財界展望新社の菅野英明取締役企画部長がブラジル特集のために来伯、2月6日に商工会議所を訪問した
財界展望新社の菅野英明取締企画部長が、ブラジル特集「移民100周年を2年後に控えた日系社会と今後の日伯関係」の取材及び表敬訪問を兼ねて2月6日午前11時に、商工会議所を訪問した。
同誌は1985年以来毎年定期的に現地取材を基本にした特集を組んでおり、正しいブラジル現地の生の情報を基本に、現地初方式の年1回のブラジル特集は好評を博している。
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財界展望新社の菅野英明取締役企画部長がブラジル特集のために来伯、2月6日に商工会議所を訪問した
財界展望新社の菅野英明取締企画部長が、ブラジル特集「移民100周年を2年後に控えた日系社会と今後の日伯関係」の取材及び表敬訪問を兼ねて2月6日午前11時に、商工会議所を訪問した。
同誌は1985年以来毎年定期的に現地取材を基本にした特集を組んでおり、正しいブラジル現地の生の情報を基本に、現地初方式の年1回のブラジル特集は好評を博している。
移転価格税制検討委員会のワーキンググループの会合が、2月3日午後4時30分から14人が参加して開催された
移転価格税制検討委員会(岩村哲夫委員長)のワーキンググループの会合が、2月3日午後4時から6時30分まで商工会議所会議室に14人が参加して開催された。
ブラジル移転価格税制の改善要望事項として、同税制の問題点、特徴および3法とその影響、OECDモデルや日本との同税法の比較、改善要望項目、改善要望のアプローチなどについて意見の交換が行なわれた。
参加者は岩村委員長(ホンダ)、篠原副委員長(パナソニック)、二宮副委員長(ジェトロ)、鍋島コーディネーター(ホンダ)、押切氏(大野&押切弁護士事 務所)、松尾氏(住友化学)、犬丸氏(ホンダ)、矢野氏(アーネスト&ヤング)、西口氏(アーネスト&ヤング)、金岡氏(伊藤忠)、平野(日本通運)、横 溝氏(伊藤忠)、土肥サンパウロ領事館領事、平田事務局長(順不同)
今年第1回目の貿易部会が2月2日午後3時から開催され、7日の部会長懇談会の発表レポート作成に意見を交換した
今年初めての貿易部会(中村純一郎部会長)が、2月2日午後3時から商工会議所会議室に11人が参加、7日の業種別部会長懇談会の発表レポートについて意見の交換を行なった。
事前に集計していたアンケート調査結果を纏めたレポートを中村部会長が報告、そして話題になったのは中国製輸入品の急増、レアル高継続による輸出減少、アルゼンチンとの間で合意したセーフガードの内容などであったが、「選挙とワールドカップの年に不況無し」とブラジルでは言われており、ワールドカップではテレビを中心に家電製品の需要増加、選挙では公共投資増加し、国民の亜要否ブームに繋がるとの期待が大きいなどブラジル特有の特需も話合われた。
7日の部会長懇談会の貿易部会の発表は三分一克則部会長代理が行なう。
参加者は中村部会長(丸紅)、金岡副部会長(伊藤忠)、桜井副部会長(ジェトロ)、大野氏(三菱商事)、藤下氏(三井物産)、三分一氏(島津)、宮田氏(住友商事)、門脇氏(トーメン)、二宮氏(ジェトロ)、土肥サンパウロ総領事館領事、平田事務局長 (順不同)
日伯法律委員会の2月月例会が2日午後5時から開催され、移転価格やローヤリティー問題を取上げた
日伯法律委員会(石川清治委員長)の2月月例会が、2日午後5時から7時まで商工会議所会議室に40人が参加して行なわれた。
押切フラビオ副委員長が今年のスケジュールを発表、上半期に法人税セミナー、下半期に移転価格税制セミナーの開催を決定した。
石川委員長は今後の月例会の開催時間を午後4時から6時に変更する採択をとり、大多数が賛同した。
初めにマルセロ・ロドリゲス弁護士が輸出に対する移転価格計算における為替調整の計算方法の変更について講演した。
続いてカルロス・マルチン・ママーナ弁護士は商標並びにパテント権のロイヤリィー送金、ダン・スギオ弁護士は契約上の民事責任について講演した。
最後にレアンドロ・スカルケッテ弁護士はアーネスト&ヤング社の移転価格調査について講演した。
2月1日に開催されたセミナー「サンパウロで駐在生活を楽しむには」には95人が参加、桜井コンサルタント部会長の話に感心したり、頷いたりしていた
コンサルタント部会(桜井悌司部会長)、ブラジルを知る会(清水裕美代表)並びにBUMBA誌(細川多美子編集長)共催によるセミナー「サンパウロで駐在 生活を楽しむには」は、2月1日午前10時から正午まで国際交流基金サンパウロ日本文化センター会議場に女性参加者が大半の95人が参加、配布された立派 な資料やパンフレットを見ながら講師の桜井悌司部会長、清水代表や細川編集長の話に、相槌を打ったり感心したりで大変有意義なセミナーとなった。
初めにブラジルを知る会の清水代表は、桜井さんの知名度で100人近い参加者が集まったこと、ブラジルを知る会の活動として年1回古本販売ブックフェアを 開催して収益金をサンパウロ人文科学研究所に寄付していること、毎月第1と第3木曜日に移民資料館でボランティアとしてガイド活動などを行なっているこ と、また現在9期生までの50人がブラジルについて勉強会を行なっていること紹介し、駐在生活をより楽しむため、またブラジルの歴史、文化などをより深 く、身近にするためにブラジルを知る会への入会を勧めた。
続いてBUMBA誌の細川編集長 は、変化のないOL生活から逃避してブラジルにやって来たと参加者を驚かせた。またBUMBA誌も創刊から5年目で、今ブラジル文化のサンバやカー二バル を理解してもらうために先週土曜日にサンバ体験会を実施、今月のカーニバル前に3ヶ所のエスコーラ・サンバの見学会を実施する予定、また毎月曜日の午後7 時30分からBUMBA事務所でパンデイロ教室を開いてコトを説明し、持参したパンデイロを巧妙な手捌きで演奏を披露し、ブラジル生活をよりエンジョイす るために、イベントやパンデイロ教室への参加を呼びかけた。
その後桜井部会長はセミナー「サ ンパウロで駐在生活を楽しむには」と題して、サンパウロの主要通りの由来、駐在員が多く住んでいるパライゾ地区やパウリスタ界隈の映画館、文化施設、名 所・旧跡、通りの名前の由来などについて配布した資料の中からピックアップして説明し、身近なところにもエンジョイできる場所が多くあると説明した。
サンパウロはエキサイティングな都市であり、市内には85のテアトロ、228の映画館、博物館関係でもMASPにはモジリアニやルノアールの立派なコレク ション、PINACOTECA、移民博物館やアフロ・ブラジル博物館など規模は大きくはないが身近にあり、また世界中から移民が集まっているサンパウロは グルメ都市であり、レストラン総数は1万3000軒を数え、日本食レストランは600軒、シュラスカリアは500軒もあると説明した。
またショッピングセンターも2002年の統計では71ヶ所、スーパーマーケットは1040店舗、露天市場も899ヶ所で開かれており、また特別席でのサッ カー観戦はイタリアの2万円に対して50レアル(約2500円)、オペラ観賞はイタリアの2万円に対して100レアル(約5000円)とリーズナブルな価 格で楽しめると強調した。
一般にサンパウロは見るものがない、行くところがない、危険である との先入観がエンジョイ生活を阻んでおり、駐在3ヶ月以内にサンパウロ生活を楽しもうとする好奇心で色々なところに足を向けないと好奇心が薄らぎ、サンパ ウロの良さが分かってきて、灯台下暮らし気づいたときには、もう帰国とならないように大いに好奇心を煽って生活をエンジョイして欲しいと述べた。
また情報入手方法は色々あるが、金曜日の有名ブラジル新聞には週末のイベント、コンサートやレストラン情報が満載されており、日系関係の週末イベント情報 は金曜日の邦字紙に掲載されており、BUMBA誌はブラジルの文化、音楽や旅行情報などが日本語で入手できるので大変便利であると説明した。
また視点をブラジル全土に向けると、16ヵ所のブラジル世界遺産めぐり、博物館・美術館めぐり、コロニア主催行事の見学・参加、日本人移住地各地への訪 問、セーラ・ガウーシャに点在する南部イタリア系、ドイツ系移住地めぐり、8000キロメートルの海岸線を擁するブラジルビーチめぐり、動植物や魚類見学 のパンタナル湿原など一般に知られていないが素晴しいところが一杯のブラジルをエンジョイして欲しいと述べた。
南米に目を向けると、エクアドルのガラパゴス諸島、ペルーのマチュピチュ遺跡、ナスカの地上絵、チリのイースター島などブラジルに駐在している時に旅行に 行けるチャンスであり、また今のドル安を利用して、チリの氷河やアルゼンチン観光などを楽しむチャンスであると強調した。
またブラジルの見本市は大規模で、サンパウロにはアンニェンビー、センターノルテ、イミグランテスの3大見本市会場は6000平方メートル以上あり、観光 関係展示会、ビューティ関連、2年に1回の自動車関連や靴・ハンドバック関連見本市は見る価値があり、大いに出かけてほしいと説明した。
駐在生活をエンジョイするための心構えとして、駐在期間を想定して計画を立てること、あらゆるチャンスを逃さないこと、生活、趣味、仕事のバランスをとる こと、旅行などに行く前に情報を収集しておくこと、フットワークを軽くするために気軽に出かける習慣を付けておくこと、主人が多忙なときは、女性だけの旅 行仲間をつくっておくこと、情報の提供はGive&Takeを心がけること、情報収集ネットワークを常日頃心がけておくことと説明した。
最後にブラジルで楽しむ秘訣は、Don’t Be Shy(しゃしゃり出ろと訳す)、ダメもとで交渉すること、時間とお金を節約できるように出来るだけポルトガル語を学ぶこと、全てのリズムを好循環にもっ ていくようにすること、こちらから働き掛けること、あばたも笑窪に見えてしまうブラキチになるのではなく、良い点・悪い点が客観的に見られるブラスキにな ることと強調して講演を終了し、大きな拍手が会場一杯になり響いた。
今年初めての化学品部会が1月31日午後3時から開催され、活動方針、部会長懇談会用レポート作成や副部会長選任を行なった
今年第1回目の化学品部会(板垣義実部会長)が、1月31日午後3時から6時まで商工会議所会議室に12人が参加して開催された。
初めに板垣部会長が日伯EPA共同研究分科会、移転価格税制検討委員会及び日系移民100周年記念祭典分科会について説明、化学品部会からの正・副委員を紹介した。
続いて2006年度の部会活動方針として、定例部会での共通問題抽出時間の拡大、日伯EPA共同研究分科会、移転価格税制検討委員会及び日系移民100周年記念祭典分科会への積極的参加、会員会社や工場訪問を兼ねた部会の開催などを説明した。
また部会長懇談会用資料作成のアンケートはすでに集計されていたが、参加者が2005年の回顧及び2006年の展望についてそれぞれが報告した。
2005年度の化学業界にとって、国際石油価格上昇による樹脂やプラスチック原料の高騰、南部諸州の旱魃及び為替による農家の経営悪化による業界への影 響、安価な中国輸入品の急増、労働問題、薬局の大型チェーン化による価格競争の激化などが報告されたが、今年は大統領選挙による紙や筆記具の需要拡大や道 路網修理による舗装道路用ペイント塗料の需要などブラジル特有の特需に感心していた。
最後にパイロットペン社長の後藤副部会長の後任に、住友化学の松尾社長が満場一致で新副部会長に選任された。
参加者は板垣部会長(スリーボンド)、後藤副部会長(パイロットペン)、松尾新副部会長(住友化学)、藤崎氏(ダイカラー)、河田氏(久光製薬)、渡辺氏 (三井物産)、溝口氏(日曹)、川島氏(双日)、中村氏(高砂香料)、諸泉氏(播磨化学工業)、金沢サンパウロ総領事館調査員、平田事務局長 (順不同)
今年第1回目の電気電子部会が、1月30日午後4時から開催され、部会方針や昨年の回顧と今年の展望などについて話合った
今年初めての電気電子部会(松田雅信部会長)は、1月30日午後4時から6時過ぎまで商工会議所会議室に12人が参加、2月7日の業種別部会長懇談会用のレポートや部会方針を話合った。
初めに松田部会長が今年の部会方針として、業界の動向や情報交換、マナウス日系商工会議所との交換会、ブラジル政府の電気電子関連機関との勉強会などを積極的に進めると報告した。
続いて2月7日の業種別部会長懇談会の電気電子部会のレポート作成のために、参加者が「2005年の回顧及び2006年の展望」について発表、電気電子業 界は今年のワールドカップによるテレビやホームシアターの売上げ増加、デジタル放送の日本方式の採用、オークション形式による政府案件の入札、中国製電気 電子部品の輸入急増、進展しない税制改革などが話題となった。
参加者は松田部会長 (パナソニック)、盤若副部会長(NEC)、篠原氏(パナソニック)、田中氏 (村田製作所)、三好氏(プリモテック21)、瀬古氏(プリモテック21)、御園氏(TDK), 伊豆山氏(CIS),土肥サンパウロ総領事館領事、平田藤義事務局長、オブザーバーとして大井氏、Watanabe氏(Taiyo Yuden)(順不 同)
今年初めてのマーケティング渉外広報委員会が、1月27日午後2時30分から開催され、パンフレット作成やホームページ改善などについて話合った
今年第1回目のマーケティング渉外広報委員会(杉村秀一郎委員長)が、1月27日午後2時30分から会議所会議室で開催された。
委員会ではパンフレット作成のレイアウトやスケジュール、2月10日に開催される企業の社会的責任分科会主催のセミナーに用いるケーススタディのアンケート調査や商工会議所のホームページ改善などについて大いに意見の交換を行なった。
参加者は杉村秀一郎委員長(NSK)、桜井悌司副部会長(ジェトロ)、久永公紀副部会長(KDDI)、鈴木ワーグネル副部会長(ホス建設)、田中信会頭(リベルコン)、平田藤義事務局長
今年第1回目の運輸サービス部会が、1月27日正午から開催され、部会長懇談会用レポート作成や部会活動方針について話合った
今年初めての運輸サービス部会(平野候一部会長)が、1月27日正午から午後2時30分まで商工会議所会議室に13人が参加して開催された。
平野部会長が進行役を務め、初めに参加者全員が自己紹介し、2006年度の部会の活動方針について説明した。
また連絡事項として昨年設立されたEPA共同研究分科会、移転価格税制分科会及び日系社会分科会について説明した。
最後に2月7日に開催される業種別部会長懇談会の発表レポート作成のために参加した部会員が、それぞれ2005年の回顧と2006年の展望について発表、 石油価格上昇による燃料価格の高騰、港湾インフラの改善、ブラジルコスト、ハリケーンが及ぼした影響、Varig航空の日本ーブラジル路線の廃止、最低給 のアップが及ぼす影響、ドル安が継続している為替などが話題に上った。
参加者は平野部会長 (日通)、森田副部会長(SANKYU)、大滝副部会長(ツニブラ),久永氏(KDDI)、谷氏(マセイオ・ホテル)、廣瀬氏(MOL)、田村氏 (NTT)、丸山氏(NYK)、堀池氏(SUZUYO)、山下氏(SUZUYO)、山下氏(ヤコン)、金沢サンパウロ総領事館調査員、平田事務局長 (順不同)
平成17年度官民合同会議が1月25日午前9時から午後5時まで、リオデジャネイロ総領事館の多目的ホールで開催された
平成17年度官民合同会議が1月25日午前9時から午後5時まで、在リオデジャネイロ総領事館広報文化センター多目的ホールで開催された。
冒頭挨拶では、堀村隆彦大使、田中信ブラジル日本商工会議所会頭、坂場三男中南米局長がそれぞれ述べ、その後掘村大使が「ブラジルの内政・外交政策」について、続いて田中会頭が「最近のブラジルのマクロ経済情勢」について講演を行った。
続いてブラジル日本商工会議所の村田俊典金融部会長が「2005年の回顧と2006年の展望」、中村純一貿易部会長が「2005年の貿易動向」、盤若幸雄 電気電子副部会長が「ブラジル電気電子業界現況」、岩村哲夫自動車部会長が「ブラジル自動車生産台数推移」について講演した。
その後、地域経済の動向について、アマゾナス日系商工会議所の山岸照明会頭が「マナウスフリーゾーンの現状」、パラナ日系商工会議所の上野アントニオ会頭 が「パラナ会議所の現状」、パラー日系会議所の山本陽三専務理事が「パラー州経済の動向及び州日系産業界の現状並びに州産業界の今後の動向」について講演 した。
午後のセッションでは、ルーラ大統領訪日後の日伯関係と2008年の「日伯交流年」(移住100周年)における官民協力について、板場中南米局長がプレゼンテーションを行なった。
日伯協力における重要事項として、ブラジル日本商工会議所のコンサルタント部会員の河野賢二ケンブリッジ社長が「CDM案件の進捗状況」、またCDM案件 として金岡正洋GIE委員長が「CDM関連活動について」、多田稔副会頭が「エタノールをめぐる動向」について、大前孝雄副会頭が「ビジネス環境改善」に ついてそれぞれ発表、今回の会議の特徴は日々各業界で発生する色々な諸問題について忌憚で率直な質疑応答がなされた。
出 席者は堀村隆彦大使、坂場三男中南米局長、大竹茂公使、山口大治中南米南米カリブ課首席事務官、西林万寿夫サンパウロ総領事ほか各地域の総領事、桜井悌司 ジェトロ所長、相川武利JBICリオ事務所首席駐在員、小林正博JICAブラジル事務所長、各会議所会頭、ブラジル日本商工会議所理事5名、平田藤義事務 局長他多数