険分野や内部管理体制に強みを持つ南米安田の事業拡大のために、ブラジル保険業界で個人保険分野や営業力に強みを持つマリチマ・セグーロス社に50%の資本参加を決定、ブラジルに於ける損保ジャパングループの保険事業を、さらに大きく拡大して行きたいと力強く挨拶した。

   続いて南米安田保険の米倉社長は初めに大部一秋総領事を初め多くの来賓の参加に対して丁寧に御礼を述べ、極めて流暢なポルトガル語で「ブラジルで50年間 も営業活動が継続できたのは寛大なブラジル社会と移民100年を迎えてブラジル社会で信頼されている日系コニュ二ティのお蔭であり、更なる同社のブラジル での事業拡大のためにマリチマ・セグーロス社に資本参加を決定したが、今後も損保ジャパンのお客様第一の経営理念でブラジル社会に貢献するために、皆様の ご支援をよろしくお願い致します」と挨拶した。

   大部一秋総領事ほか関係諸団体長などの来賓が紹介された後で夕食会が始まり、ブラジルの超一流歌手のエルバ・ハマーリョが素晴しいショーで創立50周年記念パーティに花を添えた。商工会議所からは田中信会頭、平田藤義事務局長がお祝いにかけつけた。

  ブラジル保険会社Maritima Seguros社の株式取得プレスリリース

   単刀直入・簡潔明瞭、ユニークさで定評のある米倉社長から同社の創立50周年記念式典の招待に預かり参加させていただいた。式典をブラジル風のショーにアレ ンジ、有名なニュース・キャスターや一流歌手が出演、参加者を大いに沸かした。本社社長の冒頭挨拶の一節にポ語を挿入する配慮、米倉さんは徹頭徹尾、流暢 なポ語だけによるスピーチなど全く印象的だった。

   半世紀の間、南米安田で馴染み・親しみがある歴 史の重みとブランド力に加え、その式典には、本社損保ジャパンから佐藤社長が駆けつけ、成長分野である海外事業の展開に対し重点的に経営資源を配分、同グ ループでは過去最大規模の約150億円を、当地マリチマ・セグーロス社に出資宣言、南米安田は今又さらなる飛躍のスタートを切った。

   同グループは常に「お客様第一」主義、節目を新たな出発点とし何時の時代、何処の世界でも共通する普遍の経営理念に徹する限り、南米市場制覇は約束されてい るも同然だ。将来もより一層の活躍と発展を祈りたいと、平田事務局長は最近の進出会員企業各社の目覚しい躍進・健闘振りを褒め称え、慶びを隠しきれない様子で語った。

労働問題研究会に31人が参加して開催

  企業経営委員会(松田雅信委員長)の労働問題研究会が2009年5月21日午後4時から6時まで 31人が参加して開催、ネルソン・スギモト弁護士が司会を担当、初めにガイア、シルバ&ガエダ法律事務所のガブリエラ・ヴァウブリニ弁護士が「労働災害」 について2007年の労災件数は50万件以上に達してGDP比4.0%に相当、業務災害、通勤災害、労災コンセプト、労災保険の適用や申請などについて講 演を行った。

  続いてKPMG社のアドリアナ・ロジ弁護士とエリミアノ・フェーロ弁護士が「MANDA」について電子ファイルマニュアル、罰金、各ブロックのチェックリストの注意点、電子ファイル有効証明システムなどについて講演を行った。

講演者のガイア、シルバ&ガエダ法律事務所のガブリエラヴァウブリニ弁護士/司会のネルソン・スギモト弁護士

20090521 労働問題研究会 2

講演者のKPMG社のエリミアノ・フェーロ弁護士/アドリアナ・ロジ弁護士

20090521 労働問題研究会 3

熱心に講演を聞く31人の参加者

電気電子部会ワーキンググループ会合に12人が参加して開催

  電気電子部会(松田雅信部会長)ワーキンググループ会合が前回の4月24日に続いて5月19日午後 4時から6時まで12人が参加して開催、6月18日に予定されているブラジリアの日本大使公邸でのデジタルテレビの日本技術普及デモンストレーションにつ いて、模擬放送、コンテンツ、技術的な規格、講演、特別招待者、機材の搬入、スペースなどで意見の交換を行なった。

  参加者は三好康敦副 部会長(プリモテック21)、倉橋登志樹氏(パナソニック)、ファービオ・カンパニャ氏(パナソニック)、金子行雄氏(センピ東芝)、ロベルト・バルビエ リ氏(センピ東芝)、マルコ・タナカ氏(センピ東芝)、筒井隆司氏(ソニー)、エジソン・ナカムラ氏(ソニー)、マリオ・メロ氏(プリモテック21)、オ ブザーバーの谷本隆彦氏(シャープ)、黒木沙緒里専門調査員(サンパウロ総領事館)、平田藤義事務局長

左から倉橋登志樹氏/司会を務めた三好康敦副部会長

20090519 電気電子部会 2

デモンストレーションに向けて実務的な意見交換

日系社会委員会に8人が参加して開催

  日系社会委員会(新谷道治委員長)が2009年5月19日午前10時から商工会議所会議室で開催、今後の委員会スケジュール、日系主要団体との会合などについて意見交換が行なわれた。

  参加者は新谷道治委員長(味の素)、米倉立二郎副委員長(南米安田)、佐々木リカルド副委員長(味の素)、田中信会頭(リベルコン・ビジネス)、山田唯資監事会議長(個人会員)、浅野英樹氏(三井物産)、塩原優氏(三菱商事)、平田藤義事務局長

今後の委員会スケジュールなどで意見交換