ヨーロッパ連合はメルコスールとFTA交渉再開

ヨーロッパ連合(EU)は農業部門や環境問題など解決する問題は残されているが、メルコスールとの自由貿易協定(FTA)交渉を6年ぶりに再開することを決定、EUにとっては45億ユーロの輸出が見込まれている。

今月17日にマドリードでFTA交渉再開が予定されているが、ホンジュラスの新政権代表も参加が予定されているために、ルーラ大統領は会合のボイコットを表明している。

メルコスールはアルゼンチンが頑なに鉱工業部門の保護で反対していたが、自動車部門を含む90%近い鉱工業部門の解放を決定、またEUによる連邦政府系プロジェクトの入札参加も保障している。

EUは農業部門で大幅に譲渡、しかし農業国のフランス、アイルランドや東ヨーロッパは農業部門の2,800万人の農業部門の雇用が失われると新規制を提示して抵抗している。

ドイツや英国は金融危機で輸出が落ち込んでいるために、メルコスールとのFTAで鉱工業製品の輸出が拡大して雇用が増加すると交渉再開を歓迎している。

しかしEU委員会のジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長は環境破壊につながる熱帯雨林伐採地域の農業製品輸出の禁止を要求、またEUから輸出されるチーズ、ワインや薫製品などのパテント保護を要求、ブラジルはアグロビジネスや繊維関連製品のEUへの輸出の拡大が見込んでいる。(2010年5月5日付けエスタード紙)

 

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