2005年2回目の繊維部会

今年2回目の繊維部会に、10人が参加して和やかな雰囲気の中で2005年上期の回顧と下期の展望を発表した

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今年2回目の繊維部会(今井達男部会長)が、22日午後4時から商工会議所会議室に、11人が参加して和やかな雰囲気の中で、業種別部会長懇談会用レポートをそれぞれ発表した。

進行役は今井部会長が務め、初めにサンヨーテックスの柴垣営業担当重役が布地小口販売市場の2005年上半期の回顧と下半期の展望について発表、続いて東 洋紡の二宮社長が綿織物生地と合繊動向、カネボーの高橋社長が絹業界の養蚕及び製糸動向、副部会長を務めるラ二フィシオ・クラシキ・ド・ブラジルの須賀社 長が梳毛糸及びセーター用原糸について発表した。

続いてダイワ・ド・ブラジルの大矢社長が空紡糸について、部会長を務める日清紡の今井社 長が綿糸輸出、また副部会長を務めるコト二フィシオ・クラシキ・ド・ブラジルの須賀社長が国内綿糸、オーミ・ジロー・ローレンゼッティの本間社長が国際原 綿、副部会長を務めるユ二チカの今西社長が国内原綿についてそれぞれ発表し、最後に今井部会長がYKKのファスナー分野について代読した。

日伯経済交流促進委員会の日伯EPA共同研究分科会のメンバーに今西副部会長、日系社会関係委員会の100周年記念祭典分科会のメンバーに今井部会長、移転価格税制検討委員会のメンバーにYKKの青島氏をそれぞれ選出した。

またサンパウロ総領事館の山口領事、商工会議所の平田事務局長も参加した。

2005年2回目の食品部会

今年2回目の食品部会が開催され、レアル高の為替の影響で、業績は明暗を分けた

 

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今年2回目の食品部会(疋田和三委員長)が、22日正午から商工会議所会議室で開催され、レアル高が続いている為替の影響で、業績は明暗を分けている。

疋田部会長が進行役を務め、8月3日の業種別部会長懇談会で発表される2005年上半期の回顧と下半期の展望のレポートを、味の素の酒井氏と吉田氏、三井 アリメントスの疋田部会長、ヤクルト商工の黒津氏、日清・味の素アリメントスの廣田副部会長、MNプロポリスの松田氏がそれぞれ発表した。

非常に厳しい為替下でも国際相場の高騰で輸出にドライブが掛かり、コーヒー輸出業者の中で第4位にランクされる朗報があった。大方の予想に反しレアル高でも鉄鉱石等に見られるブラジルの輸出が引き続き好調な要因の一つかも知れない。

続 いて日伯経済交流促進委員会の日伯EPA共同研究分科会のメンバーに廣田氏(日清・味の素アリメントス社長)、日系社会関係委員会の100周年記念式典分 科会のメンバーに尾崎氏(東山農産加工副社長)、移転価格税制検討委員会のメンバーに酒井氏(味の素社長)をそれぞれ選出、またメンバーが出席できないと きは疋田部会長(三井アリメントス社長)が代理出席するとこも決定した。

最後に尾崎英之氏(東山農産加工副社長)の副部会長選任を発表した。

参加者は上記の他にサンパウロ総領事館の山口克己領事、平田事務局長が参加した。

今年2回目の金融部会に11人が参加、業種別部会長懇談会のレポート作成や下半期の部会活動について話し合っ

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今年2回目の金融部会(村田俊典部会長)は、21日正午より商工会議所会議室に11人が参加、業種別部会長懇談会や下半期の開催予定のセミナーなどについて話し合った。

進行役は村田部会長が務め、初めに銀行業界及び保険業界の2005年上半期の回顧と2005年下半期の展望について、レポートの修正を討議しながら行った。

続いて日系社会関係委員会の100周年記念祭典分科会のメンバーに村田部会長、日伯経済交流促進委員会の日伯EPA共同研究分科会のメンバーに松岡氏(三井住友銀行)をそれぞれ選出した。

また今年下半期に開催するセミナーについて討議し、参加者に分かりやすい“ブラジル金融の入門編”を8月か9月に開催することに決定し、マクロ経済編セミナーについても今後検討していくことで一致した。

出席者は村田部会長(ブラデスコ銀行)竹内(東京三菱銀行)橋本(東京三菱銀行)、松岡(三井住友銀行)、相川(国際協力銀行)、福田(みずほ銀行)、須田(東京海上)、土村(安田保険)、斉藤(三井住友保険)上田領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長の各氏

2005年2回目の金融部会

今年2回目の金融部会に11人が参加、業種別部会長懇談会のレポート作成や下半期の部会活動について話し合った

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今年2回目の金融部会(村田俊典部会長)は、21日正午より商工会議所会議室に11人が参加、業種別部会長懇談会や下半期の開催予定のセミナーなどについて話し合った。

進行役は村田部会長が務め、初めに銀行業界及び保険業界の2005年上半期の回顧と2005年下半期の展望について、レポートの修正を討議しながら行った。

続いて日系社会関係委員会の100周年記念祭典分科会のメンバーに村田部会長、日伯経済交流促進委員会の日伯EPA共同研究分科会のメンバーに松岡氏(三井住友銀行)をそれぞれ選出した。

また今年下半期に開催するセミナーについて討議し、参加者に分かりやすい“ブラジル金融の入門編”を8月か9月に開催することに決定し、マクロ経済編セミナーについても今後検討していくことで一致した。

出席者は村田部会長(ブラデスコ銀行)竹内(東京三菱銀行)橋本(東京三菱銀行)、松岡(三井住友銀行)、相川(国際協力銀行)、福田(みずほ銀行)、須田(東京海上)、土村(安田保険)、斉藤(三井住友保険)上田領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長の各氏

今年3回目の機械金属部会は、佐原部会長の軽快な語り口で進行し、我が家の春を謳歌している業績絶好調の会

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今年3回目の機械金属部会(佐原忠士部会長)は、20日正午より商工会議所会議室で、美味しい弁当を食べながら、今政界を揺さぶっているスキャンダルやブラジル政界の今後など憂い政治談議で始まった。

進行役は軽快な語り口で、いつも和やかな雰囲気の場をつくる佐原部会長が務め、初めに日伯EPA共同研究分科会のメンバーに嶋末氏(CBC)、日系社会関係委員会の100周年記念祭典分科会のメンバーに佐原部会長(川崎重工)、移転価格税制検討委員会のメンバーに中村氏(NSK)をそれぞれ選出した。

続いて現代ブラジル事典の配布、8月10日の水曜会500回記念ゴルフ大会へのオープン参加への案内、新常任理事の角田孝氏(三井住友保険)及び板谷稔氏(ソニー)の就任の報告、8月8日に開催される兵庫県・神戸セミナーを紹介した。

8月3日の業種別部会長懇談会で発表される2005年上半期の回顧と下半期の展望のレポートを川村氏(新日鉄)、佐原部会長(川崎重工)、西岡副部会長(日立)、松沢氏(東芝)、嶋末氏(CBC)、杉村氏(NSK)、大沢氏(OSG)、古宮氏(ヤンマー)がそれぞれ発表したが、わが世の春を満喫している業績絶好調の会社のレポート発表には、羨望のため息が一斉に漏れた。またマキタ社、NHK社と YUSHIRO社のレポートは佐原部会長が代読した。

上記の参加者の他にサンパウロ総領事館の櫻井調査員と平田事務局長が参加した。

2005年2回目の建設不動産部会

今年2回目の建設不動産部会が20日午前9時から開催され、日系3世の南デ二ブラ社長が、流暢な日本語でレポートを発表し、今後の部会活動に一石を投じた

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現地化が進んでいる建設不動産部会(阿部勇部会長)は、今年2回目の部会を20日午前9時から商工会議所会議室で開催、デニブラ・エンジニアリングの日系3 世の南社長は、レポートはポルトガル語で提出したが、発表は大変流暢な日本語で明確に説明し、世代交代が進む業界だけに今後の部会活動に一石を投じる部会 となり、またオフレコ話も盛り沢山で、笑えない話に大笑いする場面も多く、部会員達は親睦を深めた部会となった。

進行役は阿部部会長が務め、初めに2005年度の上半期の回顧と2005年下半期の展望及び部会個別テーマをYKKの西村氏、デ二ブラの南氏、ホス建設の大滝氏、戸田建設の阿部部会長が、それぞれレポートを発表した。

続いて副題の「商工会議所の中でセミナーを開催するなどして部会への関心を高める」では、下期のセミナーや見学旅行を決定する分科会メンバーを決定した。また8月3日の業種別部会長懇談会への参加を促した。

日系社会関係委員会の移民100周年記念祭典分科会のメンバーにワグナー鈴木副部会長、日伯EPA共同研究分科会及び移転価格税制検討委員会のメンバーに阿部部会長を選出した。

またマーケティング広報委員会が進めている会員勧誘キャンペーンでの、部会の勧誘状況やブラジル事典購入についても詳しく説明した。

部会参加者は阿部部会長(戸田建設)、大滝(ホス建設)、西村(YKK)、南(デ二ブラ)、櫻井(サンパウロ総領事館専門調査員)、平田(事務局長)の各氏。

2005年2回目の運輸サービス部会

今年2回目の運輸サービス部会が19日正午から開催、2005年度の上半期の回顧と下半期の展望などを話し合った

今年2回目の運輸サービス部会(平野候一部会長)が、19日正午から会議所会議室で、2005年度の 上半期の回顧と下半期の展望、移転価格税制問題に関わる業界内の意見交換、日伯EPA共同研究分科会、100周年記念祭典分科会及び移転価格税制検討委員 会への部会からのメンバー選出などを話し合った。

平野部会長が進行役を務め、初参加のメンバーも出席しているために、各自自己紹介から始まった。

8月3日に開催される部会長懇談会のレポート作成用に、2005年度の上半期の回顧及び2005年度の下半期の展望が、NYKロジスティック社の丸山氏、 JAL社の寺本氏、Suzuyoロジスティック社の堀池氏、Sankyuロジスティック社の森田副部会長そして日通の平野部会長によってそれぞれ発表され た。

また日系社会関係委員会の百周年記念祭典分科会のメンバーに平野部会長を選出、日伯経済促進委員会の日伯EPA共同研究分科会及び新たに設立された移転価格税制検討委員会のメンバー選出は、平野部会長がそれぞれ出席後メンバーを決定する。

参加者は平野部会長(日通)、森田副部会長(Sankyu)、寺本(JAL)、丸山(NYK)、堀池(Suzuyo)、松尾(三井ブラジレイラ)、堀井(ブラジル郵船航空サービス)、サンパウロ総領事館経済班の上田領事、平田事務局長の各氏

GIE委員会の第4回CDM研究会

GIE委員会の第4回CDM研究会に30人近くが参加し、巨大ビジネスが予想される温室効果ガス排出権取引の話に、熱心に聞入っていた

GIE委員会(金岡正洋委員長)の第4回CDM研究会が、19日午後4時から商工会議所会議室に30 人近くが参加、巨大ビジネスが約束されている温室効果ガス排出権取引に関する本田剛サンスイ社長の「ベッカー養豚場温室効果ガス軽減プロジェクト」及び AgCent社のマチアス・ハーバーブラジル総支配人は、ブラジルで展開している事業説明について熱心に聞入っていた。

初めに金岡委員長は、今年2月16日に発行された京都議定書で、世界ではすでに151件のCDMプロジェクトが申請されており、南米は半数以上の85件、 そのうちブラジルでは46件で2位のインドの28件を大きく引き離して世界トップであり、足元に巨大なビジネスチャンスが転がっていると説明した。

またこのべッカー養豚場プロジェクトはブラジル政府の承認を待つだけであり、承認されればCDM取引が可能になり、多くの企業が注目していると述べ、バトンをサンスイの本田社長に渡した。

本田社長は、ミナス州パット・ミナス市のベッカー養豚場で糞尿から発生するメタンガスを家畜糞尿処理システムを用いて、発電、給電及び加温、バイオ肥料の 生産、バイオガスの生産、水源の保護及び匂いの除去など、今まで処理に困っていた糞尿は、無臭でハエの発生しない環境に優しくて大きな利益を捻出する生産 物に変り、わが社の今後の事業の柱になるほど有望な事業であると説明した。

このベッカー養豚場は繁殖用母豚700頭を所有し、ダイジェスター消化層から年間5万トンのメタンガスを発酵させ、投資償却の回収が早い事業であるとも述べた。本田社長はプロジェクターやVCRを使いながら詳細かつ親切丁寧に説明した。

またAgCent社のハーバー総支配人は、同社は農業分野の温室ガス効果の排出取引を主な事業にしていると述べ、スライドを用いて同社の歴史、世界的に進 めている事業内容、強力なスタッフ陣、ブラジルでの事業などを説明、例として100万頭の繁殖用母豚からメタンガスが1,000万トン生産され、1億ドル 規模の温室効果ガス排出権取引事業になると、魅力ある新しいビジネスを紹介した。

好評の近藤健書記官のセミナー

好評の近藤健書記官のセミナーに、50人近くが参加し、2006年の選挙ポイントを分かりやすく説明し、大きな拍手が送られた

貿易部会(中村純一部会長)及びコンサルタント部会 (桜井悌司部会長)共催のセミナーが、7日午後4時から商工会議所会議室において、昨年好評を博した在ブラジル日本大使館政務班の近藤健書記官を迎え、政 治セミナー「2006年選挙のポイント」に50人近くが参加、ブラジル政治や選挙の鍵などを的確に分かりやすく説明し、昨年にも増して大きな拍手が送られ た。

進行役は赤嶺尚由コンサルタント副部会長が担当し、初めに昨年11月11日に近藤書記官が行った政治セミナーが大好評で、再度の講演リクエストが多く今回のセミナーに至った経過や経歴を紹介した。

続いて中村貿易部会長が、ブラジルの政治を分かりやすく会員に説明するために、再x近藤書記官に依頼し、快く承諾して貰ったことなどを紹介した。

近藤書記官は、初めに来年の大統領選に向けた政治地図、主な大統領候補者の横顔、選挙までの基本的カレンダー、選挙制度の特色、政治改革の影響、ブラジル議会勢力図、現在の支持率と過去の選挙との比較、大統領選挙の見通しなどについて、分かりやすく説明した。

質疑応答前に、田中信会頭から昨年に続きわざわざブラジリアから来ていただいた近藤書記官に感謝の意が述べられた。

質疑応答では、いろいろな質問が飛び出し、予定時間をオーバーしたが、全ての質問にテキパキと答え、セミナー終了時には大きな拍手が送られた。

近藤書記官は、1995年外務省入省。経済協力局勤務を経て、リスボンにて語学留学後、在ポルトガル日本大使館、在リオ・デ・ジャネイロ総領事館勤 務。本 省中東アフリカ局でモザンビーク、アンゴラ、南部アフリカ共同体を担当。2004年より在ブラジリア大使館政務班でブラジル政治を担当。