ブラジル日本青年会議所(JCI Brasil-Japão)は2月10日夜、サンパウロ州議会で2020年度新役員の就任式を行った。式典にはJCI関係者など約130名が駆けつけ、ブラジル日本商工会議所(カマロン)を代表し平田藤義事務局長が、続いてRenato Ishikawa 会長(ブラジル日本文化福祉協会)、野口 泰総領事(在サンパウロ日本国総領事館)、Aurélio Nomura(サンパウロ市市会議員) Nelson Takahashi(Vice-Presidente Executivo da JCI Brasil) の諸氏等が来賓として祝辞を述べた。
JCI Brasil-Japão は1982年、当会議所内で産声をあげ、親の代名詞として当所はカマロン(Camarão)の名で親しまれている。平田事務局長が最初に祝辞を述べた。また持参した当会議所でベストセラーになっているポル語版の「世界が感謝!日本のもの」を参加者(特に若手起業家達向け)に紹介、日本のテクノロジーでブラジルの競争力を上げようと呼び掛け、心を込めブラジル日本青年会議所(マルセロ新会頭)に1冊贈呈した。
以下祝辞の要旨:
Marcelo Asamura新会頭、Rodolfo Eiji Wada前会頭、来場者の皆様へ。
最初に2020年ブラジル日本青年会議所新会頭および新役員の就任式に招待を受け感謝を申し上げる。
Marcelo会頭、あらためておめでとうございます。前月行なわれた当会議所の新年会で日本語による素晴らしいスピーチに感動した。Rodolfo前会頭の活発なJCI活動にも敬意を表する。大変ご苦労様でした。
ブラジル日本青年会議所は以前に比べ幅広い数多くの活動に挑戦、その目的を達成している。色々なソーシャルプロジェクトを通じ大勢の人々のサポートを実践している。例えば年配の方々にパソコンの使い方を教えたり、Revitaliba、リーダーシップ、Brazilian Mind以外に、幸せを植えるプロジェクト、一般の学校でのスピーチ大会の開催、TOYP賞(Ten Outstanding Young Persons of the World)、里帰りプロジェクト、FormaJobsプロジェクトなど当会議所では到底出来ない補完的な様々な社会活動を行なっている。
ダイナミックで人々が注目する活動でますます社会を変えているのを見ると頼もしく称賛に値する。ブラジル日本青年会議所は日本とブラジルの距離を縮め、今年行なわれる東京オリンピック.パラリンピックも含めて益々日伯関係の改善強化に努めている。
これからもJCI活動の持続的発展に期待している。常に勇敢な心を持って、新規案件にチャレンジして欲しい。
Marcelo Asamuraブラジル日本青年会議所会頭
Rodolfo Eiji Wada前会頭
野口 泰総領事
平田藤義事務局長
写真 Jiro Mochizuki