ペトロブラス石油公社、は傘下の石油製油所での燃料の卸売価格を87日間に亘って据置しているにも関わらず、ガソリンポストでのガソリン小売価格は3週連続で値下げをされているが、依然として1リットル当り7.0レアルを上回っている。
ガソリンの小売価格が最も高いのは、1リットル当たり8.50レアル、またディゼル燃料の平均小売販売価格は、依然として7.0レアル前後で販売されている。
ブラジル石油監督庁(ANP)の発表によると、5月29日~6月4日の1リットル当たりの平均ガソリン販売価格は、前週比マイナス0.4%に相当する7.218レアル、5月14日からでは1.0%減少している。
ブラジル石油監督庁(ANP)の調査では、ガソリンの最も小売販売価格が高いのは8.49レアル、最も販売価格が低いのは6.18レアルと共に南東部地域のガソリンポストであり、37%以上の販売価格差が生じている。石油輸入業者協会 Abicomに発表によると、ガソリンの国内および海外の小売販売価格は20%、ある港湾では22%の誤差が生じている。
またディーゼル燃料価格も0.5%値下げされており、1リットル当たりの二酸化炭素の排出量が少ないS10のディゼル燃料価格は7.0レアル前後で販売されている。海外と国内の平均販売価格誤差は14.0%、パラナ州アラウカリア港湾では16.0%の開きが発生している。