IDB(米州開発銀行)特別講話をハイブリッドで開催 2022年7月7日

2022年7月7日、JETROサンパウロ事務所(原宏所長)、JICAブラジル事務所(江口雅之所長)並びに商工会議所コンサルタント部会(天野義仁部会長)の共催で、IDB(米州開発銀行、本部:米国ワシントンDC)の大西靖アジア担当顧問を招聘し、IDB及びIDB Investについての講話が開催された。今回はハイブリッド形式で十数名が会場で、また、60数名がオンラインで参加した。

IDBは1959年に設立された中南米・カリブ諸国の開発を支援する国際開発金融機関であり、中南米地域に対し最大の公的な資金を供与。また、IDB InvestはIDBグループ内で民間部門を担当し、中南米の企業やプロジェクトに融資・出資等を行い、経済面・社会面・環境面での発展を最大化を目指している。

コンサルタント部会を代表してJETROサンパウロ事務所の原所長が司会を務め、開会挨拶を行った後、IDB大西顧問のプレゼンテーションが行われた。IDBの概要として、出資国の構成や国別融資残高、SDGsへの取り組み、また、IDB Investについてその融資事例などを詳しく説明。

続いてJICAブラジル事務所ブラジリア出張所の青木一誠次長がJICA 民間連携事業の概要についてプレゼンテーションを行い、IDB との協調融資スキームやJICA の中小企業・ SDGs ビジネス支援事業、海外投融資を説明した。

その後、質疑応答セッションが行われ、オンラインセッション終了後、会場参加者との意見交換も行われた。

プレゼンテーション資料PDF

左から青木JICA次長、平田事務局長、大西IDB顧問、原ジェトロ所長

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