2022年2月の中銀、国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府のインフラ指数を差引いた実質財政プライマリー収支は、 206億1,900万レアルの赤字を計上、2015年2月の213億3,900万レアルの赤字以降では、過去7年間で最高の赤字を計上している。
今年初め2か月間の累積財政プライマリー収支は、559億5,600万レアルの赤字計上しているが、今年の中央政府の財政プライマリー赤字は1,705億レアル迄容認されているが、2021年の累積財政プライマリー収支は、221億6,600万レアルの赤字に留まっていた。
ブロードキャストプロジェクションの調査では、今年2月の財政プライマリー収支の最高予想は307億6,900万レアル、最低予想は30億1,000万レアル、平均赤字予想は162億レアルであった。
今年2月の中央政府の実質財政プライマリー収支赤字 206億1,900万レアルは、前年同月比14.8%増加、支出は6.5%増加している。また今年初め2か月間の中央政府の収入は、16.5%増加した一方で、支出は4.4%増加を記録している。
今年2月の中央銀行を含む国庫庁の財政プライマリー収支は、14億2,700万レアルの赤字計上、今年初め2か月間の累計財政プライマリー収支は、91億2,220万レアルの黒字を計上している。
今年2月の社会保障院(INSS)の財政プライマリー収支は、193億1,900万レアルの赤字計上、今年初め2か月間の累計財政プライマリー収支は、353億2,900万レアルの赤字を記録、前期同様に中央銀行は1億2,700万レアル、6,300万レアルそれぞれ黒字を計上している。