48人が参加して第52回カマラゴルフ開催

相互啓発委員会( 篠崎 幸男委員長)主催の第52回カマラゴルフ大会は、2019年5月11日サンパウロPLゴルフクラブで44人が参加して盛大に開催、好天に恵まれて和気藹々とプレーを楽しんだ。優勝は南米横河電機の吉川光氏。

優勝した南米横河電機の吉川光氏。

(写真提供 相互啓発委員会)

 

メディカル分科会開催

メディカル分科会(市川分科会会長)は、2019年5 月10日15時30分から、商工会議所大会議室にて分科会会合を開催、18名が参加し活発な議論が交わされた。はじめに、市川分科会会長から、分科会の新体制、そして新メンバーの紹介が行われた。

次に、欧米企業やABIMED等との連携によるINMETRO Portaria 54/ 2016に対する改善提言活動について、マルシオ氏と塩田氏より説明が行なわれた。メディカル分科会は、3月26日@リオと4月23日@ブラジリアにて開催されたINMETRO、ANVISAとの政策提言会合に参加、その中で9項目の改善提案を行なった。

今回は、3月と4月の政策対話会合における項目ごとの成果報告と、今後の活動について説明が行なわれた。提案された幾つかの項目については、INMETRO規制改善に向けたパブリックコンサルテーションが開始されることになっており、その際には各社からもコメントをしてもらうよう協力依頼を行なった。

また、提案された項目の中には、関連している組織や団体の利害が絡む規制もあり、慎重に取り扱われているとの説明が行なわれた。これらの項目については、今後も継続してINMETRO・ANVISAの技術委員会(テクニカルコミッティー)の場で議論され、粘り強く政策提言活動を行なっていく必要があるとした。また、4月に分科会メンバー間で実施されたアンケート調査については、INMETROのテストレポートの課題が中心で、現在の改善提言項目に集約される形となった。

参加者は、市川分科会長(日本光電)、本川氏(日本光電)、塩田副分科会長(フジフイルム)、マルシオ氏(フジフイルム)、水谷副分科会長(パラマウントベッド)、三好副分科会長(テルモ)、安楽副分科会長(島津製作所)、山田副分科会長(オムロン)、朝倉氏(カネカ)、近藤氏(タカラベルモント)、波多野氏(朝日インテック)、岩瀬氏(ジェトロサンパウロ)、古木氏(ジェトロサンパウロ)、門屋氏(JICA事務所)、斉藤氏(JICAサンパウロ)、上田領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、吉田調査員。

Kotaro Ichikawa, Kentaro Shiota e Marcio Godoy

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

 

白石テルマ氏の日本食普及親善大使任命式に出席

2019年5月10日(金)19時30分より在サンパウロ総領事公邸で、日本食レストラン「藍染」のオーナー兼シェフである白石テルマ氏が、日本農林水産省から「日本食普及の親善大使」に任命されたこを受け、その任命式が執り行われた。

日本食普及の親善大使は海外における日本食・食文化の普及を更に進めることを目的とし、2015年から任命が開始されたもので、2019年時点で34名が任命されている。親善大使は農林水産省が実施する事業への協力のほか、自らの活動やメディアでの情報発信を通じて海外における日本食・食文化の普及を促進する役割を担っている。

テルマ氏の任命式には御親族や日系主要団体関係者ら約30名が出席し華やかに式典が行われ、また会議所から平田 藤義事務局長が代表し出席した。

(写真提供 望月二郎氏)

日本農林水産省から「日本食普及の親善大使」に任命された日本食レストラン「藍染」のオーナー兼シェフである白石テルマ氏

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電気電子部会/運輸サービス部会の再編に関する会合開催

電気電子部会(髙田 正純部会長)及び運輸サービス部会(宮川 俊介部会長)の再編に関する会合は、2019年5月10日午前10時から11時まで10人が参加して開催、進行役は総務委員会の北村裕行副委員長が務め、初めに参加者がそれぞれ自己紹介、現・電気電子部会の新名称について意見交換が行われ、電機・情報通信部会が仮承認された。来る5月定例常任理事会で報告後、6月の臨時理事会で新名称の承認が予定されている。また運輸サービス部会に所属するNTT Data社並びに NTTdocomo社、 NTT do Brasil社、 UBIK社の編入承認、新部会によるジャパンハウスでのAll Japanでの日本最先端技術展示会の開催に関するキックオフ会議スケジュール検討、セキュリティセミナーやITセミナー開催などで意見交換された。

参加者は総務委員会の北村裕行副委員長(みずほ銀行)、電気電子部会から高田正純部会長(NEC)、三井和美副部会長(エプソン)、田島友昭副部会長(パナソニック)、宮下副部会長(三菱電機)、運輸サービス部会から宮川俊介部会長(Ocean Network Express)、水守信介副部会長(NTT)、平田事務局長、日下野総務担当、大角編集担当。

進行役の総務委員会の北村裕行副委員長(みずほ銀行)

課税・通関WG会合開催

政策対話委員会(佐藤真吾委員長)、課税・通関WG(吉田幸司グループ長)が、2019年5 月9日午後5時45分から、課税・通関WG活動について、14人が参加して開催された。

課税・通関WGは、吉田グループ長司会の下、直近の税務関連、アンケート調査、また政策提言書アップデートについての意見交換を行った。直近の税務関連に関しては、税制改革についての議論はなされているものの、具体的な動きは見られていないとし、動きが見られた場合には、セミナーを開催するなどとして対応していきたいとした。そんな中、会員企業の現状の課題をまとめる為に、来月6月にアンケート調査を行ない、7月には調査結果をまとめる方向で進めていくことが合意された。また、会員企業向けの日本語でのセミナーのテーマについても意見交換が行われた。

出席者は、吉田幸司グループ長(KPMG)、坂本融氏(EY)、安岡正哉氏(DELOITTE)、佐藤マリオ氏(GLOBAL LINK)、永井孝明氏(ブラジル日清紡)、篠原一宇氏(パイオニアブラジル)、松本智仁氏(丸紅ブラジル)、加藤治永氏(ブラジル住友商事)、松川剛大氏(ブラジル住友商事)、森田透氏(日本通運ブラジル)、大使館:中島良太書記官、総領事館:上田基仙領事、事務局:平田藤義事務局長、吉田章則調査員

 

会場一杯の55人が参加して「法人所得税の損金算入」セミナー開催

政策対話委員会(佐藤真吾委員長)課税・通関ワーキンググループ(吉田幸司グループ長)主催の「法人所得税の損金算入」セミナーは、2019年5月9日午後4時から5時30分まで、会場一杯の55人が参加して開催された。

講師の吉田幸司グループ長は、初めに法人所得税の実質利益法並びに推定利益法の違い、税率及び計算法を説明、換金算入の項目、交際費、広告費、交通費、や各種パーディーの一般原則に基づく判断基準、棚卸資産、棚卸損、有形固定資産、減価償却及び減損の計算方法、人件費としてバーなす及び利益配分、メディカルサービス、年金手当、間接報酬、ロイヤリティに関する損金算入上限額、貸倒村主津、過小資本制度、税制クレジットの費用処理、為替変動の影響、繰越欠損金や罰金などについて詳しく丁寧に説明した。

また質疑応答では日伯法律委員会の清水 マサオ ワルテル副委員長(KPMG)もコンサルタントとして参加 、貸倒損失、債権回収手続き、海外支店の損益処分、ロイヤリティの海外送金、雑税以外の罰則や罰金、繰越欠損金の利用、クリスマスパーティに於ける従業員家族の参加有無、社用車の損金算入などが挙げられた。

Pdf「法人所得税の損金算入」吉田幸司グループ長

Valter Shimidu e Koji Yoshida

 

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

2019年第1四半期の業務・会計監査実施

2019年第1四半期の業務・会計監査は2019年5月8日正午過ぎから午後1時過ぎまで開催。監事会から二宮正人監事会議長(二宮正人弁護士事務所)、ウーゴ・アマノ監事(BDO Brazil)、フェルナンド・セイジ・ミハラ監事(Stüssi-Neves Advogados)、財務委員会から2019/2020度の福元信義副委員長(Banco MUFG Brasil)、松本 智仁副委員長(丸紅ブラジル)、またOrgatec (Organização Técnica Contábil)のEduardo Hidaka氏、 Marhi Chujo氏が参加した。

事務局から2019年第1四半期の現金預金並びに有形固定資産、収入、支出などの財務諸表とその詳細について説明、それに対する監事会側からの質問やアドバイスなど受けた。最後に監事会は、「2019年の第1四半期の会議所の業務遂行と会計処理は適正であったこと」を承認。監事会は慣例に従い各四半期を締めた後3ヶ月おきに開催され、事務局からは平田 藤義事務局長、日下野成次総務担当、エレーナ・ウエダ会計担当、久場アレッシャンドレ会計担当補佐が参加した。

Foto: Rubens Ito / CCIJB

 
 

 

EPA準備タスクフォース会合を開催

2019年5月7日(火)15時より、日本メルコスールEPA準備タスクフォース会合を開催し、主な製造業の部会関係者と意見交換を行った。会合の中で、日本とメルコスールのEPAにより期待されるメリットやメルコスールとの交渉が先行するEUおよび韓国EPA(FTA)に劣後した際想定される日本企業への損害などについて、具体的な事例を交えながら意見交換を行った。

【部会出席者】

①自動車部会

ブラジルトヨタ ― 渕上宏二氏(下村 部会長代理)、アンジェラ益岡氏 

ホンダサウスアメリカ ― 竹内パウロ氏(溝口 副部会長代理)、佐藤修氏

デンソー  ― 新保 博茂 副部会長、金子氏

② 機械金属部会

ブラジル三菱重工業  ― 山田 佳宏 部会長

③電気電子部会

NEC ― 水口 直人氏(高田 部会長代理)

パナソニック  ― 磯崎氏(田島 副部会長代理)

【タスクフォースWG】

村田 俊典 ブラジル日本商工会議所会頭(双日ブラジル)、芦刈 宏司 日伯経済交流促進委員会 副委員長(ブラジル三井物産)、二宮 康史 企画戦略委員会 副委員長(ジェトロ・サンパウロ)、佐橋 拓哉 政策対話委員会 副委員長(伯国三菱商事)、大塚 未涼 政策対話委員会 委員(ブラジル三井物産)

【事務局】平田 藤義 事務局長、日下野 成次 補佐、近藤 千里アシスタント

Hiroshi Ashikari, Toshifumi Murata e Yasushi Ninomiya

 

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

「令和」祝賀晩さん会に村田会頭が参加

新天皇ご即位・新元号「令和」祝賀晩さん会は2019年4月30日夜文協貴賓室に200人が参加して開催、日本に先駆けた公式行事として新時代の始まりを祝った。石川レナト文協会長、楠彰首席領事が挨拶。文協の呉屋春美前会長が万歳三唱、頃末アンドレ評議会会長が乾杯の音頭を取った。

祝辞で商工会議所から参加した村田俊典会頭は、「時代の変わり『愛国心で何だろう?』と考えさせられた。ふと『君が代』を歌うときに肌で感じる気持ちがそれかと思い当たった」と感慨深い様子で語った。

(写真提供 望月二郎氏)

石川レナト文協会長

祝辞挨拶の村田俊典会頭

ブラジル日本移民史料館近代化開館式開催

ブラジル日本移民史料館(西尾ロベルト義弘運営委員長)7階近代化開館式は、2019年4月30日午後4時から同史料館9階で多数の来賓を迎えて開催、40年ぶりに回収された7階入口には「日本文化」コーナーを新設、美濃和紙、有田焼、越前漆器などの伝統工芸品紹介映像、鎧兜や掛け軸、刀剣などの侍時代の実物展示。文協のレナト・イシカワ会長、野口泰総領事代理の楠彰首席領事がそれぞれ挨拶を行い、ブラジル三菱UFJの福本信義副頭取が乾杯の音頭を取った。州政府高官や商工会議所から安田篤副会頭並びに平田藤義事務局長、会員企業代表多数が参加した。