CIR134/12

20121210

会員各位

ブラジル日本商工会議所

会頭   近藤正樹

財務委員長 村田俊典

 

 

2013年度第1四半期会費ご依頼の件

 

拝啓  時下益々ご繁栄のこととお慶び申し上げます。

各位におかれましては、常日頃より当会議所事業にご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

 

さて、2013年度第1四半期の会費に就きましては、2012年度第4四半期と同額でお願い致します。

 

– 記 –

                      

なお、お支払に就きましては別途ブラジル銀行の方から請求がまいりますので宜しくお願い申上げます。

 

今後とも何卒宜しくお願い致します。

 

敬具

 

IPI減税政策適用にも関わらず、今年の自動車生産は336万台の予想

工業製品税(IPI)減税政策適用にも関わらず、今年のトラックやバスを含む自動車生産は、前年比1.5%減少の336万台に留まると予想されており、2002年以来では初めて前年比でマイナスを記録すると予想されている。

しかし今年のブラジル国内の自動車販売は、メルコスール域外からの輸入自動車に対してIPI税の30%課税を適用したにも関わらず、前年比4.9%増加の380万台が予想されている。

今年上半期のレアル高の為替や世界的な景気後退で、自動車の輸出が大幅に減少しているために、今年の自動車輸出は、前年比21.3%減少の43万5,000台に留まると全国自動車工業会(Anfavea)のクレドルヴィーノ・ベリーニ会長は予想している。

今年11カ月間の輸入自動車販売は、前年同期比5.8%減少の71万9,400台に留まっているが、国産の自動車販売は8.0%増加の272万3,000台と好調に推移している。

今年11カ月間のトラック生産は前年同期比39.4%減少、バス販売も23.4%減少、自動車生産は0.9%増加、12月の自動車販売は36万7300台が予想されているにも関わらず、自動車生産は27万6,400台に留まると予想されている。

今年11カ月間の自動車の新車登録台数は、前年同期比4.8%増加の344万2,000台、今年のブラジル国内の自動車生産は、昨年の世界7位から8位に後退すると予想されているが、ブラジル国内の自動車の市場は昨年同様に4位を確保すると予想されている。(2012年12月8日付けエスタード紙)


 

第3四半期の商業銀行の純益は大幅に減少

第3四半期の商業銀行の純益は、昨年8月から中銀による政策誘導金利(Selic)の5.0%以上の利下げの影響で商業銀行のクレジット金利が大幅に減少したために、前年同期比31%と大幅に減少している。

第3四半期の100商業銀行の純益は、121億レアルと前年同期の175億レアルから大幅に減少、純益黒字を計上した銀行は、昨年同期の76銀行から64銀行に減少している。

第3四半期のイタウー銀行の純益は34億レアル、ブラデスコ銀行は29億レアルを計上、しかしブラジル銀行が資本参加しているヴォトランチン銀行は、4億9,700万レアルの赤字を計上、連邦貯蓄金庫が資本参加しているパナメリカーノ銀行は、2億600万レアルの赤字を計上している。

Selic金利の減少に伴って商業銀行の純益は圧迫されており、クレジット部門の平均収益も6.0%減少、イタウー銀行並びにブラジル銀行のクレジット部門の収益は7.0%減少している。

ブラデスコ銀行のクレジット部門の収益は前年同期と同じ水準であったが、果敢にクレジット部門を拡大している連邦貯蓄金庫は15%増加、商業銀行は住宅向けクレジット部門を縮小している。

Selic金利の減少に伴って商業銀行の純益は減少、また延滞率増加による支出は13%増加の237億レアルに達しているが、一方で資金調達の支出は33%減少の540億レアルとなっている。

商業銀行の第3四半期の手数料収入は12%増加の69億レアル、特に連邦貯蓄金庫の手数料収入は26%、ブラジル銀行は17%、イタウー銀行並びにブラデスコ銀行はそれぞれ12%増加したが、連邦政府の要請による手数料金の引下げが10月であったために、第4四半期の商業銀行の手数料収入は、大幅に減少すると予想されている。

第3四半期の商業銀行の支店数は公立銀行を中心に7.0%増加、人件費は9.0%増加、しかしブラデスコ銀行は10%の人員を削減した一方で、サンタンデール銀行は19%増加している。

中銀は国際的に活動する銀行等に信用リスク等を加味して、一定以上の自己資本比率を求める国際的統一基準であるバーゼル指数を最低でも11%以上維持するように商業銀行に指導しているにも関わらず、ポルトガル資本のBanif銀行は9.5%、 BVA銀行は5.2%とそれぞれ11%を大幅に下回っている。(2012年12月8日付けエスタード紙)


 

製造業は人件費高騰でオートメーション化を進めるか

今年のブラジルの国内総生産(GDP)伸び率は、1.5%を下回ると予想されているにも関わらず、人件費のインフレ指数を上回る調整が大半の製造業セクターで行われているために、ますますブラジル製品の価格競争力が失われて輸出が減少してきている。

これ以上の人件費の上昇は海外製品との価格競争力をさらに削がれるために、人員削減につながるオートメーション化を進めなければならないとサンパウロ州工業連盟(Fiesp)のジョゼ・カルロス・コエーリョ取締役はコメントしている。

労組総連合統計社会経済調査局(DIEESE)の調査によると、今年上半期のインフレ指数を上回る実質賃金の調整は製造業部門の96.5%に達しており、平均実質賃金はインフレ指数を2.23%上回っている。

75万人の組合員を抱えるサンパウロ州のブラジル中央統一労働組合(CUT)は、11月に8.0%の賃金調整で企業側と合意、これはインフレ指数を2.0%上回る実質賃金の上昇となっている。

ブラジルGM社の従業員の時給は20ドル~25ドルとなっているが、メキシコでは8ドル、中国では5ドル~6ドルとなっており、南米GM社のジャイメ・アルジーラ社長はサラリーの下方調整ができないブラジルの労働法の変更や組合との柔軟な交渉への変更が必要であるとコメントしている。(2012年12月9日付けエスタード紙)