2023年11月のサービス部門提供量(生産性指標)は前月比0.4%増加、8月から10月迄3ヶ月連続での累積マイナス2.2%から反転、Covid-19パンデミック直前の2020年2月の水準を10.8%上回っているが、依然として過去最高を記録した2022年12月の水準を2.6%下回っている。
昨年11月のサービス部門提供量はマイナス0.3%、昨年初め11か月間の累積サービス部門提供量は3.0%増加と10月の3.6%増加から大幅に減少している。
昨年11月のサービス部門提供量の調査対象の5部門のうち3部門で増加を記録、その他のサービス部門は3.6%増加、教育・研究機関などの公共サービス部門は1.0%増加、一般家庭向け部門のサービス提供量は2.2%増加を記録している。
一方昨年11月のサービス部供量でマイナスを記録した部門は、輸送部門のマイナス1.0%、情報・通信サービス部門のサービス提供量はマイナス0.1%を記録、7月から10月にかけての4か月連続でマイナスを記録、累積ではマイナス5.3%を記録している。
昨年9月から11月迄の四半期の月間平均サービス量提供は前四半期比マイナス0.1%を記録、部門別では輸送部門のマイナス1.1%、情報・通信サービス部門のサービス提供量はマイナス0.2%、その他のサービス部門は1.6%増加、一般家庭向けは1.0%増加、教育・研究機関などの公共サービス部門は0.4%増加を記録している。
昨年11月のサービス部供量の前年同月比ではマイナス0.3%と3か月連続でマイナスを記録、部門別では輸送部門はマイナス3.7%と大幅な減少を記録していた。
2022年12月~2023年11月迄のサービス部門提供量の月間推移
2023年9月から11月の部門別サービス提供量の推移