220 万台を生産、販売絶好調の自動車部会は、2005年初めての部会

220 万台を生産、販売絶好調の自動車部会(岩村哲夫部会長)は、今年初めての部会に、15人の会員が参加、活発に意見の交換が行われた

 

05年度第1回目の自動車部会が、14日正午より当会議所の会議室で、15人の会員が全国(マナウス、クリチーバ)から参加、活気ある会合となった。

•  初めに岩村部会長が、05年度自動車部会活動方針及び 1 月 10 日の常任理事会の審議事項について説明した。

 

2.参加各11社が、部会企業の情報共有のために

1)04年下期レビューと05年の展望

2)05年を展望するにあたってのテーマ

  • ルーラ政権の政策方針による影響・課題
  • FTA問題、輸出入インセンティブ
  • その他(ブラジルコストなど)について、それぞれ詳細に述べ、 2 月 23 日の業種別部会長懇談会で報告する。
    その報告の共通関心事項として
    FTA , 労働法、インフラ整備、港湾・税関スト、マナウス税恩典、移転価格、労働ビザ、補修部品価格などがあげられ、部会活動での課題として検討する。

 

3. 05 年度部会活動計画

労働ビザ、税制整備、労働法等は、商工会議所扱いのテーマと位置付けし、部会としては移転価格やディーラーの間で販売戦略上、店舗間に生ずる諸問題や最近マスコミで取り上げられている補修用部品価格問題などについて、どのように取り組めるのか検討して行く。

尚、移転価格税制への対応は、先輩格の機械金属部会との交流も行う。またFTAに関しては、時期尚早と思われる日伯間のFTA締結内容を見極める以外に、当国政府が他国(例えばロシア、インドetc)とのFTA交渉の内容と、当部会の業種に密接に関連する内容について注視していく他、ロビー活動にも積極的に対応する。

 

4. 2月23日の部会長懇談会への出席者として、ヤマハ、ブリジストン、トヨタ、NGK及び三菱商事からの出席を確認した。

今回の部会出席者は下記の15名。

岩村 哲夫 (部会長、ホンダ)

内山 徹雄 (副部会長、ヤマハ)

新沼 正広 (副部会長、ブリジストン)

鍋島 直裕 (部会コーディネ-ター、ホンダ)

山下 修二 (NGK)

黒田 猪津雄(キクチ・ド・ブラジル)

長瀬 周治 (タカタ・ド・ブラジル)

中林 元二 (トヨタ通商)

深澤 仁順 (トヨタ)

上田 弘之 (ヤマハ)

澤田 浩  (デンソー)

江上 浩之 (三菱商事)

弘法 正巳 (オート・セーフ)

山口 克巳 (サンパウロ総領事館領事)

平田 藤義 (商工会議所事務局長)

日伯法律委員会の05年度1回目の月例会

日伯法律委員会(瀬山雅博委員長)の05年度1回目の月例会は、会場一杯のメンバーが参加して熱気あふれる質疑応答が交わされた

今年初めの同法律委員会の月例会が、13日午後5時から当会議所の会議室に40人近いメンバーが参加して開催された。

押切フラヴィオ副委員長が進行役を務め、初めに瀬山委員長が新年の挨拶及び05年度の活動方針を述べた。続いてワイネ・ペロン弁護士が「ICMS-SPの17%から18%への引上げ-実施は05年3月から」について詳しく説明した。

その次にファビオーラ・ケラミダス弁護士は「04年12月30日付けの暫定措置令第232号の主要変更点」、アドリアノ・ロソット弁護士が「04年12月29日付けの法律11.051号とPIS、COFINS」について熱弁した。

最後にレナット・ヌーネス弁護士による「金融並びに資本市場で取得した収益に対する新しい取り扱い」について説明した。また参加者からも多くの質問が浴びせられ、活気ある質疑応答が交わされた。

環境安全対策委員会の05年度第1回防犯安全対策会議

動き出した委員会活動

環境安全対策委員会の05年度第1回防犯安全対策会議を開催

1 月6日午後ブラジル日本商工会議所において、同防犯安全対策チームは

1、「海外邦人安全対策ワークショップ」の実地調査、講演会(1月20日、21
日)への会議所からの支援、アプローチ

2、防犯安全情報交換

3、同対策チームの05年度活動基本計画

について、2時間を超える意見の交換が活発に行われた。

1、「同ワークショップ」について、サンパウロ総領事館の大熊博文領事は、

海外邦人安全指導をメイン業務にしている(株)ジェイ・エス・エスの佐々木泰幸
氏を招いて、下記の日程、実施内容や講演会について説明した。

① 開催日・日程

(1)1月20日 午前中は日本人学校を訪問し、安全点検や指導を行う。

午後は 2 邦人企業訪問及び駐在員住居や通勤路のチェック。

(2) 1 月21日 午前 10 時- 12 時 総領事館 3 階多目的ホールで、安全対策に
ついて講演会を開催する。

主な内容は・要注意の犯罪と対策

・ 銃器使用の強盗、カージャック対策

・ 電撃誘拐

・ 電話による恐喝・恐喝

・ その他の街頭犯罪

・ 住居に対する強窃盗

について模擬演習や質疑応答などに十分な時間を用意している。

(3) 1 月 21 日 午後は邦人の利用率が高いショッピングセンター、リベルダー
デ界隈やパウリスタ通り周辺を視察する。

2、防犯安全情報交換ではサンパウロ総領事館が実施した「安全対策アンケー
ト」の調査結果について大熊領事は次ぎのように説明した。

アンケート調査には 82 社から回答があり、防弾車の保有率は72%と 2 年前の調
査結果と変わっていない。身辺警護員の配備では7.3%と非常に低い配備率。会
社建物に対する警備では大半は防犯対策をしているが、なかには対策を講じていな
い企業もある。また住居の安全対策では、警備上一定の基準を設けている企業が2
5%と前回調査から半減しており、住居選択を個人の判断に任せる傾向が強くなっ
てきている。最後に総領事館の安全対策として、昨年 8 月からサンパウロ安全対策情
報(被害速報)を発行している。また電子メールによる在留邦人やその家族に対す
る速やかな安全情報提供の希望者は、総領事館のメールアドレス
cgiregistro2@arcstar.com.br に氏名、生年月日、送付を希望するメールアドレスを
明記して送付するだけで自動的に情報が受けられる。

3、 05 年度活動基本計画について、 2 月 24 日開催の第 2 回会議に、具体的なアク
ションプランを話し合う。

・ 防弾車メーカーの訪問や専門家によるセミナー開催

・ 安全トレーニング会社の見学、訪問

・ 軍警による安全セミナー開催

・ 新規駐在員向け安全ガイドの作成及び参考資料の入手

などについて、メンバーが手分けして調査することを決めた。

防犯対策メンバーは、鍋島直裕(ホンダ)

大熊博文領事 サンパウロ総領事館警備班

長田圭作(丸紅)

友岡勇次(東京海上)

COJI YANAGUITA( LIFESEC-SIST. )

平田藤義事務局長 ブラジル日本商工会議所