4月の異業種交流委員会に8人が出席、損害保険やコーヒー業界の勉強会となった

2007年度異業種交流委員会議事録(4月)

日時:2007.04.11(水)
場所:ブラジル日本語センター
出席者(ABC順):ABE・ITAGAKI・KANAZAWA・MATSUDA・NISHIOKA・SUZUKI
TAKEDA・YAMASHITA
記 ABE

【議事録】
1.勉強会のテーマについて今後の採用予定リストを作成して委員へ配布する(担当:阿部)

2.各委員は業種別勧誘リストに基づき引き続き勉強会への新規参加者を募る。

3.次回担当者
・連絡係    西岡
・会場/食事係 板垣
・会計係    竹田

4.本日の勉強会テーマ(参加者:16人)
①『ブラジルにおける損害保険について』(The First Consultoria em Seguranca
唐木田さん)
②『ブラジルのコーヒーの話』(三菱商事 寺久保さん)

以上

経団連、日本ブラジル経済委員会の槍田 松瑩委員長から田中 信会頭宛に礼状

将来のEPA(経済連携協定)を視野に入れ当会議所の日伯経済交流促進委員会(大前孝雄委員長)と各部会長が中心となって纏めたビジネス環境改善要請や他地域とのFTA締結で日本企業が蒙る実害調査の結果など経団連とCNI(全国工業連盟)による共同ステートメントに盛込まれたは誠に嬉しく歴史的な事と言える。

むしろ経団連の日本ブラジル経済委員会(槍田 松瑩委員長)のご配慮に対し心から厚くお礼を申し上げたい。日伯交流年を来年に控え、これを機会により一層両国の経済関係強化に努める所存である。(以上4月9日、田中会頭談話より)

 経団連のお礼状

GIE委員会のメンバーが4月9日にアメリカ商工会議所の会合に参加

海外投資家グループのブラジル日本商工会議所代表のGIE委員会(福田勝美委員長)のメンバーが、4月9日にアメリカ商工会議所で開催された会合 に、他の商工会議所メンバーなど25人と共に参加、メイレーレス中銀総裁が今年の連邦政府の経済政策および展望について、意見の交換を行なった。

ブラジル日本商工会議所からは、伊藤忠の横溝副委員長、みずほコーポレーションからはトシナリ・キクチ氏、フクコ・スズキ氏、平田事務局長が参加した。

平田事務局長がAbinee執行役員就任式に

平田藤義事務局長は4月9日午後7時からメリア・モファレジホテルで開催された本年度のブラジル電気電子工業会(Abinee)の執行役員就任式に出席した。

就任式にはフルラン元商工開発相、メイレーレス中銀総裁、フアン・キロスAPEX総裁など来賓客400人が参加して盛大に行なわれた。

 

新しく選任された主な執行役員

ABINEE会長 ウンベルト・バルバット・ネット(サンタ・テレジーニャセラミック

第1副会長 ニウトン・ジョゼ・レメ・ドアルテ(シーメンス)

第2副会長 パウロ・ゴメス・カステロ・ブランコ(NEC)

第3副会長 アントニオ・ヴァレリオ・ジュ二オール(ヒューレット・パッカード)

副会長 アルヴァロ・ディアス・ジュ二オール(Landis+Gyr)

副会長 ドリヴァル・ビアジア(Gisamar)

副会長 ジルソン・リマ・フェイトーザ(Hobeco)

副会長 ジョゼ・エイメール(Leon Heimer)

副会長 ジョゼ・ルイス・ノブレ・リベイロ(Nansen)

副会長 ルイス・フランシスコ・ジェルバゼ(Altus)

副会長 ウンベルト・ゴバット(Weg)

 

岩村哲夫副会頭は北米ホンダ及び米国ホンダの社長として栄転

ホンダ本社の常務取締役で商工会議所の岩村哲夫副会頭は、4月1日付け取締役人事で、北米地域本部長兼ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド取締役社長、兼アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド取締役社長に栄転した。

岩村社長の後任には峯川尚現本田技研工業執行役員 兼 広州本田汽車有限公司総経理 が就任する。峯川施行役員は南米本部長兼ホンダサウスアメリカ・リミ ターダ取締役社長兼モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ取締役社長兼ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ取締役社長を兼任する。

住金が高級シームレスパイプ製造合弁会社を設立

3月28日、住友金属工業(株)は、バローレック(本社フランス)とブラジルで、シームレスパイプを製造する合弁会社を設立すると発表した。合弁 会社は、高炉一貫の製鉄所を建設し、2010年半ばの稼動を予定、年産60万トンのシームレスパイプを製造する。合弁会社設立には住友商事も参画の予定。

世界的なエネルギー需要を背景に、石油・天然ガス開発に使われるシームレスパイプの需要は強く、生産拠点をブラジルに設置するのは、北米、中東やアフリカなどの顧客に近い立地条件の他、廉価な原料・エネルギーコストに恵まれているからだ。

粗鋼生産規模100万トン/年の高炉一貫製鉄所(製銑・製鋼ほか上工程設備、シームレスパイプ製造設、精製設備、他付帯設備など)の総投資額は2,000億円。

両者の強みである製管と継手技術を結集、最強の生産拠点の構築後、住友金属工業(株)は年産160万トンのグローバル供給体制を確立、鋼管事業の世界展開と差別化を加速する計画だ。

Pdf住金プレスリリース

企業内部統制監査のエキスパート 牧野卓司氏が活躍

日本での JSOX 法の発効に向け、企業内部統制監査のエキスパート 牧野卓司氏が活躍

 私は、監事として一時期、当会議所に協力してくれた牧野卓司氏と、図らずも先週、昼食を一緒にする機会に恵まれた。
同氏は日本の大学を卒業して渡米、オレゴン州ポートランド市で同国の有名監査法人に就職、同地で米国の公認会計士資格を取得後は、居をニューヨークに移し、別の監査法人ERNST & YOUNGに勤務かたがたコロンビア大学のMBAコースを卒業したというエリートコースを走る有能な新人(38歳)で、現在、同氏は、その監査法人から「日本に進出している米国企業を受け持つ同組織の内部統制監査業務の実施要員」として東京に派遣されて活躍している。

 北米では、エンロン(ENRON)やワールド コム(WORLD COM)の決算粉飾事件を契機として、企業の内部統制強化を規制したサーベインス. オックスレイ法が2002年の7月30日に成立しているが、日本でも、愈々来年2008年4月―2009年3月期から、その日本版(その法律は日本の業界ではJSOX法と略称されているとの事)が発効するとあって、それの基準への対応準備に株式市場上場企業が大童であるのは勿論、それを支援する監査法人事務所でも特に内部統制監査のエキスパートのオーバーワークの現象が起きているとの事である。

 会議所では、会員会社の半数が日本からの進出企業であるという事情もあり、北米、ブラジル、日本の3国間で「企業の内部統制監査への対応支援」の第一線で活躍している同氏との意見交換は、上記の事情の他に「監査部門での世界での最新事情」を垣間見るチャンスでもあった事から非常に有意義であった。

 今回は、同氏の滞在がごく短期間であった為そのチャンスに欠いたが、次回に来伯の際には、当会議所で「日本版 JSOX法の施行状況」を是非、全会員の為に披露して頂きたいと思う次第である。(以上、山田唯資監事会議長の談話より −2007年3月28日記)

 

第2回総領事館-会議所間定期会合

3月28日、総領事館と会議所は第2回の定期会合を開催、日伯間の経済関連課題となっているエタノール、デジタルテレビ、投資環境関連とりわけ知的財産権、移転価格税制や社会保険料二重払い問題などを中心に討議した。

この会合は昨年11月開催の官民合同会議で取り上げたテーマの解決に向け、双方でフォーローし合う目的から今年1月にスタート、第1回(1月16日に開催)に続くもので2〜3ヶ月に1回の頻度で開催する。

在ブラジリア日本大使館から佐野書記官も出席、直近の進捗状況について説明、活発な質疑応答を交え有意義な会合となった。

出席者(順不同)
大使館:佐野書記官、
総領事館:西林総領事、土肥領事、金沢専門調査員
会議所:田中会頭、福田専任理事、渡邉専任理事、宮田専任理事、田中一男専任理事、大前副会頭、山田監事会議長、平田事務局長