平田藤義事務局長は2月22日午後7時30分から市議会の貴賓室で開催された上田雅三氏のサンパウロ名誉市民権授与式に出席、授与式後には議会内のレストラン・エスコラで祝賀会が行なわれた。
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平田藤義事務局長は2月22日午後7時30分から市議会の貴賓室で開催された上田雅三氏のサンパウロ名誉市民権授与式に出席、授与式後には議会内のレストラン・エスコラで祝賀会が行なわれた。
企業経営委員会(石川清治委員長)の労働問題研究会が2月21日午後4時から6時まで商工会議所会議室に22人が参加して開催、ABS社のジュリオ・セザール・オリベイラ氏が「収益性アップの管理方式」と題して、パワーポイントを使いながら、問題点の洗いざらしとして、収益圧迫はマーケットシェア、資金力、生産性、管理方法、納期、製品品質、アウトソーシング等を分析、また営業部、管理、製造部やロジスティック部門等を限定、従業員の仕事に対する姿勢、使用している生産プロセスや管理システムなどをチェックしていくことが肝心であると説明、ABSメソッドでは調査開始から8週目で効果が現れ、16週目で投資金回収、35週目には投資金の2倍から16倍が回収できると説明した。
オリベイラ講師のEメール julio@absconsultoria.com.br
身振り手振りで説明するオリベイラ講師
パワーポイントで解りやすく説明するオリベイラ講師
左からセルジオ副委員長/オリベイラ講師/ラエルチ副委員長
監事会(山田唯資監事会議長)が2月月21日正午から6人が参加して、第4四半期の会計監査を行い、 山田監事会議長は事前に各種関係書類をチェック、山田監事会議長、中村敏幸監事、福田勝美前財務委員長は事務局から提出された各種伝票類、バランスシート(B/S)、損益書(P/L)、対予算・実績収支明細書や書類をチェックした。
監事会は慣例に従い各四半期を締めた後3ヶ月おきに開催され、事務局からは平田藤義事務局長、日下野成次総務補佐、エレーナ・ウエダ会計担当が参加、会議所の固定資産、各委員会・部活活動収支明細、会費滞納社(者)など報告を行なった。
昨年第4四半期の会計監査の様子
2月20日午後4時30分から商工会議所会議室で、修好100周年修好百周年基金助成承認プロジェクトの通知書・覚書の授賞式を開催、日伯友好交流促進協会(田中信代表者委員長)はブラジル移民100周年並びに、日伯交流年を記念するプロジェクト推進団体からの資金の要請に対して商工会議所で申請を受理、内容を確認の上、基金を管理する五団体の代表者を招集、資金支援を満場一致で承認された8事業の代表、日系5団体の代表や関係者が出席して開催された。
司会は平田藤義事務局長が担当、初めに日伯友好交流促進協会の田中信委員長が代表者挨拶として、同協会の助成金承認までのプロセスを説明、今後の100周年記念事業推進に弾みがつくのを期待していると述べ、8承認プロジェクトを紹介した。
5団体代表のそれぞれプロジェクト責任者又は代理人に助成承認通知及び覚書の授与が行なわれて記念撮影を行い、同協会の山田監査役は承認プロジェクトの助成金給付プロセス等を説明後、サンパウロ大学の森幸一教授の代理のセイジ・ヒラノ教授は「現代ブラジル事典」と対を成すブラジルの対日理解に資する日本関連の基礎情報・データ収集とポルトガル語による「現代日本事典」出版に大きな後押しとなる助成承認に感謝を述べた。
モッツァルテウム・ブラジレイロ・アソシアソン・クルツラ−ルのサビーネ・ロヴァテリ会長は120人の音楽家で構成される東京交響楽団によるブラジル巡回公演に、初めて支援を受けて感激しており、また巡回公演時には日系コロニアに翻訳でも協力支援を要請、「伯国の大地に生きる日本女性物語」−連載、単行本出版、写真展プロジェクトのサンパウロ新聞の鈴木雅夫編集長は、満場一致でプロジェクトが承認されたことは、お金に換えがたいほど嬉しいが、この承認で企業廻りの通行手形ができ、4月下旬には出版、5月から写真展を開始したいと述べた。
毎日新聞社所蔵写真による[ブラジル移民の歴史展」(写真展)プロジェトではサンパウロ新聞の鈴木雅夫編集長が、ブラジルにはサントス港に着いた移民の写真は数多く残っているが、日本の故郷や神戸港を出る写真展開催は、日本移民がどのように故郷を離れたかわかる写真展であり、まだ予算を半分以上は足らないが、今回の助成で弾みがついたと述べ、ブラジル日本移民史料館アーカイブプロジェクトの移民資料館の栗原猛運営委員長は資料館は30周年を迎え、9万点に上る資料が劣化しつつあり、デジタル化は歴代運営委員長の希望であり、今回の助成で今後4年間かけてデジタル化すると述べた。
ブラジル日本移民百年史(日本語版)編纂・出版プロジェクトの森幸一教授代理の松尾治100周年執行委員長は、今回の助成金は重みのある金額であり、すばらしい日本移民百年史にしたいと述べ、毎日書道サンパウロ展に併う教育プログラムのブラジル書道振興会の若松孝司会長は、プロジェクトが理解されて非常に嬉しいし、全体で150点の作品の書道展を10月に開催するが、サンパウロで開催できるチャンスはめったにないので、多くの若い人に見に来てほしいと述べた。
「21世紀の森作り」全伯植樹キャンペーンのブラジル、ニッポン移住者協会の小山昭朗会長はオイスカ・ブラジル総局と共催のプロジェクトは、日本移民がブラジルに移住してきて、原生林を開墾して計り知れない木を伐採して畑にして農業の神様といわれるようになったが、恩返しとして木を植林して森の再生に協力したいために、今回の助成金は6万本の苗木作りに活用したいと述べ、最後に100周年祭典協会の上原幸啓会長は承認されたプロジェクトの責任者は重宝な助成金に大切に扱ってほしいし、本当に誇らしくて感激していると述べ、日系社会委員会の窪田敏朗委員長は、参加していた邦字新聞記者にプレスリリースを手渡して閉会した。
ブラジル日本商工会議所から田中信会頭、山田唯資監事会議長、窪田敏朗日系社会委員長、平田藤義事務局長、ブラジル日本文化福祉協会の上原幸啓会長、サンパウロ日伯援護協会の森口イグナシオ忠義会長、ブラジル日本都道府県人会連合会の松尾治会長、ブラジル日本文化連盟の辰巳穣会長が出席した。
日伯友好交流促進会代表メンバー
授賞式の様子
森口援護協会の森口会長からサンパウロ新聞のエレーナ取締役へ覚書授与
商工会議所の田中会頭から文協の栗原移民資料館運営委員長に授与
商工会議所の田中会頭から100周年祭典協会の松尾執行委員長に授与
日本文化連盟の辰巳会長からブラジル書道振興会の若松会長に授与
援護協会の森口会長からブラジル日本移住者協会の小山昭朗会長に授与
文協の上原幸啓会長からサンパウロ大学のセイジ・ヒラノ教授に授与
辰巳穣ブラジル日本文化連盟会長/モーツアルテムのサビーネ・ロヴァテリ会長
2月21日午後5時から文化福祉協会で開催された100周年協会実行委員会の臨時会議に田中信会頭が出席した。
2月21日午後7時からインターコンチネンタルホテルで日本移民100周年の記念プロモーションとして、横浜グランドインターコンチネンタル・ホテルの那須野正二シェフ、関圭一シェフが本格的な伝統料理や創作料理などの日本料理フェスティヴァルに田中信会頭が参加した。
コンサルタント部会長やマーケティング渉外広報担当委員長などで大いに活躍した渡邉裕司専任理事(ジェトロ・サンパウロ事務所所長)の帰国に伴い、帰国当日の2月11日正午からレストラン新鳥で渡邉裕司専任理事を囲んで送別会が開催された。
参加者はジェトロの渡邉所長の後任である佐々木光新所長、田中信会頭、大前孝雄副会頭、和田亮専任理事、山田唯資監事会議長、宮田次郎専任理事、米倉立二郎専任理事、田中一男前専任理事、平田藤義事務局長
官民合同会議フォローアップ合同作業部会の準備会合が2月15日午後5時からジェトロの会議所で開催、ジェトロ主体のアンケート調査結果 を踏まえながら、今後、経済活動が活発化するのに比例して、知財権問題が増加する傾向にあり、知財権問題の啓蒙運動拡大に積極的に内外から講師を招待し て、セミナーや勉強会を行なうことを確認した。
参加者は在ブラジリア大使館の吉村一元一等書記官、金沢登紀子サンパウロ総領事館調査員、ジェトロの大岩玲取締役、平田藤義事務局長
今年第1回目の日伯法律委員会(石川清治委員長)が2月14日午後4時から6時まで商工会議所の大会議室に31人が参加して開催、矢野クラウジオ副委員長は法令11638/07号の株式会社法の変更について、チアゴ・ロウロ弁護士は会計基準法令について、ペドロ・アンデレス弁護士は輸出用包装材料のPIS及びCofinsの免除について、シジネイ・スタハル弁護士は法令11,196/05号で定められた技術イノベーションに対する優遇税についてそれぞれ講演した。
左から講演者のチアゴ弁護士/ペドロ弁護士/矢野副委員長/シジネイ弁護士
熱心に聞入る参加者
2月の懇親昼食会は15日正午からインターコンチネンタルホテルに、サンタ・カーザ医科大学助教授で慶応大学博士課程在学中の矯正レーザー手術の飛田雄史リチャード眼科医を迎えて開催、90人の参加者は興味深くと講演に聞きいっていた。
初めに飛田医師は近視、遠視及び乱視の違いとして、網膜にピントが合う位置の違いについて説明、近視は網膜の前でピントが合い、乱視は網膜の後ろ、乱視は水晶体のサーフェイスが曲がっているために発生すると説明、老眼には近視的老眼、遠視的老眼などがあり、水晶体のレンズの調整力が年齢と共に劣化して発生する。
一般的には眼鏡もしくはコンタクトレンズによる矯正であるが、17年前までは角膜を手で削っていたが、今では角膜の表面のカーブを平らにすることで、屈折力を変えて網膜に焦点が合うように調整する。眼外レンズは水晶体を取らない方法も最近できるようになり、また老眼には水晶体をとってマルチフォーカルレンズを入れる手術があるが、余り推奨しないと説明、矯正レーザー手術は度数、年齢など色々なファクターが複雑に絡み合っているので、信頼できる専門医を選ぶことが肝要であると締めくり、田中信会頭から記念品の贈呈を受けた。
昼食会は平田事務局長が司会を担当、初めにゲストの飛田雄史リチャード眼科医、西林万寿夫サンパウロ総領事を紹介、3分間スピーチコーナーでは、イタリアから赴任して4ヶ月のインターコンチネンタルホテルのMaarten Drench総支配人が流暢なポルトガル語で、日本移民100周年の記念プロモーションとして、横浜グランドインターコンチネンタル・ホテルの那須野正二シェフ、関圭一シェフが本格的な日本料理、創作日本料理など伝統に基づいた日本料理を提供、21日午後7時から開始されるカクテルパーティへの参加を促した。
ブラジル日本移民100周年祭典協会の松尾治執行委員長は、資金の調達が遅れて邦字新聞などで話題になっているが、新アルモニア学園の拡張工事、サンタ・クルス病院の拡張工事、文化福祉協会の改修工事、彫刻家大竹富江氏のグアルーリョス空港の記念モニュメント建設を100周年共催事業として承認されており、実現するために今後企業回りを積極的に行い、納得のいくまで説明するので資金面でのバックアップ依頼を強調、今までと一味違った説得力に会員も納得した様子で、会場入り口での100周年記念バッチ販売など積極的な行動力が前面に出てきているようであった。
サンタ・クルス病院の横田パウロ理事長はパワーポイントを使用して、日本病院と呼ばれたサンタ・クルス病院の接収の歴史、1990年以降は病院運営が日系人スタッフに任せられており、ポルトガル語の理解に乏しい一世老人や駐在員にも安心して利用してもらっているが、病院増改築、高齢医学部門の設置、人間ドック及び東洋医学の導入で治療コスト削減を図るために資金協力を申出た。病院増改築事業への寄付はブラデスコ銀行、支店番号3392−8、口座番号11−448−5、病院社会連基金への寄付はブラデスコ銀行、支店番号3392−8、口座番号 11−447−1、コンタクト先3826−8077(ベティさん、エリカさん)
サンパウロ州工業連盟(FIESP)のジョゼ・アウグスト・コレア理事は今年、日本移民100周年でFIESPでも日本との交流を最優先しており、2004年の第1回産業ミッションに続いて、4月17日から27日まで200人規模の日本への第2回産業ミッション派遣を予定、旅費、移動費、宿泊費など全て含めて僅かに3,400ドルと大変安上がりであり、皆さんもご存知のように日本との取引は忍耐、頻繁な交渉と大変だが、第一歩を踏み出すことが肝心であるが、日本人との間で信用を築くと長い取引が可能になるので、ミッション参加を呼びかけた。
FIESPのサイトに今回のミッションの詳細を掲載、
サイトは http://www.fiesp.com.br/missaojapao/ です。
ムーン・ミュージックの津元美紀江マネージャーは、日本ブラジル交流年実行委員会の後任事業で国際交流基金助成ツアーの一環として、3月9日午後6時から日本語及びスペイン語で歌うタンゴ歌手冴木杏奈氏のコンサートを案内、日本全国でコンサートやディナーショウを開催、ニューヨーク、パリ、アルゼンチンなどでもコンサートを開催、アルゼンチンではデビュー20周年記念アルバムをリリースしている。
文協の田中エミリア拡充委員長、山下リジア拡充副委員長は文協ビルの改修工事資金調達として、21日午後7時から120レアルで「ワルツの夜」と銘打ってディナーショウを行うので、商工会議所の会員の皆様も奥様同伴での参加協力を案内した。
グランド・ハイアットホテルのカール・エンベルソン取締役は、オーストラリアから赴任して僅かな期間であり、商工会議所の会員とのコンタクトを積極的に図るために自己紹介、日本人宿泊客の多い同ホテルの特別サービスについても説明した。
会社代表交代では8年間勤務したCBC重工の嶋末繁社長が帰国挨拶、後任の原口正辰新社長が就任挨拶を行なった。新入会員紹介ではUeno Profit社のマミ・ウエノ社長が、1995年設立の本社は南大河州ポルト・アレグレ市、サンパウロ及びサンタ・カタリーナに支店を設けて、ビジネスコンサルタント事業を展開していると説明、田中信会頭から会員証が授与された。
記念品を受取る飛田雄史リチャード眼科医/田中信会頭
昼食会の様子
ポワーポイントで講演する飛田眼科医
左から平田事務局長/石井ロレーナ社長/西林総領事/有馬arima&kanegae seguro社長