Cobasi社とPetz社は企業合併で協議再開(2023年8月28日付けヴァロール紙)

ペット用品チェーンのCobasi社とPetz社は、両社の合併の可能性について交渉するために、再び投資銀行と交渉とValor社が事情に詳しい2人の関係者から明らかにした。

両社は過去にも合併についてを話し合いを試みてきたが、Petz社の創業者のセルジオ・ジメルマン氏は依然として対話を続けることに消極的と見られている。

Petz社は2020年にサンパウロ証券取引所に上場して約30億レアルを調達、一躍市場の寵児の一つとなった。両チェーンともそれぞれ約 200 店舗を展開している。

Kineaファンドは、2021年にCobasi社に3億レアルの投資を行っており、両社の事業統合に関心を示している。Cobasi社の昨年の売上は収入は約26億レアル。

Petz社はCobasi社との企業合併でItaú BBAからアドバイスを受けており、一方Cobasi社はMorgan Stanleyからアドバイスを受けている。

 

7月のリボ払い顧客向けクレジットカード金利は445.7%に上昇(2023年8月28日付けヴァロール紙)

28日にブラジル中央銀行(BC)が発表したデータによると、リボ払いクレジットカードの年利は6月の437%から7月には445.7%と8.7ポイント急上昇している。

リボルビング利用可能なクレジットカード枠は、カード上で事前に承認された利用可能枠であり、支払い手段のクレジット機能を使用して行われる引き出しも含まれる。

仮にクレジットの顧客が債務不履行をした場合、銀行は未払いの残高を分割払いするか、より有利な条件で30日以内に債務を解決する別の方法を提供しなければならない。

すでにクレジットカードの分割払い率は2.3ポイント上昇して198.4%となったが、7月のクレジットカードの総金利は1.5ポイント低下して102.7%となった。 当座貸越の金利は 132.5% となり、6 月の 134.5% から 2 ポイント低下している。

7月のブラジルの経常収支は36億ドルの赤字を記録(2023年8月25日付けヴァロール紙)

25日ブラジル中央銀行の発表によると、2023年7月のブラジルの経常収支は、36億500万ドルの赤字を記録したが、昨年7月の経常収支赤字52億8,500万ドルを17億ドル近く減少している。

今年7月の過去12カ月間のブラジルの累積経常収支は、GDP比2.52%に相当する510億6,700万ドルの赤字を計上している。

ブラジル中央銀行の最終四半期インフレレポート (RTI)では、2023年のブラジルの経常収支は450億ドルの赤字を見込んでいる。

今年7月の海外投資家による対内直接投資は、42億4,400万ドルと昨年7月の72億500万ドルよりも大幅に減少している。

今年7月の過去12カ月間の累計の対内直接投資残高は、GDP比3.54%に相当する716億6,300万ドルと昨年同期のGDP比3.38%よロも増加を記録、過去12カ月間の累計経常収支赤字510億6,700万ドルを十二分にカバーできる対内直接投資残高を記録している。

今年7月の海外投資家による対内直接投資のうち金融部門の投資残高は、12億400万ドルと昨年7月の7億1,800万ドルの2倍近くに増加している。

7月のブラジル国債向け買い越し残高は、1億6,400万ドルと昨年7月の17億100万ドルの売り越し残高から一転して黒字を計上している。

また7月のサンパウロ証券取引所B3並びにニュヨーク証券取引所の株式投資は、12億1,900万ドルの買い越し残高を記録している。

今年7月の海外投資家の本国への利益・配当金送金は、39億8,800万ドルと昨年7月の35億7,500万ドルよりも4億ドル増加、ブラジル中央銀行では今年の利益・配当金総額を380億ドルを見込んでいる。

 

ソフトバンクは初めてラテンアメリカで投資解消(2023年8月22日付けヴァロール紙)

ソフトバンクは、ラテンアメリカ地域での果敢に投資を行ってきて利益を出している一部のスタートアップ企業の売却を始めている。

今年6月にヴィザ社は10億ドルで買収すると発表していたブラジル資本のフィンテック企業Pismo社の年末までの売却を計画している。.

ラテンアメリカ・ファンドのマネージング・パートナーであり、ブラジルにおけるソフトバンクの責任者のAlex Szapiro氏は、ソフトバンクはPismo社への初期投資を18カ月で2倍以上に増やした。Alex Szapiro氏は収益性の指標となる内部収益率は54%だったと説明している。

ブラジル国内の高金利で資本調達市場が新興企業にとって厳しいため、ソフトバンクは戦略的投資家に株式を売却していると説明。そして今後さらに多くの売却が行われるだろうとSzapiro氏は説明している。 6月の時点で、同ファンドはラテンアメリカ地域で76億ドルの資産を保有しているが、公正価値は60億ドルが見込まれている。

ソフトバンクのラテンアメリカへの投資ペースは、グループが2019年に一巡して同地域の新興企業に50億ドルの資金を割り当て始めて以来、2020年のCovid-19パンデミックの影響やロシアのウクライナ侵攻、世界的なインフレや金利高などの影響で、最近鈍化している。

約30か月後、同社は30億ドルの2つ目のファンドを発表。Szapiro氏は1990年代後半のテクノロジー企業の創設者の1人で、アップルやアマゾンがブラジルに進出した際に現地ビジネスを立ち上げ、2021年からソフトバンクに在籍している。

ソフトバンクはまた、米国の債券や株式への投資に中産階級のブラジル人をサービスするデジタル証券会社アベニューの株式を、時価総額で中南米最大の銀行であるイタウに売却を予定している。

もう1つの売却案件はメキシコの決済会社Yaydoo社で、ソフトバンクも投資しているブロックチェーンベースの企業間決済のリーダー、PayStand社に買収される予定だ。 2022年8月に発表された取引額は明らかにされていない。

ソフトバンク社はまた、今年1月に完了した株式交換でArco社がまだ所有していなかった同社の株式を買い取った際、学校向け金融プラットフォームとソフトウェアを提供するブラジル企業インコを売却した。ソフトバンクは現在アルコの株式を所有しており、DragoneerとGeneral Atlanticがアルコの非公開化を計画している第4四半期に行われる見込みの取引で売却するかどうか検討している。

5大銀行のマーケットシェアは再度減少傾向(2023年8月16日付けヴァロール紙)

BB アセット、イタウ ウニバンコ銀行、ブラデスコ銀行、サンタンデール銀行並びに連邦貯蓄金庫の5大銀行の2022年第2四半期末のマーケットシェアは64,6%を維持していたが、2023年第2四半期末のマーケットシェアは63,4%と1.2%減少を記録している。

2021年6月のブラジルのイタウー銀行、ブラデスコ銀行、ブラジル銀行、サンタンデール銀行並びに連邦貯蓄金庫で構成される5大銀行のクレジット部門のマーケットシェアは、81.8%の寡占状況となっていた。

フィンテック(Fintech)によるデジタル銀行の台頭で、2020年の5大銀行のクレジット部門のマーケットシェアは、前年比4.3%減少に相当する79.1%までマーケットシェアが減少していた。

金融セクターの上位 5 グループの中で、シェアを伸ばした唯一の銀行はブラデスコ アセットで、マーケットシェア9.29% から 9.71% に上昇。 1兆4000億レアルの業界最大の資産を擁するBBアセットは、競合銀行の中でも最もシェアを失い、過去12カ月間で26.11%から25.43%とシェアを大幅に落としているにも拘らず、圧倒的に首位を維持している。

今年7月までに最も多くの資金を調達したのは、Sicredi社、BTG Pactual銀行、SulAmérica社、Safraが買収したCrédit Agricole、Bradesco銀行であった。リストを拡張すると、独立系金融機関では、年間純益が29億レアルのGenoa Capital、Ace Capital 23億レアル、AZ Questは20億レアルの純益を確保している。

ブラジル国内には900社を超える金融関連運用会社が金融市場で競合しており、中には単一の戦略に焦点を当てた非常にニッチな運用会社もある。銀行資産はスペースを失うだろうかという疑問が常につきまとっている」とBBアセットのコマーシャルディレクター、マリオ・ロベルト・ペローネ・ロペス氏は指摘する。

ブラジル国内の金融業界データを見ると、BBアセットは銀行と連携して30年以上トップシェアを維持しており、過去5年間は約20%のシェアを維持している。金融市場でのシェア拡大はしていないにも拘らず、新規参入組が増えてもマーケットシェアは失っていない。

今月、Selicの利下げプロセスが開始されて、年率13.25%まで0.50ポイント引き下げられ、より裕福な顧客向けに、主にプライベート・バンキングからのよりリスクの高い代替手段への流入がすでに見られるとペローネ氏は指摘しているが、従来の小売業、高所得層、公共部門、民間企業など、すべての顧客セグメントに対して幅広いオファーを維持することが約束されている。

5大銀行の2022年7月及び2023年7月のマーケットシェアの推移

ブラジル銀行の第2四半期の純益は88億レアル (2023年8月10日付けヴァロール紙)

ブラジル銀行の2023年第2四半期の純益は、前期比2.8%増加の87億8,500万レアルを記録、前年同期比では11.7%と二桁だの増加を記録している。

ブラジル銀行の今年第2四半期の純益87億8,500万レアルは、顧客と財務利益の両方で財務マージンの拡大の恩恵を受けで金融アナリストの86億6,000万レアルを若干上回ったが、不正会計発覚の小売大手「ロージャス・アメリカーナス」の影響を受けて、不良債権引当金(PDD)を伴う支出が急増した。

今年第2四半期の財務総利益率は、前四半期比4.1%増加の228 億 8,700 万レアル、前年同期比では34.2% 増加、クレジット部門の売上は、前四半期比4.1%増加336億1,400万レアル、前年同期比28.3%増加を記録、今年第2四半期のスプレッドは4.9%、第1四半期の4.6%、前年同期の3.8%から上昇した。

今年第 2 四半期の顧客とのマージンは、平均残高の増加とスプレッドの 8.8% から 8.9% への増加の影響を受けて前四半期比3.0% 増加した。市場利益率では主に財務省に割り当てられた債券、不動産価値の増加とパタゴニア銀行の財務利益率の増加が要因となっている。

今年第 2 四半期のクレジット残高は前四半期比1.2%増加の1兆450億レアル、前年同期比では13.6%と二桁台の伸び率を記録している。そのうち個人向けクレジット残高は年金・恩給受給者向けの給与・年金口座連動型クレジットが牽引して前四半期比0.6%増加の3,020億レアル、過去12カ月間では10%増加を記録している。

また前記同様に法人向けクレジットは、運転資金向けクレジット、投資向けクレジット並びにACC/ACE(外国為替契約および受渡外貨の前払い)が牽引して2.5%増加の3,720億レアル、前年同期比では10.4%増加している。

一方今年第 2 四半期の農畜産関連部門向けクレジットは、農畜産部門向けのサフラ計画の最終四半期に季節的に発生する原価計算業務の清算を反映して前四半期比マイナス0.3%の3,220億レアルに留まった一方で、過去12か月間の累積クレジット残高は22.7%と大幅増加を記録している。

今年第 2 四半期の不良債権引当金(PDD)を伴う支出は、今年1月に破産した大企業に対する追加の引当金の影響で前四半期比22.6%増加の71億7,600万レアルに達し、過去12か月では144.3%増加している。

今年第 2 四半期のクレジット部門の不渡り率は、3月末の2.62%から2.73%に増加、1年前の昨年6月末の不渡り率2.00%から大幅に増加を記録している。「ロージャス・アメリカーナス」の影響がなければ不渡り率は2.65%に留まっていた。

イタウー銀行の今年第2四半期の純益は87億レアル、ROEが再浮上 (2023年8月8日付けヴァロール紙)

ラテンアメリカ地域最大の銀行であるイタウー銀行の2023年第2四半期の純益は、予想を僅かに上回る87億レアルと過去の記録を更新また株主資本利益率 (ROE) は、上昇した一方で延滞率も上昇している。

イタウー銀行の今年第2四半期の純益は前四半期比3,6%増加の87億4,200万レアル、前年同期比では13,9%と二桁台の増加を記録している。Valor社の事前予想の85億6,000万レアルを上回っている。

イタウー銀行の今年第2四半期の財務管理マージンは、前四半期比5,3% 増加の 259 億 9,700 万レアル、また前年同期比では14.8% 増加を記録している。

今年第2四半期の民間3大銀行のイタウー銀行、ブラデスコ銀行並びにサンタンデール銀行の純益総額は、前年同期比マイナス14,4%の156億レアルを記録した要因として、貸倒引当金が56,8%増加の257億レアルを余儀なくされていた。またクレジット部門の売上は5,5%増加の2兆5,190億レアルを記録している。

イタウー銀行の第 2 四半期の業績は、当行の変革計画の進展と、長期にわたって確実で持続可能な一貫性を反映した成果で、金融・財政政策の統合による将来の見通しについて楽観的に今年下半期をスタートしたが、国内の経済活動のより力強い回復が促進されるはずとイタウー銀行のMilton Maluhy Filho頭取は説明している。

.イタウー銀行の第 2 四半期のクレジット部門の純益は、前四半期比3,7%増加の249億2,700万レアル、前年四半期比では13,4%増加を記録している。

また貸倒引当金(PDD)、有価証券の償却、割引を含むクレジット部門のコストは、前四半期比3.9%増加の94億4,100万レアル、前年第2四半期比25.3%増加した。前記同様不良債権は前四半期の2.9%から3%に微増、前年同期比では2.7%増加している。

今年6月末の個人向けクレジット延滞率は第四半期末と同率の4,9%で推移したが、前年同期の4,4%よりも大幅増加を記録、前記同様大企業の法人向けクレジット延滞率は0,1%微増、中小企業向け法人クレジット延滞率は2,5%であった。

イタウー銀行の6月末のクレジット部門残高は前四半期比マイナス0.1%の1兆1,520億レアル、前年同期比では6,2%増加を記録している。イタウー銀行の第2四半期の株主資本利益率 (ROE) は、20,7%から20,9%に上昇、前年同期の株主資本利益率 (ROE)は20,8%であった。

 

7月のポウパンサ預金は引出総額が預入総額を35億8,100万レアル上回った(2023年8月7日付けヴァロール紙)

今月7日のブラジル中央銀行の発表によると、2023年7月のポウパンサ預金は引出総額が預入総額を35億8,100万レアル上回り、大幅な赤字を計上している。

6月のポウパンサ預金は預入総額が引出総額を25億9,500万レアル上回り、2022年12月から今年5月まで6カ月連続で引出総額が預入総額を上回る赤字を記録していたが、6月は預入総額が引出総額を上回って反転していた。

今年5月のポウパンサ預金は引出総額が預入総額を117億4,700万レアル上回り、統計を取り始めた1995年1月以降では過去最高の赤字を記録、今年4月は62億5,200万レアル、3月は60億8,800万レアル、2月は115億1,500万レアルの赤字を記録していた。

今年1月のポウパンサ預金では、引出総額が過去最高を記録する336億3,100万レアルに達していた経過があった。また今年初めの7か月間の引出総額が預入総額を702億1,800万レアル上回る累計赤字を記録している。

7月のポウパンサ預金の預入総額は3,266億800万レアルに対して、引出総額は3,301億8,900万レアル、昨年7月のポウパンサ預金は引出総額が預入総額を126億6,300万レアル上回る赤字を計上していた。

2022年のポウパンサ預金は引出総額が預入総額を1,032億3,700万レアル上回る赤字を計上していた。僅かに5月と12月だけが預入総額が引出総額を上回る黒字を計上していた。

6月のポウパンサ預金の貯蓄残高はは依然として1兆レアルを下回り、総額9,729億3,400万レアルに留まっている。 2020年8月には、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより数カ月連続で大幅に好成績を記録したことを受けて、ポウパンサ預金残高はは1兆レアルを超え、昨年7月までその水準を維持していた経緯があった。

ブラジルのSelic金利12.25%はメキシコに次いで世界2位の高金利(2023年8月3日付けヴァロール紙)

今月2日開催のブラジル中央銀行の通貨政策委員会 (Copom) は、政策導入金利(Selic)を13.75%据置を0,50% 引き下げて13,25%に決定、2020年8月5日のCopom会議で2,25% から2%に引き下げて以来、3年ぶりのSelic金利の引き下げを実施した。

インフレ指数を差引いた実質金利の比較表リスト作成は、ブラジル中央銀行の最終フォーカス速報、サンパウロ証券取引所B3、およびトレーディング・エコノミクスのデータに基づいて、Valor Data によって作成した。この調査は、世界の国内総生産(GDP)の約85%を占める19カ国で構成されるG20諸国と欧州連合のみを対象としているが、発展途上国の実質金利はメキシコやブラジルよりも高い点に留意する必要がある。

この世界の金利比較表のランキングは、直近に発表された各国の基本金利を使用して作成されま、今後 12 か月のインフレ期待は、利用可能な最新の予測である 2024 年の第 2 四半期まで割り引かれており、ブラジルの計算では、デリバティブ(B3 で交渉された金融契約)が考慮され、IPCA によって測定された今後 12 か月のインフレ期待が考慮されている。

世界の実質金利トップのメキシコとブラジルに続いて、サウジアラビアの金利は4.1%で3位、ロシアの実質金利3.6%で4位。 5位は南アフリカの金利は3.3%、6位は英国で実質金利は2.9%となっている。

ブラジルの金利の利下げサイクル突入は、チリ、コロンビア、メキシコ、ペルー、ウルグアイに先立ち、ラテンアメリカで最初に利下げした国となった。現在、ブラジルとその周辺地域も先行して利下げサイクル入りしている。

先進国の利下げサイクル入りはより不透明であり、ブラジルの利下げサイクル突入の多くは先進国に依存しており、先進国は依然としてインフレと戦うために金利を引き上げており、金利は過去ほぼ15年間で最も高い水準にある。しかし、一部の国は利上げをやめるべきだとの考えを示しており、世界的な景気後退への懸念は弱まっている。米国では連邦準備制度が7月末に11回目の利上げを実施した。

今後12か月間のG-20 no実質金利比較表

 

今年6月の連邦政府の純公的負債残高はGDP比59.1%(2023年7月28日付けヴァロール紙)

2023年6月のブラジルのインフレ指数を差引いた実質公的負債残高は、GDP比59.1%に相当する6兆960億レアルを記録、5月のGDP比57.8%に相当する5兆9,360億レアルよりも1,600億レアル増加している。

ブラジル中央銀行によると、6月のブラジルの実質公的負債残高が前月比で1,600億レアル増加した要因として、レアル通貨に対するドルの為替変動幅5.4%のインパクトが大きく、0.7ポイントの増加に結び付いている。

また6月のブラジルの財政プライマリー収支赤字は、実質公的債務残高を0.5ポイント押し上げる効果に繋がり、名目利払いも0.4ポイント押し上げた一方で、名目GDP伸び率は0.3ポイントの減少効果となっている。

また今年6月のインフレ指数を差引かない名目公的債務残高は、5月の7兆5,640億レアルから7兆9,540億レアルと3,900億レアル増加、GDP比では73.6%で推移している。