若手日系チェリストムラモトさん演奏会開催

在外公館文化事業の若手日系チェリストのルカス・ムラモト(Lucas Garcia Muramoto)さん並びにピアノ伴奏の田代みちこさん(Michiko Tashiro Licciardi)の演奏会は2019年3月8日昼に総領事公邸で開催、商工会議所から安田篤副会頭、平田藤義事務局長夫妻が参加。ヴィラ・ロボス、ハイドン、尾高尚忠、バッハなどの曲目が演奏された。

ルカス・ムラモトさんは、2000年にサンパウロ州イタポランガ市生まれ。8歳からチェロを習いだし、2015年に著名なチェリストのアントニオ・メネーゼス氏にその才能を認められ、2015年から2017年まで日本でケイ・ヤマザワ氏並びにケンジ・ナカギ氏の門下生として腕を磨く。2018年からOSESP音楽アカデミーに所属。

日本生まれの田代みちこさんは、10歳まで米国やドイツに滞在、幼少期よりピアノを練習。ドイツ在住時にケルン上級音楽学校卒業。2014年から2018年半ばまでMusikscule Bochumでピアノ教授として教鞭をとった。2018年下半期に来伯、色々なところでピアノを教授、また色々なコンサートに参加して活躍している。

 

JICA主催の食分野における南米日系ビジネスリーダー招聘帰国報告会開催

JICA主催の食分野における南米日系ビジネスリーダー招聘帰国報告会は、2019年3月7日午前10時から11時30分までJICAサンパウロ出張所で開催、JICAは南米5カ国から日系ビジネスリーダー12人を今年1月21日から31日までビジネス交流並びに地方自治体活性化を目的に九州に招待、酒蔵、セントラルキッチン、食品加工工場、焼き物製造などを視察、福岡では地場企業とのビジネスマッチングセミナーを開催した。

ブラジルからエーネル・駒形氏(Ener Komagata)Master Adm社CEO.マルセロ・秀島氏(Marcelo Hodeshoma)Alfa Alimentos社エグゼクティブマネージャー。ルイス・クラウジオ・平田氏(Luiz Claudio Hirata)Hirata Comercio de Alimentos Ltda社CEOの3名が参加、3名は招聘報告と今後のビジネス展開について講演。商工会議所食品部会から黒崎部会長、降旗副部会長、秋元副部会長、関副部会長、平田事務局長が参加した。

160人が参加して2019年上期の業種別部会長シンポジウム開催

総務委員会(讃井 慎一委員長)と企画戦略委員会(大久保敦委員長)共催の恒例の業種別部会長シンポジュームは、2019年2月28日午後2時から6時までインターコンチネンタルホテルに会場一杯の160人が参加して開催、テーマ:「2018年の回顧と2019年の展望」、副題: 『成長への期待、変化への対応』で10部会長が発表した。(2週間後に業種別部会長シンポジウムのテープおこし記事を掲載予定)

前半の司会 讃井慎一 総務委員長
開会挨拶     安田 篤 副会頭
 金融部会    津田 双羅    部会長         (ブラデスコ)
貿易部会    猪股 淳)    部会長    (伊藤忠)
機械金属部会    植田 真五    部会長     (三菱重工)
自動車部会    下村 セルソ    部会長    (トヨタ)
コンサルタント部会     吉田 幸司   部会長     (KPMG)
 コーヒーブレイク    
後半の司会: 大久保 敦 企画戦略委員長
化学品部会     村松 正美    部会長    (PILOT PEN)
電気電子部会    日比 賢一郎   部会長    (ソニー)
食品部会     黒崎 正吉  部会長    (味の素)
運輸サービス部会     吉田 信吾    部会長     (NYK DO BRASIL)
生活産業部会(建設不動産・繊維)     今川 尚彦   部会長    (戸田建設)
講評    野口 泰総領事    在サンパウロ日本国総領事館
閉会の辞    讃井慎一 総務委員長  

Presidente da Comissão Planejamento e Estratégia, Atsushi Okubo e presidente da Comissão de Coordenação Geral, Shinichi Sanui (Fotos: Rubens Ito / CCIJB)

Atsushi Yasuda, vice-presidente da Câmara

Sora Tsuda, presidente do Departamento Financeiro

Jun Inomata, presidente do Departamento de Comércio Exterior

Shingo Ueda, presidente do Departamento de Metal-Mecânica

Celso Simomura, presidente do Departamento Automotivo

Koji Yoshida, presidente do Departamento de Consultoria e Assessoria

Masami Muramatsu, presidente do Departamento de Produtos Químicos

Kenichiro Hibi, presidente do Departamento Eletroeletrônico

Masayoshi Kurosaki, presidente do Departamento de Gêneros Alimentícios

Shingo Yoshida, presidente do Departamento de Transportes e Serviços

Naohiko Imagawa, presidente do Departamento de Bens Básicos

Yasushi Noguchi, cônsul-geral do Japão em São Paulo

RI / CCIJB – 28/02/2019

          

 

カタギリ連邦下院議員を特別ゲストに2月の懇親昼食会開催

2月の懇親昼食会は、2019年2月22日正午から2時までインターコンチネンタルホテるに160人が参加して開催、進行役は平田藤義事務局長が務め、初めに特別ゲストとしてキン・カタギリ連邦下院議員が紹介された。

会頭報告で土屋信司会頭は、本日の常任理事会の報告として今年3月の定期総会に向けた19年度予算について審議。およそ収支均衡の予算が見込まれている。BRICSの時代から会員数が少し減少、戦う会議所として有益なセミナーや勉強会開催で日本進出企業増加するために予算を組んだ。定期総会理事会では財務委員長からの詳細説明の後会員から承認を得る。2018年度第4四半期の会議所の業務遂行及び財務会計処理について、監事会から昼食会で説明される。また1月に2019年/20年度委員長発表に続いて、各部会長は活動方針を発表したが、会議所活動の原点は部会活動と再認識。日伯経済交流促進委員会を兼務しており、現在の進捗状況や今後の方向性について説明報告。その概要については経団連の大前孝雄企画部会長と日メルコスールEPA準備タスクフォースの共同幹事委員会による会合は2月14日付け会議所関連ニュースにアップ。今後の商工会議所の日メルコスールEPAサポートや準備について説明した。

野口泰総領事は総領事館報告として、1月23日,スイスのダボスでの安倍総理とボルソナロ大統領による日伯首脳会談で、大阪で開催されるG-20に大統領招待に対して快諾、1月24日,総領事公邸での総務省の「中南米日系社会と国内自治体との連携促進事業」では、日本に派遣される山口県関係者との意見交換、1月24日~29日,裏千家と深いかかわりがある十一代 大樋長左衛門先生のサンパウロ訪問、2月1日,野口総領事による日・中南米「連結性強化」構想のフォーリャ・デ・サンパウロ投稿記事、2月1日,在サンパウロ日本国総領事館で「地域博愛福祉団体・平和の女王」との贈与契約署名式(草の根・ 人間の安全保障無償資金協力)、2月4日・5日,宮城県人会会館で農業ビジネスセミナー及び日系農業者等連携強化会(農林水産省) 、2月10日,カフェランジア市で平野運平氏100周忌法要、2月13日・14日,ジャパン・ハウス サンパウロ及びFHC財団共催による中山俊宏・慶応義塾大学教授による講演会、2月16日~25日、日本在住の日系人のルーツを知るJuntos!!中南米対日理解促進交流プログラムによるブラジル派遣を説明。またジャパン・ハウス サンパウロの来場者数は1月末で133万人、ジャパン・ハウスの企業ロゴ説明では関心企業のスポンサー募集、コパ・アメリカ2019におけるサッカー日本代表の試合日程として、6月中旬のモルンビードームでのチリ戦を紹介。平田事務局長は、3月からの商工会議所ホームページの大使館情報、総領事館情報、日メルコスールEPA情報掲載について説明した。

ジェトロサンパウロ事務所の大久保敦所長は、商工会議所との共催による4月23日から26日にかけてアルゼンチン並びにウルグアイへの企業ミッション派遣を前に、3月19日にセミナーを開催、在ウルグアイ日本国大使館 特命全権大使 眞銅竜日郎氏は、「ウルグアイの魅力と投資環境 ~小さくてもキラリと光るウルグアイ~」(仮題)、ジェトロブエノスアイレス事務所 所長 紀井寿雄氏は、「アルゼンチンの最新政治経済情勢 ~大統領選をどう見るか~」で講演を案内した。環境委員会 の植田 真五委員長は、3月16日(土) 10時からムニシパウ・ファゼンダ・ド・カルモ自然公園で、環境委員会 2019年度補植事業として、補植(植樹)を通じて、環境問題への意識高揚と会員相互の親睦を図る目的での開催を案内した。
                               
連絡事項として、天野ウーゴ監事は、2月4日に開催された2018年第4四半期監査報告として、「2018年の第4四半期の会議所の業務遂行と会計処理は適正であったこと」で承認したことを報告。讃井 慎一総務委員長は、2月28日開催の2019年上期業種別部会長シンポジュームについて、10部会の部会長が「2018年の回顧と019年の展望」、副題:『成長への期待、変化への対応』で開催、ボルソナロ新政権での明るい話題を期待したいと説明した。

着任挨拶ではTOYOTA DO BRASIL LTDA.の永谷 佳久氏は、月曜日に米国から着任、テキサス工場でオペレーションを担当、ブラジル並びにアルゼンチンでETIOS車を担当、渉外広報委員長として会議所活動に貢献したいと述べた。

代表者交代では、 NITTO DENKO AMERICA LATINA LTDA.の谷口 桂二郎氏は57歳5か月で2017年1月に着任で2年間のブラジル勤務では製品化したかった事業を奥田さんに引き継いでもらうと説明。後任の奥田 功一氏は今年1月に着任したが昨年12月までタイで勤務。谷口さんができなかった仕事を引き継ぎたいと述べた。

JICAの斉藤顕生ブラジル所長は2017年3月に着任、会議所ではインフラWGやメディカル分科会でお世話になった、JICAでは民間連携を進めており、知日派のリーダー育成を進めていると説明、後任の佐藤洋史ブラジル事務所兼サンパウロ出張所次長は、ブラジル勤務3年過ぎたが、帰国する代わりに斉藤の後任として所長を務めるが、できる限りの努力を惜しまないと述べた。新入会員の紹介では、GM VENTURE EMPREENDIMENTOS E PARTICIPAÇÕES LTDA.のGraziano Messana氏がPPTで自社事業内容を紹介した。

3分間スピーチJTB LATINO AMERICA の原田 雅裕氏は、ブラジルでは法人企業対象に勤務、日系担当のQuickly Travel社が移転したことを報告、Quickly Travel社の文岡正樹取締役は、20年間フレイ・カネッカ街で営業していたが、パウリスタ大通りに移転、65人のスタッフが新しい環境で再スタートすると説明。また日系企業担当の高野さんとジャパン・デスクの井上さんを紹介した。

KIM KATAGUIRI連邦下院議員は、「2019年-ブラジル国会におけるチャレンジ」と題して、初めに日本語ができない、までできない、何時か日本語を話したいと語り始め、ジャイール・ボルソナロ新政権は、ブラジルのターニングポイントの今、政権を担当してブラジルを立て直す手始めに、年金改革で無駄な支出削減に着手、今年の社会保障院(INSS)の赤字は3,000億レアルに達するために、早急な年金改革が待ったなし。ブラジルの憲法改正は非常に複雑で、憲法司法委員会を設置、すべての党から委員を指名しなければならない。軍人関係者や判事、教職員などから年金改革に対して大きな反対が見込まれているために、与野党間でシビアな政治的攻防が見込まれている。

年金改革法案を国会通過させるためには、下院議員512人の2/3に相当する下院議員308人、上院議員49人の賛成票が必要となっている上に大統領は拒否権発動はできない。パウロ・ゲーデス財務相の年金改革案では今後10年間で1兆3,000億レアルの支出削減効果に結び付くが、この案の承認の見込みは低く、せいぜい8,000億レアルの支出削減効果案で妥協できれば良いが、最悪のケースは改革が承認されないケースであるが、私は、改革法案は可決されると自信を持っている。減税や税制簡素化を目的とした早期の税制改革はないと思う。脱官僚化や国民すべてに痛みを伴う年金改革や構造改革を旗手にしている大統領は初めてである。3月の訪日では麻生副総理との会談では、日本進出企業へのサポート並びに日系ブラジル人に対する教育、クリスティーナ農務相から日本への牛肉輸出サポートを要請されている。ANVISAやINMETROのブロクラシーや官僚主義削減は難しいが、海外からの投資を活性化するためには削減しなければならない。最後に今後4年間で日本語で挨拶できることを約束すると強調した。

質疑応答では、ドイツ系はポルト・セグーロ校、オズワルド・クルース病院、イタリア系はダンテ・アリギエーリ校、ユダヤ系はアルバート・アインシュタイン病院を擁しているが、日系では有名な高校がない。日本の優れた教育機関の導入、ボルソナロ大統領は義務教育への投資優先、日本から教育及び治安関係への期待。また政治改革、日本の協力によるチエテ川流域環境改善事業、日本人・日系人の特徴。何時か生まれる子供に日本人の心を伝えたいと述べた。最後に土屋信司会頭から記念プレートが贈呈された。

Deputado federal Kim Kataguiri (Fotos: Rubens Ito / CCIJB)

Presidente da Câmara, Shinji Tsuchiya

Deputado federal Kim Kataguiri e o cônsul-geral do Japão, Yasushi Noguchi

Ernesto Sunago (sócio de Flex Parque Empresarial), Kim Kataguiri (deputado federal), Shinji Tsuchiya (presidente da Câmara), Atsushi Okubo (vice-presidente da Câmara) e Wagner Suzuki (diretor-executivo da Câmara)

Fujiyoshi Hirata (secretário-geral da Câmara), Felipe Barbosa (advogado de Saeki Advogados), Kim Kataguiri (deputado federal), Wagner Suzuki (diretor-executivo da Câmara) e Jorge Hachiya Saeki (advogado-consultor da Câmara)

Kim Kataguiri, deputado federal e Fujiyoshi Hirata, secretário-geral da Câmara

Agnaldo de Oliveira (vice-presidente de Operações de Afimac Global), Mamoru Otaki (diretor da Construtora Hoss), Kim Kataguiri (deputado federal), Shoei Arima (presidente da Arima Seguros) e Ernesto Sunago (sócio da Flex Parque Empresarial)

Kim Kataguiri recebe do presidente Shinji Tsuchiya placa de agradecimento da Câmara

Membros da Diretoria da Câmara e autoridades com o deputado federal Kim Kataguiri

Rubens Ito / CCIJB – 22/02/2019

2019年上期業種別部会長シンポジウム案内でニッケイ新聞社訪問

2月28日午後1時から6時までインターコンチネンタルホテルで開催される2019 年上期の業種別部会長シンポジウム案内のため2019年2月21日午前に讃井慎一総務委員長、平田藤義事務局長がニッケイ新聞社を訪問、シンポジウムのテーマ:「2018年の回顧と2019年の展望」 副題:『成長への期待、変化への対応』と題して開催、在サンパウロ日本国総領事館の野口泰総領事(ブラジル日本商工会議所名誉顧問)に講評をいただく。各部会でまとめたプレゼンテーションを発表並びに質疑応答を行い、シンポジウム終了後には懇親カクテルパーティ-が開催される。

45人が参加して2月の労働問題研究会開催

企業経営・地場企業推進委員会(ワグネル 鈴木委員長)の労働問題研究会は、20189年2月20日午後4時から6時まで45人が参加して開催、初めにMattos Filho (Mattos Filho, Veiga Filho, Marrey Jr. e Quiroga Advogados)のVILMA TOSHIE KUTOMIパートナーは、『課税とベネフィットの相対2局面』について、Trench, Rossi e Watanabe AdvogadosのCLARISSA LEHMENパートナーは、 『労働改正法後の団体交渉シナリオ』についてそれぞれ講演した。

1. "Benefícios e tributação – Impactos fiscais na concessão de benefícios" 
2. "Contribuição sindical – Negociações coletivas pós reforma trabalhista"

Ricardo Sasaki (Ajinomoto do Brasil), Marcel Cordeiro (PwC Brasil), João Batista Pereira Neto (Machado Meyer Advogados), Fernando Seiji Mihara (Stüssi-Neves Advogados) e Wagner Suzuki (Construtora Hoss) 
(Fotos: Rubens Ito / CCIJB

 

RI / CCIJB – 20/02/2019

今年2回目の運輸サービス部会開催

運輸サービス部会(吉田 信吾部会長)は、2019 年2月18日午前10時30分から正午過ぎまで16人が参加して開催、進行役は吉田部会長が担当、2019年上期の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために、前回選出した物流業界並びに貨物業界、海運業界、旅行・ホテル業界、通信・IT業界、航空旅行業界の各リーダーが2018年の回顧並びに2019年の展望について、ドラフト資料を基に発表した。

2018年の回顧では、断続的発生の税関ストライキ、トラック運転手による国道封鎖ストライキ、Do-Imp制度導入延期、IoT契約数増加、4G契約数が全体の60%弱まで増加、中近東系航空会社による南米路線の拡大、AA航空のリオーニューヨーク路線運休、アビアンカ航空会社の会社更生法適用の申請などが挙げられた。

2019年の展望では、待遇改善要求のストライキの発生の懸念、Do-Imp制度の開始見通し、ANVISA やMAPAのプロセス改善、航空運賃の上昇、原油価格上昇による燃料費上昇懸念、航空会社のLCC化、座席指定有料化、ボルソナロ新政権の観光業促進政策、グアルーリョス空港の貨物搬入制限の可能性、ヴァーレ社傘下のダム決壊による鉄鉱石価格の上昇懸念、船舶のSOx(硫酸酸化物)規制対象によるコストアップ予想、5Gオークション準備開始などが挙げられた。最後に平田事務局長より部会再編の説明があり、運輸サービス部会のサービスのIT関連企業の電気電子部会への移動提案があり、参加者から異論はなく、今後常任理事会で審議される。

参加者は吉田部会長(日本郵船ブラジル)、水守副部会長(NTTブラジル)、今安副部会長(ブラジル日本航空)、内村氏(ブルーツリーホテル)、桟氏(BOXON)、藤代氏(日通)、宮川氏(ONE)、濱口氏(ONE)、金子氏(K-Line)、吉澤氏(NTTドコモ)、木村氏(NTTブラジル)、谷口氏(IDL)、江上氏(WEC)、渡邊副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、大角編集担当

左から今安副部会長(ブラジル日本航空)/水守副部会長(NTTブラジル)/吉田部会長(日本郵船ブラジル)

自動車部会は部会長シンポジウム発表資料作成で開催

自動車部会(下村セルソ部会長)は、2019年2 月15日午後3時30分から5時まで20人が参加して開催、2月28日に開催される2019年上期の業種別部会長シンポジウム発表資料作成で意見交換を行った。

2018年の振り返りとしてドラフト資料を基に、四輪(中古車・新車)・二輪の販売台数推移、月間販売推移、生産台数や輸出台数の推移、ブランド別シェアの推移、5月下旬から継続したトラック運転手による燃料価格に対する抗議デモの影響、為替危機のアルゼンチン向け輸出減少などが挙げられた。

2019年の展望として、今年のブラジル国内市場、全国自動車工業会(Anfavea)並びに自動車部会の輸出並びに生産台数予測、長期展望では、2017年末で終了した自動車技術革新政策(Inovar Auto)に替わる政策としてROTA2030との政策変更点や条件、排ガス規制Proconve、モビリティサービス、欧米メーカーや日系メーカーの新規制に対する対応、EUメルコスールEPAや韓国とのEPA締結などについて意見交換された。

参加者は溝口副部会長(ホンダサウスアメリカ)、金子氏(デンソーブラジル)、小西氏(AISIN AUTOMOTIVE)、加治氏(出光)、岡田氏(ホンダサウスアメリカ)、安武氏(川崎モーターズ)、鈴木氏(Midori Auto Leather)、下前原氏(三菱コーポレーション)、布施氏(三菱コーポレーション)、塚原氏(NGK)、奥田氏(Nitto Denko)、谷口氏(Nitto Denko)、ウハタ氏(MUFG)、土門氏(ブラジルトヨタ)、渕上氏(ブラジルトヨタ)、山本氏(ジェトロ)、池田参事官(在ブラジル日本大使館)、上田領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、大角編集担当

左から溝口副部会長(ホンダサウスアメリカ)/渕上氏(ブラジルトヨタ)

日メルコEPA 大前経団連企画部会長との会合

 2019年2月14日、経団連の大前孝雄企画部会長と日メルコスールEPA準備タスクフォースの共同幹事委員会による会合が行われ、経団連とタスクフォースの今後の連携活動や日メルコスールEPAの早期交渉開始に向けた動きについて意見交換を行った。今後経団連による民間ベースのEPA勉強会発足に向けた調整を行い、4月8日、9日に東京で開催が予定される日伯賢人会議では、他国とのEPA交渉先行を懸念する民間の声を反映していくことを検討する予定である。また日本とのEPAを要望するブラジル、特にCNIやFIESP等との連携を密にしていく方向性が確認された。去る8日に会議所を訪問したRubens Barbosa元駐米大使(現 IRICE国際外交・通商政策研究所代表)からは、ブラジルが喫緊課題とする国際通商参入やイノベーション開発に日本の協力が不可欠であるとの率直な見解があり、IRICEは今年6月には会議所日本企業と重要テーマについて通商コンファレンスを開催予定であることが平田事務局長から説明された(詳細:http://jp.camaradojapao.org.br/news/visitas-a-camara/?materia=19262

参加者(敬称略/順不同)は大前孝雄 経団連企画部会長(三井物産特任顧問)、早川宣広(三井物産)、大久保敦(ジェトロサンパウロ/企画戦略委員長)、芦刈宏司(ブラジル三井物産/日伯経済交流促進副委員長)、二宮康史(ジェトロサンパウロ/企画戦略副委員長)、村田俊典(双日ブラジル/政策対話委員長)、佐久間太郎(双日ブラジル/政策対話副委員長)、櫻井淳(伯国三菱商事/政策対話副委員長)、大塚未涼(ブラジル三井物産/政策対話委員)、佐橋拓哉(伯国三菱商事)、事務局から平田藤義事務局長、日下野成次総務補佐、近藤千里アシスタント。

Hiroshi Ashikari, Takao Omae e Nobuhiro Hayakawa

Fotos: Rubens Ito / CCIJB