窪田敏朗日系社会委員長が7月5日午後5時からブラジル日本文化福祉協会で開催された移民100周年祭典協会の実行委員会に参加した。
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警備員養成学校見学会が7月4日に開催
異業種交流委員会(阿部勇委員長)並びに総務委員会(松田雅信委員長)共催の「警備員養成学校見学セミナー」に23人が参加して7月4日にサンパウロ市内ボン・レチーロ区のEmforvigil警備員養成学校で開催、警備員養成のための護身術トレーニング、体力つくり、警備に対するノウハウ、銃の取扱いなどの実習などを見学、治安維持の大切さを再確認できた実りあるセミナーとなった。
HONDAの労組幹部と会議所安全対策チームメンバーが懇談
6月27日、本田技研労働組合の副中央執行委員長の大塚隆二氏と副書記長の戸嶋賢一氏が駐在員のブラジルにおける業務・生活実態調査の為アルゼンチン経由で来伯、ブラジルとりわけサンパウロにおける治安状況や安全対策および駐在員の生活心得など忌憚のない懇談を行った。
安全に対する考え方と一般的注意事項、襲われた時の対処、被害事例と防犯対策のケース・スタディー、総領事館の安全対策情報と犯罪統計など、会議所サイト の安全対策/生活情報に全て網羅されている内容に加え、40年前の軍政時代から今日の民政に至るまで治安状況の変化や各々が直面した生々しい事例をベース に意見交換。
安全に対する考え方、一般的注意事項は会議所サイトの安全対策栞として掲載しているが、▽「自分と家族の安全は自ら守る」意識をしっかり持つ=セル フディフェンス ▽情報を入手し、国情・治安状況を理解する ▽自身が設定した危険認識レベルを忘れない ▽自ら犯罪者をつくらない ▽犯罪者の「ターゲットにならない競争」を意識する 襲われた場合の対処として、▽過度に恐れない ▽「無抵抗主義」を貫く等、基本的な事をしっかり守ればかなりのリスクを軽減でき、この魅力溢れるブラジル での生活を充実したものにできるはず、との基本認識で一致した。
会議所の安全対策/生活情報は一昨年、会議所安全対策チームメンバーのほか総領事館、JICA等の協力を得て構築、サイトへのアクセス数も非常に多く貴重な安全情報源になっている。
労組幹部との懇談会参加者は清水領事、鍋島、唐木田、平田諸氏
総務省行政管理局/外務省大臣官房総務課の諸氏と会議所メンバーが意見交換
竹迫宜哉(たけさこ・よしや) 総務省行政管理局副管理官、 大塚建吾(おおつか・けんご)外務省大臣官房総務課課長補佐、 杉尾 透(すぎお・とおる) 同省人事課事務官の3氏が在外公館の業務視察の目的で来伯を機会に、6月25日、12時半、サンパウロ総領事館の丸橋次郎首 席領事、清水俊昭領事からの意見交換要請を受け、会議所の安全対策チームの主なメンバーがブラジルにおけるビジネス生活事情および総領事館や大使館との関 係等について幅広く懇談した。
会議所からは柳田コウジ( LIFESEC社長)、唐木田光男(Miura Corretora de Seguros Ltda 部長)、河合哲也 前安全対策チームリーダー(Panasonic do Brasil Limitada常務取締役)、藤井敬広 新チームリーダー(同社マーケティング部次長)諸氏と平田藤義事務局長が参加した。
6月21日の企業経営委員会の労働問題研究会に41人が参加
企業経営委員会(石川清治委員長)の労働問題研究会が6月21日午後4時から6時まで、商工会議所会議室に41人が参加して開催、石川清治委員長並びに破入マルコス副部会長が参加した。
コンサルタント会社のプライスウオーターハウスクーパー社で労働・社会保障部門のファービア・ベルナルデ上級部長が「アウトソーシング」と題して、コンセプト、人材派遣によるメリット、デメリット、業務委託、セキュリテー、年金や健康保険についての問題やリスクについて講演、質疑応答では参加していた人事部担当者から現実に発生している問題点などについて大いに意見の交換が行なわれた。
移転価格税制委員会のWG会合開催
移転価格税制委員会のワーキンググループ会合が6月20日午後5時まで商工会議所会議室に12人が参加して開催された。
鍋島直裕コーディネーターが進行役を務め、昨年の3月28日のアメリカ商工会議所のGIE会議での移転価格税制(TP)改善案紹介から、下院外交防衛委員会の日伯経済セミナー、FIESP、官民合同会議、日伯経済合同委員会等でのTPテーマ報告、今年1月5日のマンテガ蔵相宛てのGIEレター、その後の経過についての確認や今後の委員会のアプローチ方法について大いに意見の交換が行なわれた。
参加者は篠原副委員長(パナソニック)、二宮副委員長(ジェトロ)、鍋島直裕コーディネーター(ホンダ)、中村コーディネーター(NSK),福田委員(みずほコーポレーション)、渡邉委員(ジェトロ)、松尾委員(住友化学)、押切委員(大野&押切法律事務所、矢野委員(アーンスト&ヤング)、岸本委員(ホンダ)、土肥領事、平田事務局長
臨時理事会で常任理事補充選挙
2007年度常任理事補充選挙のための臨時理事会が6月15日午前11時30分から開催、過半数の理事会社代表が出席、山田唯資選挙管理委員長が進行役を務め、長谷部省三新常任理事(副会頭)を満場一致で選出、田中信会頭が同補充選挙を承認した。
東山農場コーヒー収穫見学会はバス2台、98人が参加して開催された
食品部会(酒井芳彦部会長)並びにコンサルタント部会(渡邉裕司部会長)共催の東山農場コーヒー収穫見学会が6月17日午前8時に、素晴しい秋晴れの中をバス2台に98人が参加、サンパウロ市から120キロメートルのカンピーナス市近郊の同農場に向けて出発した。
農場到着後は2班に分かれて、2004年NHK放映ドラマ「ハルとナツ〜届かなかった手紙」のロケ現場を視察、240ヘクタールに140万本に亘って栽培されているコーヒー栽培地をバスで巡回するも、その広大な農場の広さに皆は圧倒され、たわわに実った赤、黄色のコーヒー豆を口に含んでその甘味さに驚いていた。
農場を案内した岩崎透社長のコーヒーに関する知識、有機肥料の活用やウンチクなどに関心しきっていた。また日本の種子メーカーとタイアップして2種類のプチトマトの新種を栽培、昼食時に提供された完熟トマトと素晴しいほど美味しかった。
天日干しの乾燥場、コーヒー収穫機、コーヒー豆の洗浄機、乾燥機、選定機、コーヒー博物館、サントス港埠頭や移民船内のロケセット、奴隷小屋などを見学後、樹齢200年といわれているジャトバの大木の下の中庭で、食品部会各社から提供された日本酒や酒ピリーニャ、梅酒、和風シュラスコ、更に生演奏のブラジルのカントリーミユージックを聞きながら食べたシュラスコの味は格別で、参加者全員が大満足した上に、食品部会提供のお土産も提供されてすばらしい見学会となり、サンパウロ市には予定時間の午後6時に到着、素晴しい企画の見学会となり、また一行を暖かく迎えてくれました岩崎透社長、塚本恭子様並びにスタッフの皆様にお礼申し上げます。
東山農場は1927年に三菱財閥創設の岩崎家が3,700ヘクタールの農場を購入、日本移民のコーヒー受託販売、1933年に東山銀行設立、34年に日本酒製造開始、40年には東山肥料工場設立、その後、対伯年は農業商業、製造業へと拡大して対ブラジル投資の草分け的存在であった。
コーヒー豆選定実演
参加者全員で記念撮影
シュラスコを堪能
農場が一望できる高台
樹齢200年のジャトバの大木の中庭でのシュラスコ
懇親昼食会に118人が参加して開催された
6月定例懇親昼食会でGIE委員会の総コーディネーターのジョエル・コールン氏がGIE活動や移転価格税制(TP)について講演した
商工会議所の定例懇親昼食会が6月15日正午からクラウン・プラザホテルに118人が参加して開催、各国の商工会議所メンバーが参加する海外投資家グループ(GIE)の総コーディネーターであるジョエル・コールン氏を迎えて、「GIE活動と第二次ルーラ政権に期待する事、カラマ移転価格税制委員会からの陳情進捗状況」と題して講演した。
GIE委員会はコロール政権が進める外資規制緩和と歩調を合せるように1990年に発足、主要外国会議所と連携して投資阻害要因解決に向け、海外投資家の不利になるような問題を取上げて、GIEを通してブラジル政府に提起することを目的としている。今では米国やドイツ商工会議所など14カ国の商工会議所がメンバーになっており、また大企業などの代表者も参加して意見交換を行なっているが、政治的ロビー活動は一切行なっていないし、いかにブラジルの国際競争力を高めていくかなど無料コンサルタント団体と考えて気軽に参加してほしいと強調した。
ブラジルへの投資阻害要因として有名なブラジルコスト、税制・労働改革など投資環境に不利となる要因などを、他団体とも連携してブラジル連邦政府に提起して投資環境整備に力を注いでおり、昨年もブラジル日本商工会議所から提起された移転価格税制問題陳情書もギド・マンテガ蔵相に送付したと説明した。
また経済開発協力機構(OECD)への加盟を盛んに勧められており、国際的にも先進国並みの待遇を受けてきており、加盟による移転価格税制や二重課税問題などの解決にも拍車かかかると思われ、またいつも平田事務局長からもGIE委員会に対して惜しみない支援をしてもらっていると感謝の意を表わした。
また第二次ルーラ政権に関するコメントでは、世界的に経済シナリオは良好であり、好調な日本や米国経済、東アジアや東ヨーロッパの好調な経済成長、コモデティ価格の高値維持、政策金利の低下、旺盛な内需、実質賃金の上昇や経済成長加速プログラム(PAC)による公共投資の増加、レアル高でも増え続ける輸出や増加の一途を辿る外貨準備高など、ブラジル経済は晴天の条件化で前途洋々としており、現在は2002年比では輸出総額は2.5倍になっており、為替がR$1.95でもびくともしないブラジル経済になっており、益々その存在が世界の中でも堅調になっていくと結んだ。
ジョエル・コールン氏はサンパウロ市出身でハーバード大学出身の経済学者、ブラジルのバンク・オフ・アメリカ銀行頭取を経て、現在は投資コンサルタントのWKIブラジル社社長、リオ・デ・ジャネイロ商業協会副会長の公職を務めるほかに、GIEの総コーディネーターを務めている。またリオ現在美術館役員、トルコ名誉総領事など幅広い分野でも活動を行なっている。在リオでアメリカ商工会議所会頭も二期勤め、2005年にはリオ企業家リーダーにも選出されている。
定例昼食前の午前11時30分から臨時理事会が開催され、田中信会頭の臨時理事会召集挨拶に続いて、山田唯資監事会議長の司会で岩村哲夫副会頭の後任に、長谷部省三トヨタ社長が満場一致で承認された。
昼食会は平田事務局長の司会で、初めに講師のジョエル・コールンGIE総コーディネーター並びに特別参加者の西林万寿人総領事を紹介、続いて山田唯資監事会議長が常任理事補充選挙結果を報告、ブラジル丸紅の前田一郎社長が着任挨拶、三菱重工の佐渡守社長が帰国挨拶した。
南米兼松社の南野社長、Kライン社の前川本社社長並びに音田ブラジル社長がそれぞれ新入会員挨拶を行い、三分間スピーチではサンパウロ日本人学校の志左光正校長が創立40周年記念事業への協力、渡邉裕司ジェトロ所長がビジネス日本語テスト案内についてスピーチ、田中信会頭がジョエル・コールン氏の講演前に、同氏の略歴及び講師に対して歓迎の辞を述べた。
6月の月例法律委員会開催
6月14日午後4時から6時まで月例法律委員会(押切フラヴィオ委員長)に32人が参加して開催された。初めに押切委員長は4月20日に開催された法人税セミナーの進行役を担当した矢野クラウジオ副委員長に対して厚くお礼を述べた。
初めにエリクソン・アマラウ弁護士が「日伯間の協定に合せた二重課税防止協定」と題して、二重課税のリスク、投資に対する注意点を説明、続いてマルクス・アンジェロ弁護士は「供託金及び財産目録作成の違憲宣言効果」でINSS税について説明した。
ファビオ・フロレンチーノ弁護士は「デジタル会計の公共システム」について電子ノッタのSPEDシステムについて、最後にタチアナ・ネーヴェス弁護士は「株式会社の総会における過ち」と題して、総会や臨時総会のプロセス、議事録公開の重要性などについて述べた。