イラクの武装勢力の攻勢でナフサ価格が高騰

イスラム教スンニ派の武装勢力「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」がイラク北部バイジにある同国最大の製油所を制圧したとのうわさで、ブラジルの石油化学工業関連の主原料であるナフサ価格が高騰してきている。

6月18日にISISがイラク北部バイジにある同国最大の製油所を制圧したことで、ナフサ価格が8.0%高騰して1トン当たり972ドルまで上昇、コンサルタント会社MaxiQuim社のジョアン・ルイス氏は、今後もナフサ価格は上昇すると予想している。

今年上半期のナフサ価格は前年同期比15%増加の928ドルで推移したが、イラクの内戦が中近東地域に拡大すれば更なる上昇につながるとMaxiQuim社のジョアン・ルイス氏は予想している。

ペトロブラスはブラジル国内の石油派生品の需要を賄うために、国内の販売価格を上回る石油の輸入を余儀なくされており、ナフサ価格の上昇に伴って同社の赤字拡大が余儀なくされる。(2014年6月23日付けヴァロール紙)

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