11月の労働問題研究会に25人が参加して開催

企業経営委員会(松永 愛一郎委員長)の労働問題研究会は2014年11月27日午後4時から6時まで25人が参加して開催、司会は破入マルコス副委員長が務め、初めにSócio-diretor de Ferreira Rodrigues Sociedade de Advogadosのヴォルネイ・タデウ・フェレイラ弁護士は、「International Bar Association(IBA、国際法曹協会)国際会議で討議された法律・労働に関する案件(2014年10月開催 於東京)」 について、International Bar Association(IBA、国際法曹協会)は1947年に設立、世界各国の弁護士会及び個人の弁護士が加入する世界最大の国際法曹団体であり、IBAには2012年時点で45,000名以上の個人会員と150か国以上にわたる200以上の弁護士会が加盟、IBAの主な目的は各国の弁護士会間の情報交換を推進すること、法曹の独立及び弁護士が干渉されることなく活動する権利を支えることであり、目的達成のために各部門や委員会を通じた個人会員へのサービス提供、弁護士会に対する支援活動、世界の弁護士に対する人権活動などを行っていると説明した。

10月20日から24日まで開催されたIBA東京大会で討論された一部として、私たちは今や皆が人権弁護士-ビジネスと人権の合流そしてそれが意味するもの、気候変動 正義と人権-IBA会長タスクフォース調査結果と法・制度改革のための提言、気候変動の法と人権、変化と好機-変化する法的環境における司法運営の挑戦、段階的紛争解決条項:ベストプラクティスと誠実な交渉義務の執行/履行強制、-法・制度改革のためIBA会長タスクフォース調査結果と提言、国境を超える紛争における和解交渉、福島原子力発電所の事故:過去の教訓・現在の学び、アジア独禁法当局ラウンドテーブル、アジアにおける企業の社会的責任とは、仲裁における注目のトピック、新興企業と資本市場:世界中の'JOBS法'-成長を刺激するのか、それとも泡と消えるのか?、20年にわたる国際刑事司法の評決-過去に対する国家の責任と現代における国際社会の責任などで意見交換されたと説明した。

 EYのオリヴェイラ・カマクラ共営者は、「より大きな成果を生むための連携」について、最高財務責任者(CFO)は企業の戦略を実行するために、資源が効果的かつ適切に配分されていることを確認する必要があるが、「人」という特殊な資産の潜在価値を把握するのは人事部の役割であり、社員はCFOと最高人事責任者(CHRO)の担当領域の間に存在していると言えるが、この二つの関係は常に良好であるとは限らない。

世界中の企業では成長にあたって財務部と人事部が直面する障害は、財政不足と人材不足であり、この状況を打破するためにCEOはますますCFOとCHROに頼るようになっており、企業のピラミッド型組織において財務と人事は重要度が増し、CFOとCHROが直接CEO に報告し、経営陣と同等であることは今や一般的であり、そして責任の拡大に伴い、CFOとCHROは堅実な専門家であるより、よりビジネスマインドがあって戦略的であることが要求されるようになってきていることなどについて説明した。

PdfSócio-diretor de Ferreira Rodrigues Sociedade de Advogadosのヴォルネイ・タデウ・フェレイラ弁護士「International Bar Association(IBA、国際法曹協会)国際会議で討議された法律・労働に関する案件(2014年10月開催 於東京)」

Pdf EYのオリヴェイラ・カマクラ共営者 「より大きな成果を生むための連携」

講演中のSócio-diretor de Ferreira Rodrigues Sociedade de Advogadosのヴォルネイ・タデウ・フェレイラ弁護士

講演中のEYのオリヴェイラ・カマクラ共営者

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