中国国営送電網社はブラジルで送電網事業開始

中国国営送電網社(State Grid)はスペイン資本のCobra社,Elecnor社並びにIsoluz社のブラジルの送電網コンセッションを17億2,600万ドルで買収して、送電網事業でブラジルへ進出する足掛かりを築いた。

中国はブラジルでは今年3月に12億ドルで鉄鉱石生産のイタミナス社を買収、エイケ・バチスタ氏とアスー港で中国のWisco社と共同で47億ドルを投資して製鉄所建設を予定している。

State Grid公社は中国本土の88%の送電部門を独占、2008年の売り上げは1,640億ドルで米フォーチュン誌世界最大企業ランク15位にランク付けされている。

中国からの投資は石油・天然ガス、鉄鉱石や製鉄業に集中していたが、ブラジル国内で耕作地を確保して大豆の生産や送電網事業などポートフォーリオを拡大する戦略に切り替えてきている。

第1四半期の中国の対外直接投資は前年同期比103.3%増加の75億2,000万ドル、外貨準備高は2兆4,700億ドル、海外向け政府系ファンドの資金は2,000億ドルに達して、盛んに海外投資を展開して他国に先んじて資源や食糧確保に投資を行っている。(2010年5月18日付けエスタード紙)

 

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