13日中銀発表の2022年11月のGDP伸び率の先行指標となる経済活動指数(IBC-Br)は、前月比マイナス0.55%と金融市場の予想を下回り、4カ月連続でマイナスを記録している。
昨年11月の経済活動指数(IBC-Br)は前月比マイナス0.55%と8月のマイナス1.21%、9月のマイナス0.11%、10月のマイナス0.28%に続いて4カ月連続で前月比を下回っている。
Valor Data社の昨年11月の経済活動指数(IBC-Br)の最低予想はマイナス0.60%、最高予想は±0.0%、平均予想はマイナス0.20%と実際のマイナス0.55%を上回っていた。
昨年11月の経済活動指数(IBC-Br)は前年同月比1.65%増加、昨年初め11か月間の累積経済活動指数(IBC-Br)は前年同期比3.15%増加、昨年11月の過去12カ月間の累積経済活動指数(IBC-Br)は3.26%増加を記録している。
IBC-Br の計算方法は、ブラジル地理統計院(IBGE) が計算する国内総生産の計算方法とは異なり、毎月の頻度の BC 指標は、経済活動の進化をより頻繁にモニタリングすることを可能にし、四半期ごとの頻度の国内総生産 (GDP) は、より包括的な状況を説明している。
2021年11月~ 2022年11月までの月間経済活動指数(IBC-Br)の推移