2006年初めての企業経営委員会の月例会

今年初めての企業経営委員会の月例会が、19日午後4時から22人が参加して開催された

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今年第1回目の企業経営委員会(石川清治委員長)の月例会が、1月19日午後4時から6時過ぎまで、会議所会議室に22人が参加して開催された。

進行役はラエルチ・エレロ弁護士が務め、初めに石川委員長が今年の委員会活動方針について述べた。

続いて元サンパウロ州議員の下元八郎弁護士が「仲裁裁判所を通した労働争議の早期解決」について講演を行った。

初めに仲裁裁判所の歴史について説明、労働争議関係が仲裁件数の60以上を占め、コンドミニアム、医者の誤診、財産相続、不動産の賃貸や売買、環境問題などが取上げられており、大いに利用すべきであると述べた。

2006年第1回目の金融部会

今年第1回目の金融部会が19日正午から11人が参加、部会長懇談会用資料や今後の活動について話合った

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今年第1回目の金融部会(村田俊典部会長)が19日正午から商工会議所会議室に11人が参加、部会長懇談会用資料、新部会長/副会長の選出や今後の活動方針などについて話合った。

初めに村田部会長が昨年の部会活動を説明、9月に開催したセミナー「ブラジル金融入門」に参加者が65人と記録を塗替え、またアンケート調査でも好評であったことを報告した。

また村田部会長は2月7日に開催される業種別部会長懇談会で用いる銀行業界の2005年の回顧と2006年の展望、藤井良治福部会長が保険業界について報告、4行による為替とSelic金利予想の継続を決めた。

続いて新部会長に福田勝美氏(みずほコーポレート銀行)、副部会長に松岡正樹氏(三井住友銀行)と土村学氏(南米安田保険)を満場一致で選出した。

最後に2006年度の活動方針について大いに意見の交換が行なわれた。

出 席者は村田俊典部会長(ブラデスコ銀行)、藤井良治副部会長(東京海上火災保険)、福田勝美氏(みずほコーポレート銀行)、松岡正樹氏(三井住友銀行)、 土村学氏(南米安田保険)、小宮英樹氏(ブラデスコ銀行)、小渕洋氏(三菱東京UFJ銀行)、斉藤久敏氏(三井住友保険)、山口克己サンパウロ総領事館領 事、平田藤義事務局長

2006年度第1回建設不動産部会

2006年度第1回建設不動産部会が、1月17日午前9時から8人が参加して開催された

060117 建設不動産部会

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2006年度第1回建設不動産部会(阿部勇部会長)が部会のトップを切って、1月17日午前9時から、商工会議所会議室に8人が参加して開催された。

初めに阿部部会長が2005年度の活動方針、活動方針の進捗状況、5回の部会を開いて綿密にプランを立てて開催したセミナーの内容や商工会議所ホームペー ジの『生活情報』欄への掲載などを説明、また2006年度の活動方針として年4回の部会開催、部会出席率およびアンケート調査回収率の向上、年1回のセミ ナーや見学会の開催、年4回の懇親ゴルフコンペなどを説明した。

続いて2月7日に開催される業種別部会長懇談会向けの各社の2005年の回顧及び2006年の展望について、参加者が各自発表した。

また個別テーマとして今年開催するセミナーや見学会について、今月末までに各自がセミナーや見学会の具体的テーマの提出を確認しあった。

出席者は阿部勇部会長(戸田建設)、大滝守氏(ホス建設)、南アゴスチーニョ氏(デ二ブラ・エンジニアリング)、濱雅夫氏(小林住宅)、井上健治氏(ユマ家具)、山口克己サンパウロ総領事館領事、金沢登紀子サンパウロ総領事館専門調査員、平田藤義事務局長、(順不同)

日伯EPA共同研究分科会の2006年度第1回会議

日伯EPA共同研究分科会の2006年度第1回会議が、16日午後3時から三井物産本社の経団連対応業務責任者永渕次長を迎えて開催された

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日伯経済交流促進委員会(大前孝雄委員長)の日伯EPA共同研究分科会の2006年度第1回会議が、16日午後3時から20人が参加、また経団連日伯経済委員会幹事会社を務める三井物産本社の経団連対応業務責任者の永渕次長を迎えて開催された。

初めに大前委員長が日伯経済交流促進委員会の2006年度活動方針として、日伯EPAに関する日本経団連/CNI共同研究会による共同提言書の作成促進、 日本経団連投資ミッションの派遣並びに経済産業大臣のブラジル公式訪問の早期実現、日伯ビジネス環境整備に向けた法制化促進のための伯国側民間経済諸団体 との連携強化、機会ある毎の日伯EPA締結の必要性のアピールについて説明した。

続いて永渕 次長が日本が進めている各国とのFTA/EPA交渉スケジュール、日伯EPAその他の案件に関する、ブラジル日本商工会議所の協力に対するお礼、日伯 EPAに関する経団連の基本的考え方や今後の進め方、今後の日伯EPA共同研究のスケジュール、今後のブラジルでの協力依頼、経団連/CNIが立ち上げた 同研究会による共同検討作業の促進、経団連事務局への要望、経団連事務局とブラジル日本商工会議所との意見交換などについて説明し、アンケート調査の検討 など積極的に意見の交換を行なった。

ブラジル日本都道府県人会連合会の一行が「ブラジル展」の説明

1月12日午後、ブラジル日本都道府県人会連合会の一行が「ブラジル展」の説明に商工会議所を訪問

1月12日午後2時、ブラジル日本都道府県人会連合会の中沢宏一会長及び一行が、「ブラジル展」の説明にブラジル日本商工会議所を訪問した。

商工会議所からは田中信会頭、竹内明日系社会委員長及び平田藤義事務局長が出席した。

2006年第1回目の日伯法律委員会の月例会

今年第1回目の日伯法律委員会の月例会が、12日午後5時から28人が参加して開催された

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今年初めての日伯法律委員会(石川清治委員長)月例会が、12日午後5時から7時まで、商工会議所会議室に28人が参加して開催された。

進行役はアレサンドラ・クリハラ委員が務め、初めに石川清治新委員長が就任挨拶を行なった。

続いてガブリエル・システル弁護士が、移転価格に関するソフトウエアのライセンス契約並びに技術移転、法人税、ローヤリティ、原価加算法(CPL),製造原価加算法(CAP)などについて説明した。

アントニオ・ラワンド弁護士は水使用に対する徴収権として、利用水源により連邦や州政府からの徴収先の変更や2010年からの井戸水利用に関する徴収権について講演した。

またファビオ・マラネジ弁護士は、善意の暫定措置令における技術革新投資に関する9種類の税制特典、ローヤリティ、パテントやクレジットについて説明した。

続いてアレサンドラ・クリハラ弁護士は、判決の執行、差押えや履行に関する法律の新規定について講演した。

最 後に元サンパウロ州議員の下元八郎弁護士が州高等仲裁裁判所について、最長でも180日以内に判決が下され、コスト、ブロクラシーや時間の節約になる同仲 裁裁判所の活用方法として、従業員の労働法問題、コンドミ二アム問題、医師の誤診、遺産相続、不動産賃貸契約問題などに関する問題での活用について講演した。

企画戦略委員会及び総務委員会が、予算申請について会議所を訪問

企画戦略委員会及び総務委員会の副委員長それぞれが、予算申請について1月11日に会議所を訪問

企画戦略委員会の横溝剛副委員長並びに総務委員会の大野太郎副委員長が、11日午前に事務局を訪問し、各部会/委員会の予算申請の期限である1月20日に先だって、昨年の予算及び実績調査も含めて、早々と事務局と打合せを行った。

2006年度ブラジル日本商工会議所の新年会

2006年度ブラジル日本商工会議所の新年会が、10日正午よりブルーツリーホテルに140人が参加、ムツゴロウさんこと畑正憲さんの鳥インフルエンザや脳の進化など面白いの話に聞入っていた

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ブラジル日本商工会議所の新年会が、10日正午から聖市のブルーツリーモルンビーホテルに140人が参加、ゲストとしてムツゴロウさんの愛称で有名な畑正憲氏並びに西林万寿夫サンパウロ総領事が参加して開催された。

司会は平田藤義事務局長が務め、初めにゲストスピーカーが紹介された後、田中信会頭が新年の挨拶で、昨年は政治面では政治資金をめぐる不正や汚職で大荒れであったが、経済面には影響なく順調に推移したこと、今年はワールドカップ開催や10月の総選挙による経済効果、本年の当会議所の重点施策として日伯経済関係強化、会議所の基盤強化、移民100周年事業への取組などを紹介した。

続いて西林総領事は昨年から大いに日伯関係強化の方向に進んでいること、日本企業への支援強化や領事館サービスの改善のためのアプローチやコメントの進言、ボストン勤務時は地元のレッドソックスが優勝、昨年は着任早々サンパウロFCがトヨタカップで優勝したことなど西林総領事の赴任先の地元チームに幸運をもたらすと笑いを誘った。

ブラジル日本大使館の堀村隆彦大使のメッセージを平田事務局長が代読し、今年は両国経済活性化及び100周年祭の準備加速の年であり、ブラジル日本会議所の更なる発展を祈りますというメッセージが披露された。またMNプロポリス社の松田社長から新年会へ自社製の焼酎の寄贈が平田事務局長より伝えられ、工藤章名誉会長が“ヴィーバ、サウーデ、乾杯”と乾杯の音頭を取って食事が始まった。

その後会社代表/対会議所代表交替挨拶では、南米ミツトヨ社の水谷隆氏が新任挨拶、メルコ自動車社の米津勝雄氏が新任、ヤマハモーター社の内山徹雄氏が帰国挨拶、足立雅人氏が新任、ソニー社の板谷稔氏が帰国、加茂靖氏が新任、ブリジストン‐ファイアストン社の小澤忠由氏が新任、イグアスーコーヒー社の坂口逸平氏が帰国、河野敬氏が新任挨拶を行なった。

また3分間スピーチでは遠山景孝K.Toyama社長が、ブラジル外務省広報としてアマゾン環境保存キャンペーンに対するマナウスのゾーナフランカ企業及び日本移民100周年祭への企業PRでの支援を説明した。

新入会員紹介ではACCESSTAGE社の仁村博氏が、企業関連データー処理のEDIサービスについて企業PRを行い、田中会頭から会員証が授与された。

続いて2006年度常任理事13人が紹介され、出席者はそれぞれ今年度の抱負を述べた。

会頭 : 田中 信 (リベルコン)
副会頭: 石川清治 (YKK)企業経営委員会/日伯法律委員会
岩村哲夫 (ホンダ)    移転価格税制委員会
大前孝雄 (三井物産)  日伯経済交流促進委員会
多田 稔 (三菱商事)   総務委員会
専任理事: 浅賀健一 (新日鉄)    会議所80周年委員会
金岡正洋 (伊藤忠) GIE委員会 / 企画戦略委員会
杉村秀一郎 (NSK) マーケティング・渉外広報委員会
阿部 勇 (戸田建設)   中小企業委員会
寺本久男 (日本航空)   相互啓発委員会
角田 孝 (三井住友保険) 財務委員会
竹内 明 (東京三菱銀行) 日系社会委員会
宮田次郎 (住友商事)   環境委員会

最後に田中会頭がゲストスピーカーである畑正憲氏に対して歓迎の辞を述べ、畑さんは、世界を震撼させている高病原性鳥インフルエンザは中央アジアやウクライナから発生し、鳥から鳥、国から国へ感染していき、世界でも最貧国に飛火すると感染した鳥も処分されずに食べられる危険があり、感染者が爆発的に増加する可能性があり、またニュージーランドの人食い人種にブリオン病が多いとも述べた。

また動物の人間の脳や神経細胞の違い、動物は競争でよりよい遺伝子を残し、現在の品種改良の育種学は間違っていると指摘した。

動物の赤ん坊は母親をどのように認識するのか、出産後に母馬を亡くした子馬は荒馬になり、米国の犯罪犯調査では大半が小児時に虐待された経験があって、脳の海馬が縮小していて抑制力が衰えていると指摘した。

最後に今年の干支である犬について、多くの学者が犬は狼の子孫であると指摘しているが、犬は人間と共存できるが、狼のようにボスが集団に君臨する社会形成をする動物とは種の起源が違うと指摘し、神は人間と狼の中間の種として犬を創造したに違いないと述べて締めくくった。

環境安全対策委員会の防犯安全対策チームの総務委員会への引継ぎ

環境安全対策委員会の防犯安全対策チームの総務委員会への引継ぎが、12月21日午前10時から行なわれた

12月の会議所常任理事会にて、環境安全対策委員会を、環境委員会に改称、安全(防犯)対 策チームを総務委員会に移管することが決定されたのに伴い、12月21日午前10時から商工会議所会議室で引継ぎが行なわれた。

防 犯安全対策チームの鍋島直裕チームリーダーが、総務委員会の多田稔委員長と大野太郎副委員長に対して、チームの組織構成や年間活動実績の詳細資料を配布、 安全の栞作成を発展的に「安全対策」、「生活情報」、「ブラジル紹介」の3点セットで会議所サイトに掲載した事や今後の検討課題を含め説明、引継ぎが完了 した。また平田藤義事務局長もオブザーバーとして会議に参加した。

マーケティング広報委員会の第1回社会的責任活動分科会

マーケティング広報委員会の第1回社会的責任活動分科会が、12月19日午後1時から開催、今後のスケジュールについて意見の交換を行なった

 

マーケティング広報委員会〔桜井悌司部会長〕の第1回社会的責任活動分科会が、12月19日午後1時から商工会議所会議室で開催され、今後の分科会活動の意見交換を行なった。

進行役は桜井部会長が務め、EXAME誌が2000年から社会的責任を実践した企業に対する表彰制度や他国商工会議所の活動などを紹介した。

また坂間カロリーナさんが、自社が実践している社会的責任活動について説明し、大いに関心を集めていた。

来年早々に会員企業を対象にアンケート調査やセミナーの開催実施、アンケート調査のたたき台の作成などを早々と決定した。

参加者は桜井悌司部会長〔ジェトロ〕、赤嶺尚由氏(ソールナッセンテ)、坂間カロリーナ氏(プライスウオーターハウス)、杉本麗名サンパウロ総領事館副領事、平田藤義事務局長