5月の懇親昼食会は、2017年5月19日正午から午後2時過ぎまでインターコンチネンタルホテルに150人が参加して開催、進行役は平田藤義事務局長が務め、初めに特別ゲストとして、中前 隆博 在サンパウロ日本国総領事/会議所名誉顧問、サンパウロ州会計検査院のSidney Beraldo総裁 、サンパウロ州São João da Boa Vista市のVanderlei Borges de Carvalho市長、同企画開発局のAmelia Queirozチーフ、 Bandeirantes de ComunicaçãoグループのJoão Carlos Saad社長、前観光局長の同CANAL ARTE 1のCaio Luiz de Carvalhoエグゼクティブ・ディレクターが紹介された。
会頭代理の土屋 信司副会頭は会頭挨拶で、委員会活動として4月26日午後、大会議室で政策対話委員会(粟屋委員長)開催、平成29年度「中小企業海外市場開拓事業費補助金」公募への応募書類として提出する活動提案書および予算について討議を行い、委員会総意のもと最終提出内容を確認。またセミナー・勉強会として、5月10日午後、JETROサンパウロ事務所主催の第3回中南米知財セミナーは会議所大会議室で20人が参加して開催。会議所会員企業である二宮正人法律事務所の専門弁護士を招いて、ビジネス的視点からブラジルの商標制度の基礎について説明。テーメル大統領問題が発生している中で、政策対話委員会( 粟屋聡委員長)労働ワーキンググループ(松澤功グループ長)の労働法改正勉強会は、2017年5月16日午後4時30分から6時30分まで21人が参加して開催。
また4月27日、午後7時からブラジリアンマインド(Brazilian Mind)講演会が文協小講堂で当商工会議所会員60人を含む約100人が参加して開催。安田篤商工会議所副会頭(日伯交流委員長)は昨年からブラジリアンマインドの企画について会議所役員らと会議を重ねてきており、この機会をもって日本とブラジルの懸け橋となる若者が数々生まれることを期待していると挨拶。大野友香Pinheiro Neto 弁護士事務所弁護士は、日本人とブラジル人の人間の関わり方の違いや日本進出企業へのガバナンスについてのサジェスチョン、ブラジル人の企業に対する期待や価値観などをレクチャー。有村侑奘ヘンリーIkeen 広告会社代表は、主に各種調査やアカデミックな研究資料をもとに西洋人と東洋人の考え方や行動、人生観を比較、ダイナミックでユーモラス且つ参加型の講演をした。
4月30日、ロンドン並びにロサンゼルスに先駆けてサンパウロ市パウリスタ大通り52番で日本政府の文化広報施設「ジャパン・ハウス」の第1 号館開館。連邦政府のミシェル・テメル大統領ら政府要人や麻生太郎副総理大臣兼財務大臣ら両国政府関係者ら300人が参加。その他の事業として10数年ぶりに防弾車調査アンケート実施。85社から回答を得て、調査結果はフィードバックすると説明した。
監事会のカロリーナ・サカマ監事会議長 (PwC)は、5月9日正午から午後1時30分まで監事会からカロリーナ・サカマ監事会議長 (PwC)、森重秀一監事(デロイト)、ウーゴ・アマノ監事(BDO Brazil)、財務委員会から深井 泰雄委員長(ブラジルみずほ銀行)並びに廣瀬 量哉副委員長(ブラジルみずほ銀行)が参加して2017年第1四半期の業務・会計監査実施。監事会は「2017年の第1四半期の会議所の業務の遂行と会計処理は適正であったこと」を承認。 事務局からは平田 藤義事務局長、日下野 成次総務担当、エレーナ・ウエダ会計担当、新人のアレシャンドレ・クバ会計担当補佐が参加した。
日本貿易振興機構(ジェトロ)サンパウロ事務所の大久保敦所長は、ジェトロではブラジル日本商工会議所と共同でビジネス・投資環境調査を目的とした日本企業のミッションを6月6日から8日にかけてパラグアイに派遣する「パラグアイ・ビジネス投資環境視察ミッション2017」を案内した。
代表者交代では、AJINOMOTO DO BRASIL INDÚSTRIA E COMÉRCIO DE ALIMENTOS LTDAの藤江 太郎社長は、先月三井住友銀行の大谷社長は替え歌で帰任挨拶を行ったが、私には才能がないのでノーマルに挨拶、2年間お世話になりました。食品部会長として相互啓発委員会並びに政策対話委員会と協力して日伯農業・食料対話に協力。後任には私が最も信頼している黒崎正吉社長に引き継ぐと紹介。後任の黒崎正吉社長は、2006年から2010年にかけてブラジルに赴任した経験があり、今回は2回目の赴任ですが、皆様のご指導、よろしくお願いしますと丁寧に挨拶を行った。
TOYOTA TSUSHO CORRETORA DE SEGUROSの山本芳彦氏は、着任挨拶で2007年から2013年のブラジル勤務に続いて2回目の勤務で医療保険に力を入れている。今ブラジルはテーメル大統領問題で大揺れ状態となっているが、ブラジルでは3年間で仕事に慣れ、5年で結果が出るというジンクスがあるので、長期戦略で取り組んでいくと挨拶した。
新入会員紹介では、CABIFY AGÊNCIA DE SERVIÇOS DE TRANSPORTE DE PASSAGEIROS LTDAのVasco Patricio Pineda氏は、ビデオで自社の事業を紹介。BE ONE SOLUTIONS BRAZIL LTDA.のPaulo Chiva氏もビデオで自社の事業を紹介。3分間スピーチでは、青年会議所のナカノ・マルシア会頭は、4月27日に開催したブラジリアンマインドへの参加にお礼を述べ、1982年誕生の青年会議所のミッションについて説明。6月24日に設立35周年の節目を迎えるために記念行事を企画しているので参加を招待。CSI Leasing社の酒井 友樹氏はCSIからの提案並びに業務内容を紹介。サンタクルス病院の石川レナト理事長及び二宮正人議長は、「サンタクルス病院の歴史」日本語版出版について案内した。
Bandeirantes de ComunicaçãoグループのJoão Carlos Saad社長の特別講演を前に、土屋信司 副会頭は講師歓迎の辞を述べ、João Carlos Saad社長は、講演テーマ『日伯交流に果たすマスメディアの役割』について、ブラジルと中国間の貿易は拡大しているにも関わらず、縮小している日伯貿易や投資を憂慮しているとコメントした。
ラヴァ・ジャット作戦関連汚職問題では、大手食品会社オーナーの司法取引供述に端を発した録音問題で、その対話の録音問題の真意が取りざたされ、違う方向に問題が発展して非常に混乱をきたしていると説明した。
今後ブラジルの政治の行方は混沌として不透明感が増幅しており、政治経済が止まってしまっている。ブラジルは労働改正法案の上院審議、年金・恩給改革法案の下院での審議スケジュールが不透明となっているが、早急な政治改革や構造改革を着手しなければいつまでも問題解決に繋がらないことなどブラジルの深刻な政治問題について多方面からの分析を加えた解説をして講演を終え,土屋副会頭から記念プレートが送られた。
João Carlos Saad, presidente do Grupo Bandeirantes de Comunicação (Fotos: Rubens Ito / CCIJB)
Shinji Tsuchiya, vice-presidente da Câmara
Vanderlei Borges de Carvalho, prefeito de São João da Boa Vista (SP), Sidney Estanislau Beraldo, presidente do Tribunal de Contas do Estado de São Paulo (TCESP) e ex-presidente da Assembleia Legislativa do Estado de São Paulo, e Amélia Queiroz, diretora da Assessoria de Planejamento e Gestão de Desenvolvimento da Prefeitura Municipal de São João da Boa Vista (SP)
Junsuke Koike, diretor-executivo da Câmara, João Carlos Saad, presidente do Grupo Bandeirantes de Comunicação, Shinji Tsuchiya, vice-presidente da Câmara e Takahiro Nakamae, cônsul-geral do Japão em São Paulo
Takahiro Nakamae, cônsul-geral do Japão em São Paulo, Hideji Inoue, diretor-executivo da Câmara, Taro Fujie, presidente do Departamento de Gêneros Alimentícios da Câmara e Chieko Aoki, presidente do Blue Tree Hotels e membro do Conselho de Desenvolvimento Econômico e Social, o "Conselhão"
Caio Luiz de Carvalho, ex-ministro do Turismo no governo FHC, Junsuke Koike, diretor-executivo da Câmara e João Carlos Saad, presidente do Grupo Bandeirantes de Comunicação
O vice-presidente da Câmara, Shinji Tsuchiya (d), faz entrega de placa de agradecimento ao
presidente do Grupo Bandeirantes de Comunicação, João Carlos Saad (e)
Membros da Diretoria e demais autoridades com o presidente do Grupo Bandeirantes de Comunicação, João Carlos Saad
Rubens Ito / CCIJB