相互啓発委員会

相互啓発委員会は、9月6日午後2時から「現代ブラジル事典」の発送から入手に到るまでの具体的打合せを行った

相互啓発委員会(角田孝委員長)は、9月6日午後2時から商工会議所で、輸入業者と共に「現代ブラジル事典」の発送から入手に到るまでの具体的な打合せを行った。

「現代ブラジル事典」は8月24日に横浜港から出港、サントス港到着は9月25日や予定されており、 通関を終えて会議所に到着するのは10月10日の予定を、輸入諸経費なども含めて通関業者との間で再確認された。生憎日本出張中の村田財務委員長には帰聖 後、事務局長から会合の内容を伝える予定。

出席者は角田相互啓発委員長、Secomex社の栗田社長、田中信会頭、平田藤義事務局長

日伯EPA共同研究分科会は、9月6日午後3時から開催され、今後のスケジュールについて話合った

日伯経済促進委員会(大前孝雄委員長)の日伯EPA共同研究分科会が、9月6日午後3時から会議所会議室で開催され、同分科会の推進方法や2005年度及び2006年度の具体的なスケジュールが打合わされた。

出席者はご多忙な時期に度重なる会合招集でご迷惑にならぬ様、本会合に特に関係深い大前分科会委員長、金岡委員、桜井委員、藤下委員、目黒委員、田中会頭、平田事務局長(順不同)が参加した。

2005年度2回目の監事会

2005年度2回目の監事会が、5日午前9時30分から会議所小会議室で開催された

2005年度2回目の監事会(山田唯資監事会議長)が、5日正午より商工会議所小会議室で開催された。

監事会(山田、中村、栗原諸氏)は本会議に先立ち朝9:30分から各種伝票類等、書類をチェックする他チェック手順書の作成を検討、また会議所専属の会計事務所に対しても監事会意見書を作成、これからの経理処理や監査のあり方などを含め広く協議した。

監事会は慣例に従い各一四半期を締めた後、3ヶ月おきに開催され、平田事務局長からバランスシート(B/S)、損益書(P/L)、対予算・実績収支明細書のほか、固定資産、各委員会・部活活動収支明細、会費滞納社(者)などが報告された。

出席者は山田監事会議長、中村敏幸監事、栗原猛監事、村田俊典財務委員長、平田事務局長、カリーナ会計担当

金融部会のセミナー「ブラジル金融入門」

金融部会のセミナー「ブラジル金融入門」に65人以上が参加、会議室は満員となり、今までのセミナー参加人数の記録を塗り替えた

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金融部会(村田俊典部会長)は東京三菱銀行の永井明徳資金・為替部長を講師に迎えて、セミナー「ブラジル金融入門」を9月2日午後4時から5時30分間ま で商工会議所会議室で開催、65人以上の参加者に会議室では補助イスをだして対応し、今までのセミナー参加者数の記録を塗り替えた。

初めに村田部会長が永井氏の素晴しい経歴を紹介、永井氏はパワーポイントを用いながら、ブラジル市場の基礎知識のレアル金利・為替ヘッジ編として、レアル 金利の運用益、金利市場の特徴、金利後決め/前決め契約、HPの使い方を分かりやすく理解するために例題を用いて解説、インデックスとは、CDIと SELIC、為替ヘッジ商品の紹介などについて、軽快なアップテンポと笑いのつぼを心得た口調で、参加者を大いに笑わせた上に本当に分かりやすい金融入門 セミナーとなった。また質疑応答では的確な回答やアドバイスに終了時には盛大な拍手が送られた。

最後に今後のセミナー開催の参考にするために参加者全員にアンケート用紙を配布し回収した。また使用された資料はメールで会員に発送され、更なる理解のお手伝いをするセミナーとなった。

日伯法律委員会の9月の月例会に45人以上が参加、暫定令252号や移転価格PRL方式などのプレゼンテーションに

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日伯法律委員会(板谷稔委員長)の9月の月例会が、9月1日午後5時から7時まで商工会議所会議室に45人以上が参加、暫定令252号や移転価格のPRL計算方式などのプレゼンテーションに熱心に聞入り、数多くの質問が飛んだ。

押切フラビオ副委員長が進行役を務め、初めにアレサンドラ・クリハラ弁護士が民事責任の因果関係の理論について講演、続いてジュリアナ・シルヴァ弁護士が、暫定令252/05号の商品輸入に課せられるPIS並びにCofinsの新算出効果について講演した。

またレアンドロ・スカイケッチ弁護士は移転価格のPRL計算方式、ジュリアナ・メイエール弁護士が、違約罰条項の契約上の金利と価値修正について、最後にファビオーラ・ケラミダス弁護士が、暫定令258/05号と連邦国税庁設立について講演した。また矢野クラウジオ副委員長も熱心に質問していた。

日伯法律委員会の9月の月例会

日伯法律委員会の9月の月例会に45人以上が参加、暫定令252号や移転価格PRL方式などのプレゼンテーションに熱心に聞入っていた

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日伯法律委員会(板谷稔委員長)の9月の月例会が、9月1日午後5時から7時まで商工会議所会議室に45人以上が参加、暫定令252号や移転価格のPRL計算方式などのプレゼンテーションに熱心に聞入り、数多くの質問が飛んだ。

押切フラビオ副委員長が進行役を務め、初めにアレサンドラ・クリハラ弁護士が民事責任の因果関係の理論について講演、続いてジュリアナ・シルヴァ弁護士が、暫定令252/05号の商品輸入に課せられるPIS並びにCofinsの新算出効果について講演した。

またレアンドロ・スカイケッチ弁護士は移転価格のPRL計算方式、ジュリアナ・メイエール弁護士が、違約罰条項の契約上の金利と価値修正について、最後に ファビオーラ・ケラミダス弁護士が、暫定令258/05号と連邦国税庁設立について講演した。また矢野クラウジオ副委員長も熱心に質問していた。

ブラジル日本文化協会及び日系諸団体との共催による、西林万寿夫新サンパウロ総領事の歓迎会

ブラジル日本文化協会及び日系諸団体との共催による、西林万寿夫新サンパウロ総領事の歓迎会が開催された

ブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)及び日系諸団体共催による、西林万寿夫新サンパウロ総領事の歓迎会が、26日午後7時30分より同文化協会の貴賓室で開催され、多くの関係者が参加した。

まず最初に貴賓席壇上の共催団体長を代表してブラジル日本文化協会、第一副会長の関根氏が歓迎の辞を述べた後、西林新総領事が挨拶、2008年の日本移民100周年祭向けての抱負を述べ、その爽やかでシンパチコな人柄が多くの参加者に素晴しい印象を与えた。

共催団体は、ブラジル日本文化協会、サンパウロ日伯援護協会、ブラジル日本都道府県人会連合会、アリアンサ、ブラジル日本商工会議所ほか28団体。壇上の 来賓席にはJETROやJICA、国際交流基金の代表者をはじめ日系議員および各界の名士などが大勢。ブラジル日本商工会議所からは遠藤雅清副会頭(日系 社会関係委員長)、平田藤義事務局長など30名が参加した。

2005年第1回目の移転価格税制検討委員会

第1回目の移転価格税制検討委員会に19人が参加し、今後の活動方針の検討やワーキンググループのメンバー選出をした

第1回目の移転価格税制検討委員会(岩村哲夫委員長)が、25日午後3時から6時まで商工会議所会議室に19人が参加、各部会及び部会所属企業の対応や認識、ワーキンググループのメンバー選出や今後の活動方針の検討など活発な意見交換が行われた。

進行役は岩村委員長及び鍋島コーディネーターが務め、初めに岩村委員長が開催挨拶を行い、自動車部会所属の犬丸委員が移転価格税制の現状認識、今後の取組などについてパワーポイントを用いて説明した。

続いて参加委員達が所属部会や自社の対応方法や認識について、それぞれ発表した。そして犬丸委員が今後のたたき台として、アプローチイメージ図、改善要求ポイントや数種類の行動案を紹介した。

最後にワーキンググループの設立及びメンバーの選出、外国商工会議所やFIESPなどからの情報収集及び働きかけ、各部会へ配布する資料の作成、今後の啓蒙セミナー開催などについて活発な意見の交換が行われた。

参加者は岩村氏、犬丸氏、鍋島氏(ホンダ)、阿部氏(戸田建設)、工藤氏(イハラブラス)、桜井氏、二宮氏(ジェトロ)、押切氏 (Ohno&Oshikiri弁護士事務所)、杉村氏、中村氏(NSK)、石川氏(YKK)、篠原氏(パナソニック)、三分一氏(島津)、平野氏(日本通 運)、酒井氏(味の素)松尾氏(住友化学)、出海氏(伊藤忠)、原田氏(ミツトヨ)、平田事務局長(順不同)

商工会議所常任理事会主催の歓迎昼食会

西林万寿夫新総領事を迎えて、商工会議所常任理事会主催の歓迎昼食会が23日正午からレストラン・シントリで開催された

在サンパウロ総領事館の西林万寿夫新総領事を迎え、商工会議所の常任理事会主催の歓迎昼食会が、23日正午からレストラン・シントリで参加費形式で開催された。

田中信会頭からの歓迎の挨拶及び乾杯の音頭に引続き、西林総領事が着任の挨拶、出席者各位の自己紹介や意見交換など和やかな雰囲気の中で昼食会が行われた。

これまでも来伯経験があり日本移民100周年祭や日伯EPA締結に向けて抱負を述べられ、会議所主催の定例懇親昼食会にも積極的に参加を表明、これまで以上に日系社会や会議所との距離が縮まりそうだ。

参加者は田中信会頭、石川清治YKK社長、遠藤雅清安田保険社長、多田稔三菱商事社長、二宮徹東洋紡社長、板谷稔ソニー社長、村田俊典ブラデスコ銀行ディレクター、角田孝三井住友保険社長、大前孝雄三井物産社長、山田唯資監事会議長、平田藤義事務局長(順不同)

西林万寿夫総領事の主な略歴 (53歳。東京都出身)

昭和50年3月 東大法卒
50年4月 外務省入省
63年6月 在ジュネーヴ国際機関代表部参事官
平成 8年2月 在ニューヨーク総領事館領事(広報センター長)
11年2月 在シンガポール大使館公使
13年4月 外務省中南米局参事官
14年8月 在ボストン総領事
17年7月 在サンパウロ総領事

趣味:ゴルフ、ヴァイオリン演奏、クラシック音楽鑑賞、

日系社会関係委員会の第1回100周年祭典分科会

日系社会関係委員会の第1回100周年祭典分科会が、18日午前10時30分から、サンパウロ人文研の宮尾顧問を迎えて開催された

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日系社会関係委員会(遠藤雅清委員長)の100周年祭典分科会(キックオフミ-ティング)が、18日午前10時30分から商工会議所会議室に15人が参 加、サンパウロ人文科学研究所の宮尾進顧問を迎え、「日系移民の歴史」と題して講演、戦前、戦後の日系移民の歴史、日系社会の実態や現状などについて詳細 に説明した。

遠藤委員長が進行役を務め初めに参加メンバーを紹介、100周年分科会の活動趣旨などについて説明した。

続いて田中信会頭が、日系社会への積極的で惜しみない協力の推進などについても説明、遠藤委員長が宮尾顧問の略歴紹介で講演が始まった。

宮尾顧問は初めにブラジルの日本移民の歴史に触れ、1908年の笠戸丸から1941年の太平洋戦争勃発までの移民総数は19万人に達し、1953年に再開 された戦後移民は7万人であったが、64年の東京オリンピックを境に高度経済成長期に入った日本からの移民は激減した。

戦前移民の大半がコーヒー農園の契約移民で、90%以上がサンパウロ州に入植、民間移住会社の誇張した宣伝文句に踊らされて移住、短期間に一旗上げて故郷に錦を飾る考えの人がほとんどであった。

また契約を終えた日本移民は、自営農として同船者や同県人と集団で安価な土地を求めてバウルー市以西の原始林を購入して開拓していった。

正確な情報が入手できなかった終戦直後のサンパウロ奥地に住む90%以上の日本移民は、日本が戦争に勝ったと思っていた。そして1946年の1年間に勝ち組に暗殺された同胞は25人を数え、1953年まで勝ち組は存在した。

そして焼け野原の上に、食糧難で仕事のない日本への帰国を諦めた田舎に住む日本移民は、子供の教育のために大都会に大移動、言葉ができない多くの移民は、 小資本で始められる商売としてクリーニング店を始めた。1970年にはサンパウロ市内の日系クリーニング店は3,000軒を数え、また小資本と手先の器用 さで美容院を開業する日本女性も多かった。

またサンパウロ近郊に移動してきた移民の多くは、小さな面積で野菜、果物や養鶏場などの集約的農業に従事し、サンパウロの中央市場やフェイラで日銭を稼ぎ、子供の教育に夢を託した。

その結果1990年のブラジルの国勢調査では、日系(アジア系)の大学進学率は21%にのぼり、医者、弁護士や技術者などの比率が非常に高い。

また混血化も急速に進んでおり、今では3世で60%、4世で80%が日系以外と結婚しており、数十年後には日系という言葉が私語になる可能性もある。

民族意識が強いドイツ系、イタリア系や韓国系移民は、自国の文化継承に学校などを経営して本国からも積極的に援助を受けているが、元々島国の日本は外国か ら侵略されることもなく民族意識が弱いが、その血を受継いだブラジル生まれの30万人のブラジル人出稼ぎ集団の中に、相互援助組織など存在しないと解説し た。

1持間に及んだ貴重な宮尾顧問の講演後、昼食を食べながら質疑応答が午後1時まで続き、素晴しい講演に惜しみない拍手が送られ、田中会頭より記念品の贈呈があった。

宮尾顧問はサンパウロ州に生まれ、9才で日本に帰国、信州大学文理学部人文科学科哲学科卒、コチア産業組合編集部勤務後、1965年サンパウロ人文科学研究所創設に参加、同理事、同事務局長を経て1991年から顧問。

参加者は遠藤安田保険社長、田中会頭、多田三菱商事社長、新沼ブリジストン取締役、鈴木ホス建設社長、桜井ジェトロ所長、遠山K.TOYAMA社長、疋田 三井アリメントス社長、般若NEC取締役、今井日清紡社長、宮田住友商事社長、立山住友商事取締役、板垣スリーボンド社長、尾崎東山農産加工副社長、平田 事務局長(順不同)