JAL南米代表者交代で訪問

写真左Toshifumi Murata, Marcelo Hayashi, Tsuyoshi Imayasu, Keisuke Hatsuda, Makoto Maezawa, Yoshiya Omura, Ikuo Komura e Fujiyoshi Hirata

日本航空株式会社米州地区の前澤 信支配人、同大村剛也販売部長、同香村伊弘朗総務部長、サンパウロ営業所の今安 毅所長、同後任の初田圭祐所長、同マルセロ・ハヤシ営業部長、商工会議所の平田藤義理事が2023年9月6日に商工会議所を訪問、応対した村田俊典事務局長とブラジルの政治経済について意見交換した。また今安所長は後任の初田所長への会議所代表者交代を報告した。

 

 

2023年下期の第3回フォーラム開催

貿易部会、生活産業部会並びに電機・情報通信部会共催の2023年下期の第3回フォーラムは2023年9月5日午前9時~10時すぎまで開催。司会は近藤副委員長が務め、講演者はテーマ:2023年度上期の振り返り並びに今後の展望 副題:ブラジル・中南米における今後の事業展開~ルーラ新政権の経済政策・外交政策を踏まえて~について発表した。

初めに貿易部会の山口部会長は貿易部会アンケートでは「税制改革」、「FTA」、「グリーン投資」、ブラジルの貿易収支の推移、輸出品目TOP15、輸出相手国では中国、米国、アルゼンチン、オランダ、シンガポール、日本は9位、輸入品目TOP15、輸入相手国では中国、米国、ドイツ、アルゼンチン、ロシア、インド、日本は10位、対ブラジルへの直接投資の推移、今後の注目すべき項目などについて説明。質疑応答では今後の日伯貿易で注目されている物品。ヨハネスブルグで開催されたブリックス会議で6ヵ国が新たに加盟するが、ブラジル貿易への影響。ブラジルにおける今後の注目されるテーマとその背景。排出権取引法案と今後のヨーロッパとの取引への影響などが挙げられた。

生活産業部会の川頭部会長は、建設部門、不動産部門、商業賃貸市場及びエネルギー関連部門、繊維関係部門の上期、通期の売上金額、受注金額推移、中南米における事業展開、トピックのオーガニックコットン、生産量の推移、主要生産国、今後の課題などについて説明。質疑応答ではサンパウロ市の不動産賃貸料の今後のっ傾向。再生可能エネルギーに対する投資案件の内容。今後の繊維業界の消費を左右する要因などが挙げられた。

最後に電機・情報通信部会の水守部会長は、アンケート結果では、業界の販売伸長及び縮小の要因、最優先経営課題、投資や経費の変化、今後の展望では予想の要因及び最優先経営課題、世界的な市況変化によるビジネスへの影響と対策、DX・SDGs関連取組、アンケートから見る経済展望などについて説明した。

市場概況では、設置機械稼働状況及び工作機械輸入金額傾向、ブラジルの冷蔵庫販売台数の推移、プリンターのタイプ別販売実績及び傾向、ブラジルの5G状況などについて説明した。

最後に商工会議所、ブラジル政府、日本政府への要望として、日本‐メルコスール間のEPA交渉の促進。各国メルコスール関連の最新情報の発信、政治・財政の安定化、税制改革。国内製造業保護政策の強化、ブラジル経済、市況動向の情報共有を要請した。質疑応答ではデーターセンターの市場規模拡大の背景が挙げられた。

PDF第3回フォーラム 貿易部会

PDF第3回フォーラム  生活産業部会

PDF第3回フォーラム 電機情報通信部会

NSIG Consultoria em SegurançaのMarcelino Sato Matsuda取締役とShouhey Nagataコンサルタントが訪問

写真左からToshifumi Murata, Marcelino Sato Matsuda e Shouhey Nagata

NSIG Consultoria em SegurançaのMarcelino Sato Matsuda取締役とShouhey Nagataコンサルタントが2023年9月1日に商工会議所を訪問、応対した村田俊典事務局長に入会申込書を手渡し、サンパウロでの警備コンサルタント事業の動向などについて意見交換した。

2023年下期の第2回フォーラム開催

2023年下期の第2回フォーラムは、2023年8月30日午前9時から10時3まで自動車部会並びに運輸サービス部会共催で開催。司会は木村委員長が務めた。

初めに広佐古部会長は、上期の回顧では四輪の販売台数推移、月間販売推移、生産台数や輸出台数の推移、在庫高と生産への影響、ブランド別シェアの推移、四輪(中古車・新車)の販売台数、2023年のブラジル市場・輸出・生産などについて説明した。

自動車業界の展望では、ANFAVEAの今年の国内市場・輸出・生産予測、次期自動車政策ROTA2030のフレームワークで新たに議論されている項目、税制改革の自動車産業に影響を与える議論項目、排ガス規制・自動車政策との調和、ブラジルに関連するFTA交渉の最近の動き、自動車電動化の動きについて説明した。

藤城氏は二輪車の生産・販売推移、月別登録台数推移、支払い形態別販売比率などについて説明した。質疑応答では日系メーカーのブラジル及び南米での投資計画。ブラジル自動車市場の動向及び拡大見通し。二輪車販売のコンソルシオ販売とは。トラック生産減少の要因が挙げられた。

運輸サービス部会の大胡部会長は、「海運」セグメントについて、コンテナ輸出入、ブラジル完成車輸出入台数の推移、ブラジルばら積み主要貨物輸出量推移、今後の展望ではパナマ運河で渇水による通峡隻数制限。海運のトピックなどについて説明した。

菅原氏は「航空貨物」セグメントについて、グアルーリョス空港及びヴィラコッポス空港の空港貨物推移、今後の展望では不安要素としてロシア上空での飛行制限による搭載重量制限、北米西海岸の労使交渉。空港貨物マニフェストシステムの変更。「その他の物流」セグメントでは倉庫需要増加、ガソリン価格及びディーゼル価格の値上げを説明した。

文岡副部会長は「旅行・ホテル・航空旅客・レンタカー」について、ブラジル国内市場、国内ホテル及び国内レンタカー売上推移、ドメスティック及びインターナショナルエアーチケット売上推移、トップ20の国際便ルート、日本の国内旅行客の推移、ブラジルから訪日客の推移、9月30からの短期ビザ免除、日本のインバウンドサービス対応などについて説明した。質疑応答では海運の自動車・ドライバルクは数量ベースか。空港貨物マニフェストシステムの変更中の不具合の発生状況などが挙げられた

PDF_第2回部会長フォーラム 自動車部会

PDF 第2回部会長フォーラム 運輸サービス部会

2023年下期の第1回フォーラム開催

2023年下期の第1回フォーラムは、2023年8月29日午前9時から10時30分まで金融部会、コンサルタント部会並びに食品部会共催で開催。司会は木村委員長が務めた。

初めに金融部会の南部会長が挨拶を行い、銀行業界発表者の多田氏は、テーマ:2023年度上期の振り返り並びに今後の展望 副題:ブラジル・中南米における今後の事業展開~ルーラ新政権の経済政策・外交政策を踏まえて~について、ルーラ政権の財政政策では財政フレームワーク、税制改革、主要マクロ経済指標の推移と予測、インフレとSelic金利の見通し、実質金利、為替推移、貸出残高推移、平均貸出金利の推移、不良債権比率推移などについて説明した。

続いて岩尾副部会長は、保険業界について年間保険料収入の推移、自動車、火災・新種その他、生命・障害や貨物などの保険種目別保険料及び損害率、ブラジル保険市場の成長見通しなどについて説明した。質疑応答では年末に向けてのSelic金利の利下げ幅の見通し。平均貸出金利はいつごろから低下するか。今後の保険料の動向、農業保険の損害率の改善理由が挙げられた。

コンサルタント部会の天野部会長は、ブラジル経済・経営環境ではブラジルのM&A取引件数の推移、税制改正案動向、移転価格税制の改正では主な変更点、またメルコスール・EUのFTAなどについて説明。在伯日本大使館の泰松公使は、最近のブラジル情勢では内政・外交・経済、税制改革の進捗、大使館の取組、日系企業が抱える税制上の課題及び見通しに関する提言症などについて説明。質疑応答では2021年以降のM&A取引件数の拡大要因。税制動向では配当課税の見通しが挙げられた。

最後の食品部会の中村部会長は、食品部会会員企業の構成、市場及び会員企業状況では食品業界全体の動向、カテゴリー別動向及び会員企業状況、ブラジル・中南米における今後の事業展開や懸念事項、会員企業10社のトピックスを紹介。質疑応答ではブラジルにおける健康志向としての減塩の動向。ブラジルにおける食料品値上げ状況が挙げられた。

発表資料

PDF部会長フォーラム 金融部会 資料

PDF部会長フォーラム資料_日本大使館

PDF部会長フォーラム コンサルタント部会

PDF_部会長フォーラム_食品部会資料

EYブラジルジャパンデスクの矢萩信行パートナー一行が訪問

写真左からToshifumi Murata, Aya Nishiguchi, Nubuyuki Yahagi e Ronaldo Aoki

EYラテンアメリカジャパンデスクのRonaldo Aokiリーダーパートナー、EYブラジルジャパンデスクの西口阿弥パートナー及びEYブラジルジャパンデスクの矢萩信行パートナーが2023年8月28日に商工会議所を訪問、応対した村田俊典事務局長に商工会議所代表として西口阿弥パートナーから矢萩信行パートナーへの交代を説明した。

日伯交流・地場企業推進委員会の破入マルコス副委員長が愛知県人会創立記念式典に参加

日伯交流・地場企業推進委員会の破入マルコス副委員長は、2023年8月27日にサンパウロ市内愛知県人会館で開催された愛知県人会65年創立記念式典に商工会議所代表として参加した。

記念式典は大村秀章愛知県知事、石井芳樹県議会議長、在サンパウロ総領事館の桑名良輔総領事。ブラジル愛知県人会のRicardo Yukio Yokoyama会長など多数が参加して開催された。

Hideaki Ohmura, governador da Província de Aichi, Japão e Marcos Haniu

Marcos Haniu e o cônsul-geral Ryosuke Kuwana  Fotos: Divulgação 

上智大学、立命館大学、獨協大学教授並びに東京外国語大学講師が訪問

写真左からToshifumi Murata, Akiko Koyasu, Takeshi Kishikawa, Setsuko Sonoda, Hiroyuki Urabe e Shuichiro Masukata

上智大学外国語学部ポルトガル語学科の子安昭子教授、上智大学総合グローバル学部領域長の岸川毅教授、立命館大学国際関係学部の園田節子教授、獨協大学の浦部浩之教授並びに東京外国語大学の舛方周一郎講師が2023年8月24日に商工会議所を訪問、応対した村田俊典事務局長と1908年に笠戸丸から開始されたブラジル日本移民の歴史、ブラジル社会で認知されている日系人の勤勉さや信頼感、ブラジル社会に確固たる地位を築いている日系人の日本進出企業に対する恩恵など幅広く意見交換を行った。

Dentsu Latin AmericaのLeo Sakamoto国際アカウント担当ディレクターとDentsu Creative BrasilのTiago Limaビジネスエグゼクティブディレクターが訪問

写真左からToshifumi Murata, Tiago Lima e Leo Sakamoto

Dentsu Latin AmericaのLeo Sakamoto国際アカウント担当ディレクターとDentsu Creative BrasilのTiago Limaビジネスエグゼクティブディレクターが2023年8月24日に商工会議所を訪問,、応対した村田俊典事務局長と日伯のメディアや報道など多岐に亘って意見交換した。